第一線でバリバリと働くのは若いうちだけ。
できることならセミリタイア(資金を貯めて、定年退職前に仕事を辞めること)をして、悠々自適な生活をしたいと考えたことはありませんか?
でも少し待ってください。
いくら貯蓄があろうとも、いずれは底が尽きてしまい、結局は職場復帰する人が多いのもまた事実…。
よってセミリタイア後も悠々自適な生活を送るためには、計画的な資産運用が必要になります。
中でも不動産投資というのは、セミリタイアの生活を実現する上で、大いに役立つ存在。
思い描いている夢の生活を実現するためにも、不動産投資を活用したセミリタイア生活について考えてみましょう。
今回は不動産投資でセミリタイアを目指すために必要な5つの条件や方法、実際にセミリタイアをした不動産投資家のブログなどをご紹介します。
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目次
1. 不動産投資家にとってセミリタイアは目指す場所?
不動産投資でセミリタイアを考えているあなたは、セミリタイアが「目的化」していませんか?
セミリタイアすること自体を目標にしてしまうと、実現した後に困ることになるでしょう。
大切なのはセミリタイアすることではなく、セミリタイアした後の生活をどのようにしていくか、ということにあります。
セミリタイア後の生き方も考えておく必要がある
大切なのはセミリタイアをした後に、何をしたいのかを明確にイメージしておくことです。
そして、何をするのにもお金の問題はつきまとうということを頭に入れておくことが大切。
お金に不安を覚えると、再び職場へと戻っていくことになりかねません。
セミリタイアを目標に不動産投資している人も、セミリタイア後に不動産投資での資産運用を考えている人も、
一度立ち止まってセミリタイアそのものについて考えてみましょう。
2. 不動産投資でセミリタイアをするために必要な5つの条件
不動産投資というのは、物件のオーナーになり、入居者からの家賃収入や売却益で収益を上げていく投資法です。
セミリタイアした後も一定の収入が見込めることが、大きな魅力となっています。
セミリタイア後にお金の心配をしたり、切り詰めた生活を強いられるくらいなら、サラリーマンを続けていた方が良かったこともあるでしょう。
そうならないためにも、不動産投資でセミリタイアするにあたって、あなたに必要な5つの項目を挙げていきます。
①セミリタイア後でも充分にキャッシュフローが得られること
不動産投資でセミリタイアをするためには「不動産投資だけで生活できるぐらいのキャッシュフローを得続ける」ことが条件となります。
サラリーマンを続けることのメリットに、「融資を受けやすい」という点が挙げられます。
融資を受けることができれば、自己資金の何倍もの大きな投資を行うことができるのが不動産投資の特徴。
融資を受けて物件を買い増しし、月々のキャッシュフロー(家賃収入からローン返済額を含めた諸経費を引いた手残り)だけで生活できるぐらいのゆとりが必要になります。
②万一のためや新たな投資物件を購入するための充分な貯えがあること
不動産投資でセミリタイアを目指すなら、充分な貯えを用意しておくことが必要です。
不動産投資には物件の修繕やメンテナンス費用が急に必要になることもあります。
また病気や事故など万一のことへの備えや、さらに投資を拡大するためなど、資金には余裕を持っておきたいものです。
③不動産投資で培った人脈を活用すること
不動産投資を考える人を対象にしたセミナーなどは、不動産投資について相談する営業マンや投資仲間を見つける上での絶好のチャンス。
また、不動産投資について知識をつけることもできるので、初心者の方は1回は足を運ぶべきです。
良いパートナーを得なければ不動産投資は成功しません。
人脈を築くことを怠らないようにしましょう。
④家族の同意を得ること
やはり巨額の融資を受けることは、誰でも不安を感じるはずです。
一人きりでその問題にあたることは、それだけ心的負担が大きくなります。
身近な家族の同意を得るだけでも、この心的負担は軽くなるはずです。
理解して応援してくれる存在は、大変心強いものになるでしょう。
⑤個人でやっていくためのマネジメント力を身につけること
セミリタイア後は、会社という後ろ盾がなくなり、何事も個人の判断で暮らしていかなくてはなりません。
その時になって慌てるのではなく、自身をマネタイズする視点を常に持っておくようにしましょう。
自身をマネジメントする力というのは、特別なレッスンを必要とするものではありません。
それこそサラリーマンとして日々の仕事に向き合う時の心掛けひとつでも、大きく伸ばすことのできる能力です。
3. セミリタイアを目指すための不動産投資方法
セミリタイアを目指す不動産投資でとにかく必要になるのは、元手となる資金です。
