投資や商売をする上で、どの業界にも詐欺というのは存在しており、大きなお金が動く不動産業界でも投資詐欺は後を絶ちません。
まさか自分が詐欺に遭うはずがない、と思っている人ほど詐欺にかかりやすい傾向にあり、詐欺の被害に遭わないためにも特徴や手口を知り、未然に防ぐことが最も大切です。
そこで今回は悪徳業者の特徴や手口を知り、悪徳業者に騙されないための見極め方を紹介していきましょう。
これから不動産業者を探す人には必見の内容になっています。
目次
1. 悪徳業者に騙されないためには知識が不可欠!
悪徳業者に騙されて大切な資金を取られないためには、信頼できる人や会社に守ってもらうことも必要ですが、最も大切なのは自分自身で不動産投資の知識を身につける事です。
全て他人に丸投げしてお金の管理や、運用を任せきりにするのではなく、可能なことは自分でも行うことによって詐欺から身を守ることができます。
専門家レベルの知識があれば安心できますが、投資を始めたばかりの人や、専門的な内容のやりとりを行う場合は要注意です。
時代によっても詐欺の手口や内容も変わってくるので一概には言えませんが、悪徳業者に共通する特徴や手口を知って可能な限り自分の身を守れるようにしましょう。
2. こんな業者には要注意!不動産投資における悪徳業者の特徴と手口
詐欺の手口も様々ですが、不動産投資における悪徳業者の代表的な特徴や手口を紹介していきます。
もちろん、全てが当てはまるわけではありませんし、1つでも当てはまったからと言って悪徳業者と決めつけられるわけでもありません。
あくまで判断材料として知っておいた方が良い、という事を忘れずに見ていきましょう。
①利回りの高さばかり強調する
テレビでもよく見かけますが、配当金の高さや高利回りの商品・物件を強調して勧めてくる営業手法は、ほぼすべての悪徳業者の特徴だと言えます。
冷静になって考えてみれば、魅力的なほど高い利回りは現実的にはほとんど存在しませんし、あったとしても一般公開するようなことはないはずです。
②おとり広告を使っている
おとり広告というのは、実際には存在しない物件を広告に掲載して詐欺のためのきっかけを作ろうとする悪徳業者の手法の1つです。
偽の物件について問い合わせをすると、既に売れてしまったので他に紹介すると様々な勧誘をしてきます。
とにかく焦らせて、冷静な判断ができないうちに何かしら契約させたりするので、即決しないよう注意が必要です。
③「儲かる」だけでリスクを話さない
悪徳業者ではなくてもグレーな業者はあるかもしれませんが、リスクに関して説明をせずに、メリットをひたすら強調して契約させようとしてくる業者は要注意です。
リスク(デメリット)に関して説明せずに、契約の判断を迫ってくる業者に対してはまず悪徳業者だと考えても良いでしょう。
リスクを丁寧に説明をして、ゆっくりと判断をさせてくれる業者を選ぶことが大切です。
④勧誘がとにかくしつこい
いったん断ったとしても、頻繁に電話や訪問などをしてくるので、勧誘がひどい場合には国民生活センターの消費者ホットラインなどに相談することも大切です。
電話に出てしまったり直接会ってしまうと、強引な勧誘や契約を迫られてしまうので、絶対に応対しないようにしましょう。
⑤強引に契約を進めようとする
「他に購入希望者がいるので急いだほうが良い」といった話をしながら、半ば強引に契約へと持っていこうとするケースが非常によく見受けられます。
プランや契約書の内容を、時間をかけて精査してから判断するのが通常ですが、そういった時間を与えずに理由を付けて強引に契約を迫る場合もあるでしょう。
⑥クーリングオフや解約をさせない
不動産の売買でも、クーリングオフ制度があり8日以内であれば適応されます。
しかし悪徳業者はクーリングオフは出来ない、と何かしら理由を付けて拒むことも考えられます。
また悪徳業者がクーリングオフが出来ると安心させた上で契約を促してくる可能性があり、その場合にはクーリングオフの対象外となることも。
売買契約をした場所が宅建業者の事務所、または買主の希望で買主の自宅で行った場合には対象外となってしまいます。
3. 不動産投資の悪徳業者を見極めるには?
ここまで不動産投資の悪徳業者の詐欺の特徴や手口を紹介してきましたが、次に見極めるためのポイントを紹介していきます。
冷静に判断して、詐欺に遭わないためにも確認しておくべき点を見ていきましょう。
①宅地建物取引業者の登録番号を確認する
不動産を取り扱うには、宅地建物取引業者としての登録が必要になります。
審査を通過した業者のみに登録免許番号が交付されるため、その番号を確認するだけでもかなりの効果があります。
実在する番号であれば、番号によって登録した時期や詳しい情報を知ることが出来るため控えておくべきでしょう。
②住所などの連絡先をネットで確認する
悪徳業者であれば、架空の住所を平然と使っていることがほとんどです。
また、問い合わせの電話番号が携帯の場合も疑った方が良いかもしません。
ネットで住所や番号を検索すると、口コミなどの評判が出てくる場合もあり、悪徳業者かどうかの確認が出来る場合もあります。
③物件を実際にチェックする
架空の物件を使って契約をしたり、実際の情報と違いがある場合もあります。
大きな額の売買でもある不動産は自分の目で実際に見て、判断するようにしましょう。
登記で日付と所有者を確かめておく
不動産の売買契約をしていく上で必ず確認しておくべき点は、登記で日付や土地・建物の所有者が契約書などと一致しているか、不審な点はないかになります。
売買契約書と登記事項証明書の所有者が一致していなかったり、共有者がいたりする場合も多く、少しでも不安な点があれば納得するまで署名・捺印はしないようにしましょう。
④うまい話に乗せられない
「特別に」「今だけ」「お客様だけ」といった言葉を頻繁に使っていたり、利回りが非常に高かったりと、普通よりもおいしい話をしてくる場合には要注意です。
本当に、その情報が正しいのかを冷静に判断して、納得してから話を進めるようにしましょう。
⑤不動産投資に詳しい第三者に相談する
自分自身で最終判断をするのではなく、やはり第三者の不動産投資専門の知識を持った人に相談することが詐欺に遭わないための確実な方法と言えます。
長年に渡り不動産投資を扱っている業者であれば、安心して相談できるでしょう。
4. 甘い話には要注意! 自分に合ったパートナーを見つけよう
おいしい話には必ず裏があると認識したうえで、その話の真偽を判断出来る材料を得ることが何よりも大切です。
そして最終的に契約の判断をする際には、自分に合ったパートナーに事前に相談をしてからにするべきでしょう。
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先ずはライン登録を行い、気軽に分からないことを聞きながら相談していくと良いでしょう。