30代は仕事である程度お金もたまってきて、資産運用を考える人も多くなってくる年代ではないでしょうか?
また、結婚を考えたり、子供が生まれたり、学費が必要になったりとライフスタイルの変化も大きいもの。
「自分や家族のために、資産形成をしたいが、リスクは抑えたい」という30代におすすめなのが不動産投資です。
不動産購入なんて聞くと、ハードルが高い、そんなにお金もないし…と身構えてしまう人も多いのですが、普通の会社員、そして30代は不動産投資を始めるのに最適な年代なのです。
今回は30代で不動産投資を始めるのが最適な理由や、初心者でも不動産投資に失敗しないポイントをご紹介します。
目次
1. 30代会社員で不動産投資をやっている人の割合は多い!
【年齢別不動産投資家割合】
https://live.amcharts.com/MDQ2Y/
【年収別不動産投資家割合】
https://live.amcharts.com/3ZDdm/
健美家のアンケート調査によると、アンケート回答者のうち、一般的な会社員である30代が不動産投資をしている年齢別・年収別・職業別割合は以下の通り。
- 20~30代:約17%
- 年収500万円未満:13%
- 年収500万円以上、1,000万円未満:32.3%
- 会社員:57.2%
データ参照元:健美家 第12回不動産投資に関する意識調査(2023年10月9日~10月23日)
30代年収500万円未満の会社員でも、不動産投資を始めることは一般的になりつつあるのです。
2. 不動産投資は30代で始めるのが最適な5つのワケ
では、なぜ30代で不動産投資をすることが最適と言えるのでしょうか?
おすすめポイントが5つあるのでご紹介します。
①30代は年収が上がり、仕事が安定してくる時期なので不動産投資を考えやすい
30代で会社勤めであったり公務員であれば、一般的に仕事が安定し、年収もアップしてくる年代です。
資金にも余裕が出て、投資や資産運用などお金を動かす仕組みについて考えられる絶好のタイミングと言えるでしょう。
②ローン審査に通りやすく、長期のローンが組みやすい
不動産投資を始める際は、ほとんどの方が金融機関でローンを組みますが、30代のサラリーマンの場合はローン審査に通過しやすい年代。
不動産投資ローンは、投資物件自体の資産価値も審査基準に入りますが、あなたが「職業や収入が安定しており、返済不能になるリスクが低いかどうか」を見ています。
よって会社に何年も勤めており、年収も安定してきている30代のサラリーマンであればローン審査に通過しやすいと言えるのです。
また定年まで年数があるので、長期ローンも組みやすい上に、早めに始めておくことで、定年前にローンを完済することも可能になります。
③給料以外の収入(家賃収入・売却益)が得られる安心感
不動産投資をすることで、給料+αで収入(毎月の家賃収入)を得ることができ、自分を含め家族のゆとりある生活に繋がります。
30代は、結婚・出産・育児と何かしらお金がかかるライフイベントが増えやすい年代です。
本業のみの収入では不安になる人も多いため、コツコツと低リスクで資産形成ができる不動産投資が向いています。
また、家賃収入のみならず、不動産を売却することで、まとまった資金を得ることが可能に。
また子供が大きくなり大学や専門学校進学・上京する、また両親の介護が必要になるなど、多額の資金が必要になることもあるでしょう。
いざとなった時に、不動産を売却して利益を得ることができるのも不動産投資の特徴です。
ローン完済後も毎月安定した家賃収入が得られる
家賃収入から毎月のローン返済額を引いたお金が手元に入ってきますが、ローン返済後の家賃収入は全てあなたのものになります。
不動産に定期的にメンテナンスを加え、入居者が常にいるような物件を保つことができれば、
長期間安定して家賃収入を得続けることができるのも不動産投資の魅力の1つです。
④ほとんど手間がかからないので本業や家事と両立できる
不動産投資は、物件の管理や入居者対応を管理会社に委託することで、手間をかけることなく家賃収入を得ることができます。
日中は本業や家事・育児に追われている初心者の女性でも、男性でも、不動産運用は可能なのです。
何かあったら管理会社から電話が来るぐらいで、あなたがすることはほぼなにもありません。