規模の大小は問わず、投資に回せる資金を確保することが大切です。
初めて不動産投資をする人を想定して、その不動産投資の方法を考えてみましょう。
まずは少額から始め、規模を拡大していく
融資を受けてレバレッジをかけ、大きなリターンを得るのも魅力に感じますが、いきなり多額の借金を抱えるリスクを回避するためにも、
最初はワンルームマンションのような小規模で無理のない範囲の物件から始めることをおすすめします。
ただ、ワンルームマンション一室のみでセミリタイアを目指すことは難しいもの。
一件目が軌道に乗ってきて、資金に余裕が出た頃にマンション一棟やアパート経営を視野に入れるのも手です。
個人の収入条件などにより、投資のスタートに適した物件には違いがありますので、営業マンに尋ねてみましょう。
リフォームが必要な箇所の見極めが重要
投資用の中古物件を探す上で、絶対に見落としてはならないことが、雨漏り・シロアリ・傾きなど、物件の瑕疵(問題)がないかという点です。
物件の修繕には、莫大な資金がかかってしまいます。不良物件に手を出さないように気を付けてください。
またクロス張替えや畳の新調・室内のクリーニング・フローリング張替えなど、入居者が気になる点を考慮して、リフォームを施すようにする必要がある場合も。
物件の費用だけでなく、入居者を募集する前の修繕費用やリフォーム費用なども見越して購入を決める必要があります。
賃貸募集や管理を依頼する管理会社の選び方もポイント
手に入れた物件のリフォームが終われば、賃貸の募集をかけ、実際に不動産投資を始めることになります。
そこでパートナーとなる管理会社選びは重要になるでしょう。
熱心に借り手を探してくれる管理会社を見つけるためには、
- 入居率の高さ
- 料金
- インターネットでの評判
などを参考にしつつ、実際に管理会社に問い合わせてみて、担当者の対応や相性をチェックすることも重要になります。
投資をする上で利回りの計算が重要になる
不動産投資では利回りの計算をすることも非常に重要になります。
(年間の賃料)÷(物件購入にかかった総額)=利回り
物件購入に350万円、リフォームに50万円かかり、賃料を6万円と仮定しましょう。
購入費用の総額は400万円で、年間の賃料は72万円となります。
そのことから、720,000÷4,000,000となり、利回りは18%。
ただし、上述の利回りは「満室経営ができているもの」かつ、「ローン返済分などの諸費用も入っていない」ということを踏まえ、余裕を持った資金計画を立てましょう。
4. 不動産投資でセミリタイアを目指す目安について
課税所得金額が900万円となったあたりから、いわゆる“税金の壁”が出てきます。
900万円以上稼ぐと所得税がぐんと上がるのです。
不動産所得のみで年間900万円を超えたら、セミリタイアして、法人化した方が良い目安と言えそうです。
5. 不動産投資でセミリタイアを目指すおすすめのブログを紹介
不動産投資で財を成し、見事にセミリタイアを果たした人は、どんな方法で成功したのでしょうか。
うまくいった人のなかには、自身の経験をブログに書き綴っている人がいます。
そこでおすすめのブログを3つご紹介しましょう。
投資をする上での失敗談なども書かれていますから、不動産投資を始めたい人にはぜひ参考にしてください。
夫婦で目指す!不動産投資でセミリタイアへ!!
金融系企業でサラリーマンをやっているブログ主の中川理さんが、
夫婦の力を合わせて不動産投資でセミリタイアを目指して奮闘する日々がつづられています。
貧乏サラリーマンが本気でセミリタイアを目指す不動産投資日記
26歳から不動産投資を始め、数億の借り入れを経て、現在では家賃収入と法人売り上げで毎年1億円以上の売り上げを得ているアルキミスタさんのブログです。
28歳からの投資生活(不動産投資でセミリタイアしました)
http://mcfly1983.blog.fc2.com/
2014年から不動産投資を始め、そこからわずか1年半で脱サラを実現したマクフライ1983さんのブログです。
現在ではネット事業や知人の事業への出資などについても書かれています。
6. 不動産投資でセミリタイアを目指すには、セミリタイア後まで見越した計画を練ることが重要!
以上、セミリタイアを考えている人に向けて、不動産投資を用いた資産運用の有効性を紹介してきました。
何よりも大切にしたいのは、セミリタイアを果たした後の人生設計をしっかりと計画しておくことです。
この点を踏まえて、自身にあった不動産投資の在り方を考えることが重要です。
不動産投資を始めたいが、何から手を付けたらよいか分からない、一緒に計画を立てて欲しいなど、
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