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不動産投資の失敗事例まとめ|失敗例から見えてくる失敗する人の共通点とは

「不動産投資は危ない。」「リスクが高い。」と思いこみ、なかなか手を出せない方は多いのではないでしょうか。

確かに、不動産投資で失敗する人は少なくはなく、ネットで調べても

『不動産投資は失敗する』『不動産投資はやめとけ』などネガティブな用語が並びがちです。

 

しかし、不動産投資で失敗する人にはとある共通点があり、

しっかりと手順さえ踏めば失敗するどころか、安定した収益を生んでくれる、生命保険代わりなるなどたくさんのメリットにあふれる魅力的な投資法なのです。

 

今回は不動産投資にまつわるいくつかの失敗事例をご紹介します。

同じ轍は踏まない。ということを意識して当記事をご覧いただければ幸いです。

不動産投資のメリットについては以下の記事でご紹介しているので参考にしてください。

関連記事不動産投資をするメリット11個|デメリット・リスク対策についても解説

2022.10.02

不動産投資の失敗事例①電話で勧誘されるがまま新築ワンルームを購入した例

失敗事例①電話で勧誘されるがまま新築ワンルームを購入した例

Aさんはある日、「マンション投資をすれば、毎月の収入が増えますよ」

という不動産屋からの営業電話を受け、メリットを聞いているうちに魅力的に感じたので、新築のワンルームマンションを購入し、不動産投資をスタートしました。

 

いざ始めてみると、たしかに収入が増えたは良いものの、ローン返済や管理費・修繕積立金などの経費を含めると毎月の手残り(キャッシュフロー)はマイナスに…。

1年ほどマイナスが続いたところでAさんはマンションを売却しましたが、結果購入価格より遥かに安い金額でしか売れず、最終的にAさんの不動産投資は失敗に終わってしまったのです。

「電話をしないと売れない」ということを理解しておく

営業電話がかかってくるのは基本的に「テレアポしないと売れないような物件」を売りたいがためです。

昼夜を問わず、しつこく電話営業をかけてくるような悪質な業者もいるために、不動産投資と聞いて身構えてしまう方も多いでしょう。

 

営業電話を受けて購入するにせよ、しっかりと利益が出るか計算、シミュレーションを出したうえで不動産投資を決めましょう。

利害関係のない第三者に相談するのも有効です。

新築ワンルームのリスクを把握しておく

新築ワンルームのデメリットは「購入価格で売れることはめったにない」ということです。

新築マンションにはディベロッパーの利益や、高額な宣伝費用が上乗せされていることが多く、更に購入したとたんに「中古」となり資産価値が20~30%も落ちてしまうことも。

 

業者がどれほどの利益を上乗せするのを見破るのは中々難しいですが、

気になった物件があれば、不動産会社に価格の内訳を質問するなど積極的に質問をしましょう。

不動産投資の失敗事例②利回りだけを見て物件を購入した結果、毎月のキャッシュフローがマイナス続きで撤退した例

失敗事例②利回りだけを見て物件を購入した結果、毎月のキャッシュフローがマイナス続きで撤退した例

Bさんは20%も利回りがある地方の駅から徒歩30分のアパートを購入しました。

しかし、いざ運用を始めてみると水漏れやエアコン故障などの修繕が多々発生し、リフォーム費用が高額に。

さらに一回空室になった物件には立地が悪いのか、入居者が中々入ってきません。

 

これでは投資をしている意味がないとBさんはアパートを売ることに決めましたが、

そのアパートは築年数もかなり経っているため、売るにもなかなか売れず、Bさんは途方に暮れるのでした。

「実質利回り」の計算をしよう

表面利回りの計算式が

年間家賃収入÷購入物件価格×100=表面利回り

に対して、実質利回りの計算式は

(年間収入-年間支出)÷(物件購入価格+購入時の諸経費)×100=実質利回り

このように、年間支出・購入時の諸経費も含んでいます。

インターネットなどに載っている不動産投資の利回りは大体が「表面利回り」で表示されているため、経費がかさむと赤字に転落するのはよくある話。

購入後にかかるであろうリフォーム代や修繕費・アクセスの良さなども鑑みておおよその実質利回りを計算した上で投資を決めましょう。

関連記事不動産投資では利回り何%あれば儲かる?|正しく理解して利益を出すための考え方

2022.09.10

不動産投資の失敗事例③サブリースを利用して失敗した例

失敗事例③サブリースを利用して失敗した例

Cさんは土地を持っており、ある日「アパート経営しませんか?」というサブリース会社からの勧誘で不動産投資を始めることに。

会社の方でアパートの建築を行い、30年間家賃保証をするというものです。

これは安心だと思い、何も確認せずに契約書に判を押してしまったCさん。

 

2年後、空室が出てしまった際にサブリース会社に家賃の引き下げを言い渡されたのです、

Cさんは断りましたが、サブリース会社に「引き下げに応じないなら客付けはできない」と言われたため、渋々応じるしかありませんでした。

家賃の引き下げによってキャッシュフローは一気に悪化してしまったのです。

サブリース契約は慎重に行う

契約書に「〇年毎に家賃の見直しを行う」とあれば、賃料はサブリース会社によってどんどん下げられてしまいます。

更に「募集を始めて〇ヶ月は免責という条項が組み込まれていることも。

全ては契約書が物を言います

 

また、サブリース会社は借主であり、借地借家法により、オーナーから正当な理由なしに解約できなくなっているパターンが多いのです。

(中途解約の場合は、解除予告期間が長期、違約金が多く取られるなど)

サブリース契約をする際は契約内容をよく確認し、慎重に契約するようにしましょう。

関連記事サブリースとは?仕組みやサブリース契約をするメリットデメリットを徹底解説

2022.11.12

不動産投資で失敗例が見られるブログも参考にしよう

実際に不動産投資に失敗しないためには、「実体験」を見ることが有効と言えます。

そこで実際に不動産投資で失敗してしまった人の体験を綴られたブログを覗きましょう。

不動産投資で地獄を見たブログ

地獄大家さんによる不動産投資の失敗体験談ブログ

2012年ごろに、新築アパートや区分マンションなどの不動産投資に手を出した結果失敗してしまうまでの様子が詳細につづられています。

河上まりおさんの不動産投資コラム

アパート経営に関する本に出会い、アパート経営に手を出してから失敗してしまうまでの様子がせきららに描かれています。

ただただ失敗を綴るだけではなく、運用において感じた体験談なども描かれているため、実際に不動産投資をした時のイメージがしやすいコラム。

楽待では物件売却までの道のりも描かれています。

マンガなので初めての方も参考にしやすいでしょう。

※健美家のコラムはこちらから

※楽待のコラムはこちらから

不動産投資の失敗事例から見えてきた原因は「準備」「勉強」不足

今回ご紹介した失敗事例の共通点は全て勉強や準備不足が原因でした。

逆に、勉強を含めた準備をすれば不動産投資の成功はすぐそこまで見えています。

まずは不動産投資に対する疑問や不安を取り除くところから始めましょう。

 

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