マンションを少しでも高く、早く売却することは簡単なことではありません。
高い価格で売るためには、心構えとしっかりした下準備が必要です。
不動産会社任せにせず自身で売却のコツを押さえた上で、マンションの売却を進めることが大切なポイントになるでしょう。
今回はマンション売却を成功させる8つのコツと、成功例や失敗例をご紹介します。
目次
1. マンションを早く高く売却する8つのコツ
マンションを高値で売却するためには、8つのコツを掴むことが重要。
決して難しいことではなく、少し気を付けるだけの簡単なことです。
このポイントを実行するかしないかでは、結果は大きく変わります。
売却を始める前に8つのコツを覚えておきましょう。
①査定は複数業者に頼む
売却の第一歩である不動産会社への査定依頼は、複数の業者に依頼することがポイントです。
一社だけでは査定価格の基準がわからず、価格の目安はもちろん不動産会社選びにも失敗してしまう可能性があります。
一括査定サイトなら素早い査定が可能
複数の業者に査定依頼をする場合、インターネットの一括査定サイトなら手軽でスピーディーです。
一括査定サイトは数多くあるため、物件のエリアや特徴にあった一括査定サイトを選ぶと良いでしょう。
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②中古マンション売却が得意な不動産会社を選ぶ
査定の次は、売却を依頼する不動産会社を選びます。
不動産会社は数多くあるため、どこに頼んだら良いのか悩んでしまう方も多いです。
選ぶポイントはいくつもありますが、大前提となるのが「中古マンションの売却が得意な不動産会社」でなくてはいけません。
実績やサポート・サービスをチェックしよう
中古マンションの売却が得意であるかを判断するには、売却実績を見ることです。
売却の実績が少ないようであれば、売却が得意とは言えないでしょう。
実績と合わせて、インターネットやチラシなど広告にどれだけ力を入れているかというのも判断材料のひとつになります。
さらに、売却後のサポートやサービスがある会社は安心感も高いです。
③不動産会社と専任媒介契約を結ぶ
専任媒介契約とは、不動産会社1社のみに依頼ができ、他社には依頼をすることができない契約のこと。
契約期間は最長3ヶ月とされており、不動産会社は契約から7日以内に全国の不動産売却情報が集約される「レインズ」への登録が義務とされています。
さらに不動産会社は依頼者へ、2週間に1度以上は売却状況の報告が必要です。
自分でも探したい場合は一般媒介契約を
一般媒介契約とは、同時に複数の不動産会社に依頼することが可能です。
契約期間は設けられておらず、レインズに登録する義務もなく、
専任媒介のように不動産会社が依頼者へ売却の状況報告の義務もありません。
自分で買主を見つけた場合、不動産会社を通さず契約できるため、自分でも探したい場合にはおすすめです。
④マンションを売却するタイミングを見極める
マンションを高く早く売却するには、「タイミングを見極める」ことが重要です。
タイミングが合えば、通常の相場以上の価格で売却できるケースも少なくありません。
最適な売り時を見極めていきましょう。
需要が高まる売り時とは
マンションの最適な売り時とは、需要が高まっているタイミングということ。
需要が高まる時期はいろいろとありますが、日本経済の状況や近隣環境の変化を見極めることが大切です。
金利の低下や資産価値の上昇、近隣の再開発など状況の変化が需要の高まりに繋がります。
⑤いくらで売る?売り出し価格は近隣相場に合わせる
いくらで売却するかは、自分の希望だけで決められるものではありません。
希望価格を決めていたとしても、需要とのバランスが合わなければその価格では売れないでしょう。
売り出し価格の決め方は、近隣物件の相場に合わせることがポイントです。
早さを優先する場合は相場より低い価格に
売却価格よりも早さを優先する場合には、近隣物件の相場よりも低い価格にする必要があります。
お得感のある価格設定にすることで、早く売却できる可能性が高まるでしょう。
早く売りたい・売れにくい物件の場合は「買取」もおすすめ
早く売りたいけど、売れにくい物件で時間が掛かってしまうケースがあります。
そのような場合には、「買取」もおすすめです。