家賃を受け取り、管理委託料(相場は家賃の5%)を払ったり、ローンを返済して手元に残ったお金は全てあなたのものになります。
⑤年金や保険の要素がある
ローン返済後の家賃収入は全てあなたのものになることは先述お伝えしましたが、不動産投資は老後の資金、つまり私的年金代わりにもなるのです。
また、不動産ローンを組む際は、ほとんどの金融機関で「団体信用生命保険」に加入することを求められます、
団体信用生命保険(団信)とは、あなたが重度の障害を負った場合もしくは死亡時※に、保険会社が代わりにローンの残債を金融機関に支払ってくれるもの。
つまり、ローンのない投資物件が家族の元に残り、家族は物件を売って売却益を得たり、家賃収入を得ることができるため、
不動産投資には生命保険の要素があると言われるのです。
※保険を受け取れる条件は、特約による
3. 30代の不動産投資で失敗しないために押さえておきたいポイント
不動産投資はリスクが低めの投資法ですが、失敗してしまうリスクも少なからずあるため、コツをつかんでおく必要があります。
30代で不動産投資を成功させるための、誰でも実践できる秘訣をお伝えしましょう。
不動産投資にはリスクやデメリットもあることを知っておく(30代で不動産投資をするデメリット)
魅力あふれる不動産投資ですが、リスクやデメリットがあることも覚えておきましょう。
いくら30代が不動産投資に向いているからといって、あなたの状況によっては不動産投資をやらない場合が良いこともあります。
無理に投資を始めるのは危険
貯金0、生活もカツカツだけど収入が得られるなら不動産投資をしよう!という人に不動産投資はおすすめできません。
不動産投資をしていると、毎月のローン返済の他に設備の修繕が必要になり、突発的な支出が発生することがあります。
なので、毎月貯金ができる程度には生活がゆとりがあり、ある程度の預貯金がある状態で始めるのが理想。
30代の収入の安定性は40代に比べると少し低い
30代は一般的に年収が上がり、収入が安定しやすい時期と述べましたが、
40代に比べると転職をする人も少なくなく、まだ安定していない人も多い年代です。
自身の仕事の安定性(ポジションや仕事内容)や会社の状況、年収や家族のことを考え、ローンを組んで返済していくシミュレーションをした上で不動産投資を始めましょう。
子供がいると養育費にお金がかかる
30代で子供を持つ家庭は多いと思いますが、進学や習い事など養育費がかかることを忘れてはいけません。
上記の表を見ると、私立の小学校に通った場合だと、6年間で約900万円以上の学費がかかることに。
子供が独り立ちするまでの資金計画をよく練ったうえで、不動産投資をするかを検討する必要があります。
会社の就業規則を確認し、不動産投資をして問題ないか確認する
会社勤めや公務員をしている場合は、不動産投資を始める前に、就業規則を確認しておきましょう。
不動産投資は基本的に副業には当たりませんが、会社や不動産投資の規模(5棟もしくは10室以上という大規模で不動産投資をしている場合)によっては副業とみなされ、就業規則によっては罰則がある場合もあるので注意が必要。
自己資金を貯めておくなど余裕をもった運用が大事
先述の通り、生活費を削ったり貯金が全くないにも関わらず不動産投資を始めるのは危険です。
ローンある程度(物件価格の10~20%)組み込める頭金が用意できると安心。
預貯金を全て頭金に組み込むのではなく、ある程度余裕を残しておくことで、突発的な修繕・繰り上げ返済などに対応できるので、より堅実な運用ができます。
資金は長期目線ですぐに使うものと使わないものに分けておく
手元資金は、長期的に、すぐに使う資金・後ほど必要になるであろう資金(投資に回す資金)に分けておいてください。
いざまとまったお金が必要になったときに十分な資金がないようでは困ります。
必要なタイミングで資金を用意できるように計画を練っておくと安心できるでしょう。
投資物件選びは慎重にする
基本的に不動産投資は家賃収入が要であり、10~20年と長期的に家賃収入を得ていくことが重要です。
よって、投資する物件選びは不動産投資の成否を左右します。
入居者がつかないような物件を選んでしまうと、家賃収入は得られずローン返済の負担だけが残ることに。
