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日本の銀行ランキングTOP10|格付け機関からの独自調査!信用できる金融機関は?

監修
西澤佑介
国際公認投資アナリスト(CIIA®)/ファイナンシャルプランナー

早稲田大学卒業後、SMBC日興証券(旧日興コーディアル証券)入社。
同社では

  • リテール部門:支店営業
    個人富裕層向け資産運用/非上場企業向けコンサルティング営業
  • ニューヨーク拠点:エクイティグループ
    北米の機関投資家に対する日本株セールス&トレーディング
  • ホールセール部門:カバレッジバンカー・RM
    上場企業のエクイティ・デットファイナンス、IPO、M&A 等の財務戦略アドバイザリー

など数々の業務に従事。

現在は投資・資産運用アドバイザーとして顧客向けのポートフォリオ案策定・リスクマネジメント案構築のほか、講師として各種セミナー・講演会で登壇。

2016年3月4日、東宝東和子会社の東和ピクチャーズよりパラマウント配給作品の第一号として公開された映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(原題: The Big Short、原作: マイケル・ルイス)で金融英語を中心に字幕監修を担当。

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銀行不倒神話はもう過去のことかもしれません。

昨今の銀行の再編や合併のニュースを見ていると、銀行の破綻リスクが頭をよぎることはありませんか?

銀行の慌ただしい再編の動きは今後まだまだ続きそうです。

 

私たちお金を預ける側からすると、一体どの銀行が信頼できるのか、何となく考えてしまいますよね。

いまは預金保険制度、いわゆるペイオフのおかげで1,000万円までの預貯金は守られてはいます。

しかしそれ以上の預貯金は、あちこちに分散しなければなりませんね。お金持ちにはお金持ちの悩みがあるようです。

 

今回は信用できる銀行はいったいどこなのかを知るために、格付け機関による銀行の評価をチェックしてみましょう。

格付けというと、銀行だけでなく企業や国など、様々なものを評価することで有名ですが、銀行の格付けでは、内部の財務状況を厳しくチェックしてくれているので、倒産リスクも知ることができそうです。

※2019年5月現在の情報です。

格付けとは?|銀行の格付けから見える信用度

監修
西澤佑介

銀行の信用力を見るという点では、リーマンブラザーズの破綻後、各国の中央銀行や金融監督当局からなるFSB(金融安定理事会)が発表している「G-SIFIs(G-SIBs)」も参考になるでしょう。

邦銀からはメガバンク3行が選ばれています。

格付については各社で多少の評価の違いもありますし、大きな点では国際的なS&PやMoody'sなどと国内におけるR&Iなどでは格付水準が異なるので単純比較には注意が必要です。

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銀行などの法人の信用度をはかるための格付会社は、国際的にはムーディーズ・スタンダード&プアーズ(S&P)・フィッチ、

国内では格付投資情報センター(R&I)・日本格付研究所(JCR)といった会社が有名です。

それぞれ独自の調査と分析で国や地方自治体、事業会社の格付けを行っています。

 

格付けランクは格付会社によって多少表記の違いがありますが、「AAA」~「D」までのアルファベット記号を用いて表されるのが一般的です。

こうした評価を見ることで銀行の信用度がわかるので、客観的に評価する良い判断材料となりますね。

また「ポジティブ・安定的・ネガティブ」といったアウトルックから格付けの方向性を知ることもできます。

 

今回はこうした格付けを総合的に評価し、ランキング形式でご紹介。

ここから財務の健全性を知る手掛かりにして、倒産しにくい銀行を探してみましょう。

※ちなみに今回のランキングではネット銀行が入っていませんが、その理由はネット銀行は格付け機関から評価されていないところが多く、複数の格付けを総合評価した今回のランキングからは除外することになりました。

参考:格付投資情報センター(R&I) 日本企業格付け一覧 https://www.r-i.co.jp/file/topics_data_lists_japanese-corporate-50.pdf

株式会社日本格付研究所(JCR) 格付一覧 金融法人 https://www.jcr.co.jp/ratinglist/finance

2019年5月現在

【PR】じぶん銀行

正式名称 株式会社じぶん銀行
創立年月日 平成20年6月
拠点数 ネット銀行なので拠点なし
従業員数 315人

じぶん銀行の概要

じぶん銀行はauと三菱UFJ銀行がコラボしたネット銀行です。

auの携帯電話やWi-Fi(auひかり)などを使っている人は

  • カードローンを組む時に最大0.5%金利優遇される
  • じぶん銀行からauの支払い料金を引き落とし口座に設定すると2年間で最大4,800WALLETポイントがプレゼントされる
  • じぶん銀行口座からau WALLETのプリペイドカードにチャージするとWALLETポイントが5%プレゼントされる