買取とは不動産会社に直接マンションを買い取ってもらうパターンで、買主を待つわけではないので条件さえ合えばすぐに売却できます。
但し、売却価格より低い価格となることを覚えておきましょう。
⑥不動産会社に効果的なマイソクを作ってもらう
マイソクとは、売却に必要な広告のことです。
効果的なマイソクを作ることで、マンションを高く早く売ることに繋がります。
閲覧数を上げるには|アピールポイントの写真を提供しよう
効果的なマイソクとは、閲覧数が多くアピール度の高い広告です。
閲覧数を上げるには、物件のアピールポイントを高めることが重要。
アピールポイントは所有者だからこそわかるところもあるため、積極的に写真を提供しましょう。
⑦内覧対応に力を入れる
マンションを売却するまでの工程で、結果を大きく左右するのが「内覧」です。
内覧は購入者が実際に物件を見るタイミングであり、その時に感じる印象はとても重要なポイントになります。
内覧対応は手を抜かず、「購入者に良い印象を与えるチャンス」と考えましょう。
好印象を与える内覧のコツ
内覧の際に好印象を与えるコツがあるのでご紹介します。
- 居住空間が広く見えるように片付けておく
- 清潔感を意識して、しっかりと掃除をし、ニオイにも気を付ける
- キッチン、浴室、トイレ等の水廻りは特に清潔に
- ベランダも忘れずに掃除をする
- 快適な内覧ができるように温度設定も気を付ける
- 明るく見える住空間を演出
- プラスになる周辺環境の情報を提供
- 内覧希望者の日程になるべく合わせる
このようなポイントを押さえると、好印象を与えることができるでしょう。
⑧購入者からの交渉には素早く対応する
購入希望者から交渉が入ったら、なるべく素早く回答しましょう。
回答を待たせている間は、他の物件を探すタイミングを与えてしまうため、素早く対応することが大切です。
購入申込書でチェックすべきポイント
購入申込書を受け取ったら、下記の項目をチェックしましょう。
- 購入希望価格
- 支払い条件
- 支払い方法
- 契約有効期限
- 引き渡し希望日
- その他希望条件
このような項目から、交渉にどのような対応をするか判断していきます。
2. マンションを早く高く売るための下準備と心構え
マンションを早く高く売るために、実際に売却する時の下準備と心構えをしておくと良いです。
いざ売却で交渉が入った時に、悩んでしまうことで対応が遅れるケースや、時間の余裕がなく焦ってしまうこともあります。
このようなことがないよう、さまざまな状況を踏まえシュミレーションをしておくと、実際に対応するとき安心です。
①体験談でマンション売却の成功例・失敗例を知っておく
インターネットには、さまざまな成功例や失敗例の実例が多く見受けられます。
他の人のマンション売却の体験談を知ることで、自分が万が一同じようなケースになっても対応がしやすくなるでしょう。
②必要に応じて値下げする勇気を持つ
希望価格で売りたいがために、価格交渉が入った時に値下げができないこともあります。
しかし、希望価格から多少の値下げをする心構えは必要です。
必要に応じて、値下げする勇気を持っておきましょう。
ローンの残債より高く売れるとは限らない
売却価格の設定で、ひとつの基準となるのがローンの残債です。
売却価格がローンの残債を下回ってしまうと、自己負担が発生するため避けたいところですが、ローンの残債よりも高く売れるとは限りません。
ローンの残債より低い価格の場合はどうするか、判断できるような目安があると良いでしょう。
③売却までに時間的な余裕を持つ
売却までの時間に余裕がないことは、焦りが出てしまうため希望通り売却できることは難しいです。
マンション売却の際は、なるべく時間に余裕を持ってスタートできると良いでしょう。
3. マンション売却のコツを押さえて早く高く売り抜けよう!
マンションを高く早く売却するためには、当記事でご紹介した8つのコツを掴むことが大切です。
ちょっとしたポイントに気を付けるだけで、売却の結果も大きく変わることがあります。
売却が始まった後もスムーズに話が進むように、下準備や心構えをしておくことも必要。
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