おすすめの投資物件については、「4. 30代におすすめの不動産投資物件」でご説明します。
投資物件を購入する不動産会社選びも重要
購入物件と同じぐぐらい重要なのが、不動産会社選びです。
あなたの投資計画を親身に練ってくれて、しっかり利益の出る物件を紹介してくれるような不動産会社を探すことが重要。
メリットばかりを話すのではなく、リスクや対策法を含めて説明してくれるような、
「あなたと一緒に不動産投資をする気持ちで臨んでいる不動産会社」を探しましょう。
不動産会社に全てをまかせきりにしない
管理会社に管理委託することで、なにもせずに家賃収入を得られる魅力についてはご紹介しましたが、任せきりにしすぎないことも重要です。
不動産投資はいわば「ビジネス」です。
- 実際に物件に足を運んで管理の善し悪しを見る
- 管理会社に状況を聞く
- 売却や投資規模拡大のために不動産の情報を収集する
など、成功している投資家は努力を惜しみません。
全てを任せきりにするのではなく、不動産会社と日頃からコンタクトを取っておくだけでも良いでしょう。
4. 30代におすすめの不動産投資物件
実際に初心者30代が不動産投資をするのにおすすめな投資物件の特徴をご紹介します。
あなたの条件や目標によっておすすめ物件は変わってきますので、不動産会社の営業マンに聞いてみると良いでしょう。
まずはワンルームマンションから始めるのがおすすめ
初心者はまず、ワンルームマンション投資からスタートさせるのがおすすめ。
ワンルームマンションは投資金額も少なく、自己資金の割合も多めにしやすく手が出しやすいのです。
更に単身者からの需要が多く、空室にもなりにくいのが特徴。
収益は少ないものの、低リスクで安心な不動産投資ができます。
中古の投資物件を選ぶ
30代初心者は中古の投資物件を選ぶと良いでしょう。
マンションの資産価値というのは、新築で購入したとたんに下落してしまいますが、築20年頃から下落しにくくなる傾向にあるため、
将来的に売却を考える場合においても中古マンションの方が良い場合があります。
購入価格も新築に比べて安く、利回りが高い傾向にあるのもメリットです。
駅近など需要がある物件を選ぶ
購入する物件の立地は、初心者であるなら駅近がベストでしょう。
特に単身者を狙って不動産投資をするなら、駅近の需要は非常に高く、空室にもなりにくいため、低リスクで不動産投資をすることができます。
物件の最寄り駅のアクセスの便利さや、周辺環境なども見て決めると良いでしょう。
5. 30代不動産投資家のおすすめブログを紹介|女性も大活躍
実際に30代で不動産投資をしている人の体験談はあなたの投資の役に立つでしょう。
不動産投資は男性がやるものというのは間違いで、女性も不動産投資で収益を上げているのです。
30代の不動産投資家が運営しているブログをご紹介します。
30歳からの駆け出し不動産投資blog
30歳で不動産投資を始め、医療関係の仕事をしている「不動産パパ」さんによるブログです。
不動産投資をするにあたっての基礎知識をはじめ、
ご自身が今運営しているアパートを購入してから、日々の不動産投資の様子、心境などが綴られており、初心者にも参考になる内容になっています。
30代OLのハッピー大家生活~不動産投資の日々~
30代OLで不動産投資をしてる「よう」さん。
ご自身が不動産会社に勤めており、宅建やFPなどの資格も保有しており、不動産市場の時事ネタなども読むことができるブログです。
不動産投資の前にすべきこと・実際の入居者とのトラブル・物件探しなどさまざまなことが綴られています。
6. 30代からの不動産投資は有利!まずは情報収集から始めよう
30代は不動産投資を始めるのに最適な年代であり、資金計画・投資計画を練ってよい物件を購入することで成功できます。
ポイントを押さえて、毎月順調に家賃収入を生み出せるのが理想ですね。
ただ、不動産投資の資金計画を練るにしても、どうやったらよいか、
どうやって優良物件を選べばよいか分からない人も多いでしょう。
そこで、MIRAIMOのLINE公式アカウントや個別相談会をご活用ください。相談は無料です。
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