などauユーザーに優しい特典が盛りだくさんなので口座を持っておいて損はありません。

10位:新生銀行

信用格付

  • 長期カウンターパーティ格付け※1:BBB+
  • 長期格付:A‐
  • 発行体格付※2:A-
  • 短期格付: a-1
  • 格付けの方向性:安定的

※1 債務者の総合的な信用力のこと

※2 債券の発行体(金融機関を含む)の信用リスクのこと。

正式名称 株式会社新生銀行
創立年月日 昭和27年12月
拠点数 国内支店28、国内出張所7
従業員数 5,360人

新生銀行の概要

新生銀行は前身の日本長期信用銀行から引き継ぎ、2000年にスタートした銀行。

インターネットバンキングの先がけで、その後他の銀行も続々ネットバンキングに参入する足掛かりとなりました。

コンビニATM出金手数料無料が無料になったり他行振込手数料が無料になるなど、充実したサービスを提供していることで定評があります。

また銀行としては唯一Tポイントと連携しており、Tポイントの現金化などさまざまなTポイントサービスを利用することが可能。

そのため個人客に人気がある銀行です。

新生銀行の公式サイトはこちら

9位:埼玉りそな銀行

信用格付

  • 長期カウンターパーティ格付け:-
  • 長期格付:AA-
  • 発行体格付:A+
  • 短期格付:a-1
  • 格付けの方向性:安定的
正式名称 株式会社埼玉りそな銀行
創立年月日 2002年8月27日
拠点数 国内支店130
従業員数 3,308人

埼玉りそな銀行の概要

埼玉りそな銀行は、りそなホールディングスグループの一員の都市銀行。本店は埼玉県さいたま市浦和区。

地域密着型金融への取り組みとして、埼玉県内にたくさんの支店を設置

またりそなホールディングスグループの中核を担う銀行として、りそな銀行と共にグループを支えています。

埼玉りそな銀行はりそな銀行と分かれてはいるものの、サービスは同じなのでグループ会社として全国に営業拠点があるようなものです。

埼玉りそな銀行の公式サイトはこちら

8位:横浜銀行

信用格付

  • 長期カウンターパーティ格付け:-
  • 長期格付:AA
  • 発行体格付:AA-
  • 短期格付: a-1+
  • 格付けの方向性:安定的
正式名称 株式会社横浜銀行
創立年月日 1920年12月16日
拠点数 国内支店199、国内出張所7、海外支店1
従業員数 4,840人

横浜銀行の概要

横浜銀行は、神奈川県横浜市西区に本店を置く地方銀行。「はまぎん」の愛称で親しまれています。

日本国内最大の地方銀行です。

法人だけでなく個人向け融資も積極的に取り組み、地元に愛される地銀として昔から根強い人気があります。

横浜銀行の公式サイトはこちら

7位:三井住友信託銀行

信用格付

  • 長期カウンターパーティ格付け:A
  • 長期格付:AA-
  • 発行体格付:A+
  • 短期格付: a-1
  • 格付けの方向性:安定的
正式名称 三井住友信託銀行株式会社
創立年月日 1925年7月28日
拠点数 国内支店148、海外支店5
従業員数 13,647人

三井住友信託銀行の概要

三井住友信託銀行は、三井住友トラスト・ホールディングス傘下の子会社。

住友信託銀行と中央三井信託銀行の合併でできた信託銀行です。

国内最大規模でメガ信託とも呼ばれています。

メガ信託とはいえメガバンクとは大きな差が。

三井住友信託銀行の公式サイトはこちら

6位:りそな銀行

信用格付

  • 長期カウンターパーティ格付け:A
  • 長期格付:AA-
  • 発行体格付:A+
  • 短期格付:a-1
  • 格付けの方向性:安定的
正式名称 株式会社りそな銀行
創立年月日 1918年5月15日
拠点数 国内支店328
従業員数 8,966人

りそな銀行の概要

りそな銀行はりそなホールディングスの子会社で、信託部門とあわせて経営している唯一の都市銀行

りそな銀行といえば公的資金が入ったりそなショックが記憶に新しいところではありますが、その後順調に業績回復。

今年はさらに地銀合併をすすめ、ますます大きなグループになろうとしています。

りそな銀行はメガバンクに次いで大きな都銀で、5大メガバンクと言われることも。

窓口業務を午後5時まで行っているのでとても便利な銀行。

また都銀にも関わらず、どこか親近感のある独特な店舗の雰囲気があると話題になっています。

りそな銀行の公式サイトはこちら

5位:みずほ信託銀行

信用格付

  • 長期カウンターパーティ格付け:A
  • 長期格付:AA
  • 発行体格付:AA-
  • 短期格付: a-1+
  • 格付けの方向性:安定的
正式名称 みずほ信託銀行株式会社
創立年月日 2003年3月12日
拠点数 国内支店36、国内出張所21、海外現地法人2
従業員数 3,266人

