2023年4月現在、日本のみならず、世界でコロナウイルスが蔓延し、人・モノの動きが制限されることによって経済にも大打撃を与えています。
株式投資をやっている人は、大幅に株価に影響があり、大損をしてしまったという人も多いのではないでしょうか。
他に、不況にも強い投資法・資産形成法はないのか?という人には、不況に強い投資法として不動産投資がおすすめ。
当記事では、不動産投資が不況に強い理由と、不況に負けず失敗しないための不動産投資のコツをご紹介していきます。
目次
1. 不動産投資が不況に強い理由2つ
不動産投資には、①不動産を購入し、賃貸に出して家賃収入を得る②不動産を売却して売却益を得る
といった2つの投資法がありますが、
不動産投資が不況に強い理由は、主に「家賃収入を得る」というところにあります。
①不況下でも家賃収入には安定性がある
不況下でも、家賃がなくなることや、家賃がいきなり下落するといったことは起こらず、人が退去しない限りは
衣食住の1つである「住居」というのは、人々が生活していくうえで欠かせないもの。
嗜好品やぜいたく品などは不況下は控える
不動産投資は生活必需品である住居を提供しているビジネスであるため、不動産投資は不況に強いと言えるのです。
②住宅購入希望者が賃貸へ流れる
また不況下では住宅購入を考えている人が、一旦考え直して賃貸物件に流れ込んでくる可能性が高くなります。
人は不況下で、「今は不況だから万が一に備えてお金は使わない方が良い」と、消費マインドが低下し、
住宅といった大きな買い物は、余計控える傾向にあるからです。
また、今住んでくれている入居者も不況下では、引っ越し代や新しい住居に住み替えるための費用を惜しんで、
あなたの所有する物件に住み続けてくれる可能性が高くなるでしょう。
2. 不況に負けない不動産投資のコツ|自己資金・分散投資の重要性
不動産投資が不況に強いことはお判りいただけたかと思いますが、あくまで不動産投資は「投資」。
なにも準備せずにただ不動産を購入して放置しているだけでは、収益は得ることができないどころか、不動産を所有していることによるコストだけかさんで、不動産投資は失敗してしまいます。
そこで、不況にも負けない、初心者でもできる不動産投資のコツをご紹介しましょう。
購入する投資物件選びの基準を明確にする
不動産投資において、購入する物件というのは非常に重要です。
投資物件選びの基準を押さえて優良物件を購入しましょう。
物件のエリア|駅近・再開発地区など
まず、購入する物件のエリアを決めましょう。
- 賃貸需要があるエリア
(持ち家志向が高いエリアもあるので避ける) - 駅近
- 再開発が予定されているエリア
- 病院・商業施設など生活インフラが整っているエリア
入居者が入ってくれるかを考えるだけでなく、将来売却することを見越して再開発が予定されているエリアもおすすめです。
物件のタイプ|ワンルーム・ファミリータイプなど
物件のエリアが決まったら、エリアの賃貸需要に即したターゲットを見つけ、物件タイプを決めましょう。
例えば単身者が多いなら、ワンルームマンションや1Kといった間取りの物件、
ファミリー世帯が多いエリアなら、2LDK以上のファミリータイプマンションといった具合に、ターゲットを意識した物件選びが成否を分けます。
できるだけ自己資金を準備しよう
不動産を購入する際は、ほとんどの人が金融機関でローンを組みますが、
自己資金をできるだけ組み込んでおくことも、ローン返済額を少なくすることができ、不況時に安心できる材料となるでしょう。
目安として、物件価格の10%~20%の頭金を用意できると良いです。
また、頭金の他にも、不動産投資には初期費用が、物件価格の3%ほどかかる点も忘れないでください。
全ての自己資金を頭金に充てる必要はありません。不動産投資には税金・修繕費など突発的に発生するお金もあるからです。
収支計画をしっかり立てよう
自己資金と頭金はあまりない…という人も不動産投資を諦める必要はありません。
綿密な収支計画を立てることで不況に負けない不動産投資を行うことができますし、たとえフルローン(物件価格を全てローンで賄うこと)を組んだとしても、安全に不動産投資ができるでしょう。
不動産投資で成功するか否かは、売却する時に決まるので、売却までを見通した収支計画を立てておく必要があります。
売却時までにローンを完済することはもちろんのこと、物件価格や、物件にかけた諸費用を売却時までに回収できるかどうかが重要。
物件のランニングコストや、将来的にかかる修繕費やリフォーム費用なども組み込んでシミュレーションを行い、
数年ごとに収支計画を見返して、ブラッシュアップしていきましょう。
利回りは実質利回りでチェックしよう
物件選びの際、インターネット上には表面利回りが載っていますが、実質利回りをチェックすることを忘れないでください。
利回りとは、物件の購入価格に対しての収益性を測る指標ですが、「表面利回り」には、物件価格以外の支出を含んでいないため、実際に投資した際の参考にはあまりなりません。
年間支出や購入時経費を大まかに出し、実質利回りで収益性をチェックすることが重要です。
(年間収入-年間支出)÷(物件購入価格+購入時の諸経費)×100=実質利回り
3. 不動産投資は不況に強い|購入前の下準備は入念に!
不動産投資は、人にとって必要不可欠な「住居」を提供している点から、不況時でも家賃収入は途絶えず急落することもないため、不況にも強いと言えます。
ただし、購入する物件が何でも良いわけではありませんし、計画なしに投資は成功しません。
もし、不動産投資物件選びに迷ったらプロに相談することをオススメします。
MIRAIMOを運営している株式会社スマミンでは、不動産投資物件を探したいというご要望から、どんな投資計画をしたらよいか分からないなど、
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