みずほ信託銀行の概要

みずほ信託銀行は、みずほフィナンシャルグループの子会社。

不動産事業に強く、その他遺言・相続といった分野も得意としています。

個人向け事業に積極的に取り組んでいます。

みずほ信託銀行の公式サイトはこちら

4位:三菱UFJ信託銀行

信用格付

  • 長期カウンターパーティ格付け:A
  • 長期格付:AA
  • 発行体格付:AA-
  • 短期格付:a-1+
  • 格付けの方向性:安定的
正式名称 三菱UFJ信託銀行株式会社
創立年月日 1927年3月10日
拠点数 国内支店56、海外支店6
従業員数 6,959人

三菱UFJ信託銀行の概要

UFJ信託銀行は、三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社です。

信託銀行としては、三井住友信託銀行に次ぐ第二位の規模で三菱信託銀行とUFJ信託銀行の2社合併により誕生しました。

三菱UFJファイナンシャル・グループが海外に積極的に乗り出していることもあり、三菱UFJ信託銀行も海外進出しています。

三菱UFJ信託銀行の公式サイトはこちら

3位:みずほ銀行

 

信用格付

  • 長期カウンターパーティ格付け:A
  • 長期格付:AA
  • 発行体格付:AA-
  • 短期格付:a-1+
  • 格付けの方向性:安定的
正式名称 株式会社みずほ銀行
創立年月日 2013年7月1日
拠点数 国内支店421 、国内出張所45、海外支店26、海外出張所17
従業員数 29,848人

みずほ銀行の概要

みずほ銀行はみずほフィナンシャルグループの子会社で、国内3大メガバンクの1つ。

第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行の合併で誕生。

第一勧業銀行の業務を引き継ぐ形で、宝くじの発行を今なお継続しています。

みずほ銀行は個人より法人をメインに業務を行っており、全国の47都道府県に支店がある国内で唯一の銀行。

みずほ銀行の公式サイトはこちら

2位:三井住友銀行

信用格付

  • 長期カウンターパーティ格付け:A
  • 長期格付:AA
  • 発行体格付:AA-
  • 短期格付: a-1+
  • 格付けの方向性:安定的
正式名称 株式会社三井住友銀行
創立年月日 2001年4月1日
拠点数 国内本支店数 440、海外支店 18
従業員数 29,658人

三井住友銀行の概要

三井住友銀行は三井住友フィナンシャルグループの子会社で、国内3大メガバンクの一つ。

住友銀行とさくら銀行の合併で、かつての住友財閥と三井財閥が一つになったことで注目を浴びました。

それぞれの経営の強みを生かし、現在も国内金融をリードするメガバンクです。

三井住友銀行は財閥系なので、昔からの贔屓筋をたくさん抱えています。

また業務においては投資部門が強く、投資コンサルティングを積極的に行っているのが特徴。

三井住友銀行の公式サイトはこちら

1位:三菱UFJ銀行

信用格付

  • 長期カウンターパーティ格付け:A
  • 長期格付:AA
  • 発行体格付:AA-
  • 短期格付: a-1+
  • 格付けの方向性:安定的
正式名称 株式会社三菱UFJ銀行
創立年月日 1919年 8月15日
拠点数 国内支店766、海外支店75
従業員数 35,214人

三菱UFJ銀行の概要

三菱UFJ銀行は、三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社で、国内3大メガバンクで最大級。

東京三菱銀行とUFJ銀行の合併により、三菱東京UFJ銀行が誕生。

そして2018年4月1日、社名を三菱東京UFJ銀行から三菱UFJ銀行に変更しました。

三菱UFJ銀行は特に首都圏・関西・東海に支店がたくさんあります。

また海外にも積極的に進出し、アメリカのユニオンバンクを子会社にしていて、国際業務に力を入れているのが特徴。

三菱UFJ銀行の公式サイトはこちら

メガバンクをはじめとする大手銀行が高評価

今回はメガバンクを中心とした大手都市銀行や大手信託銀行が上位にランクインする形となりました。

残念ながら地方銀行では横浜銀行が唯一ランクインしただけの結果となってしまいましたね。

 

地方銀行は地域に根ざして、中小企業や個人を中心に積極的な業務を行っていますが、

近年は業績悪化が深刻な問題となっているところが多く、地銀再編が進んでいます。

地方の過疎化問題なども影響し、なかなか業績の上がらない地銀は経営統合をせざるを得ない状況。

メガバンクをはじめとして、大手都市銀行は海外進出やさまざまな金融商品の取り扱いで収益を伸ばし、地銀より業績を出しています。

地銀にはこうしたノウハウがないので、格差が大きくなってしまっているのです。

 

そうは言ってもメガバンクも最近では支店の統廃合や、大幅な人員削減など、経営状況の悪化を防ぐための対策を迫られているところ。

国内金融業界の今後の先行きはなかなか不透明な面が多いので、

お金を預ける我々個人から見ると、こうした格付けによる評価はかなり注目すべき点で今後も目が離せませんね。

 

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