投資には様々な種類があります。不動産投資・株式・FX・REIT・国債・社債など、その数は少なくありません。
その中でも、最近は不動産投資に人気があるといわれています。
賃貸経営をしているサラリーマン投資家が増えてきているのです。
しかし、単にブームだからといって、金融機関から多額の融資を受けて賃貸物件を購入するのでは、不動産投資で成功することは難しいでしょう。
なぜなら成功のポイントは、自分の設定した投資目標を最短で達成できる投資方法を選択することに尽きるからです。
したがって、不動産投資を選択するのであれば、他の投資との違いを明確にして比較することが重要になります。
そこで、今回は不動産投資とその他の様々な投資を徹底比較してみました。
リスクやリターンを分かりやすく図で解説しているので参考にしてください。
目次
1. 不動産投資と他の投資を比較
不動産投資をスタートするのであれば、不動産投資と他の投資との違いを押えておくことがポイントでしょう。
なぜ不動産投資を選択するのかを明確にしておかなければいけません。
不動産投資と他の投資のリスクを図で比較
まず、不動産投資と他の投資について、リターンとリスクの関係性を図で示しますのでイメージしやすいでしょう。
比較の参考にしてください。
不動産投資とREIT(リート)の比較
REIT(リート)とは不動産投資信託のことであり、投資家から集めた資金で投資の専門家が不動産投資をするのです。
得られた利益は配当として投資家に分配されます。
不動産投資と投資信託を合わせたような投資スタイルだといえるでしょう。
不動産投資と比較したREITのメリット | 不動産投資と比較したREITのデメリット |
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配当の利回りが低く、レバレッジが効きにくい |
不動産投資と株式投資の比較
株式投資とは、企業が発行した株式を売買して差額を利益にする投資方法です。
たとえば、10,000円で購入した株を12,000円で売却すれば2,000円を稼ぐことができます。
企業の業績が好調であれば配当金や株主優待制度も受けられるでしょう。
不動産投資と比較した株式投資のメリット | 不動産投資と比較した株式投資のデメリット |
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企業が倒産するリスクや元本割れするリスクも高い |
不動産投資とFXの比較
FXとは、外国の通貨を売買して利益を得る投資方法です。
通貨の価格は常に変動していることをご存知でしょう。
そこで、たとえば1ドル100円のときに購入して120円になったときに売却すれば20円の利益を得ることができるのです。
不動産投資と比較したFXのメリット | 不動産投資と比較したFXのデメリット |
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金融危機などによる元本割れの可能性が高く、情報や取引のスピードも必要なので難しい |
不動産投資と定期預金や債券の比較
定期預金や国債・社債などの債券は、ローリスク・ローリターンの投資だといわれます。
つまり、定期預金や債券であれば、元本割れのようなリスクを負う可能性は少ないのですが、稼ぐことのできる利益も少ないのです。
不動産投資と比較した預金や債券のメリット | 不動産投資と比較した預金や債券のデメリット |
利回りがわずかで、お金はほとんど増えない | 元本割れの心配がない |
2. 不動産投資とはどんな投資法か
次に、不動産投資がどのような投資なのかを確認しておきましょう。
不動産投資の特徴をメリットとデメリットに分けて解説します。
不動産投資のメリット
安定した収入を得られる
不動産投資では、賃貸物件を所有して家賃収入を得るというのが一般的な投資方法です。
入居者さえ決まれば、家賃収入という安定した収益を継続して受け取ることができます。
したがって、軌道に乗れば、安定して資産を運用することができるでしょう。
節税対策がしやすい
節税がしやすいとういメリットもあります。相続税対策に活用することが可能です。
資産を現金で持つよりも不動産で持つほうが、評価額が軽減されるので税額を計算するときに有利になります。
生命保険代わりになる
不動産投資では、物件を購入するときに金融機関の融資を利用するのが一般的でしょう。
融資を受ける際に団体信用生命保険に加入することで、契約者の死亡や高度障害の場合、ローンの残債を支払わなくてもかまいません。
生命保険の代わりにもなるのです。
不動産投資のデメリット
あまりにも少額の自己資金では始められない
不動産投資では収益物件を所有する必要があるので、初期投資の費用が高くなります。
金融機関の融資を利用するとしても、最低限の自己資金は必要になるでしょう。
小額の手持ち資金でスタートするのが難しい投資だといえます。
建物の維持管理費用が必要
賃貸物件を所有しているということは、継続して管理費用や修繕積立金を支出しなければいけません。
また、固定資産税やメンテナンス費用も必要でしょう。
賃貸物件に対する維持管理費用が必要になるというデメリットがあります。
マンションやアパートなどの収益物件は、時が経過すればするほど老朽化が否めません。
物件の資産価値が減少していくのです。
適切なメンテナンスなどの対策を講じていなければ、賃貸物件としても売り物件としても役目を果たさなくなる可能性があります。
3. 不動産投資を始めるならどんな物件がおすすめ?
不動産投資では、あらかじめ目標を設定して目的に応じた戦略を立てることになります。
したがって、目標が異なれば投資する物件も異なるのです。
この項では投資物件の種類とそれぞれのメリットデメリットついてご紹介しましょう。
一棟投資のメリットとデメリット
マンションやアパート一棟に投資するのであれば、部屋数も多く沢山の家賃収入が期待できます。
空室リスクも軽減できるので、専業を希望するのであればメリットのある物件でしょう。
しかし、購入資金が高額になるというデメリットがあります。
区分投資のメリットとデメリット
区分投資であれば小額の資金で始めることができるので、手軽な副業とするにはメリットのある物件です。
しかし、一戸の区分投資であれば、空室や家賃の滞納が発生すれば家賃収入はゼロになります。
返済リスクを負うこともあるでしょう。
戸建て投資のメリットとデメリット
戸建投資の入居者はファミリーが多く、長期的に安定した収益を得ることが可能です。
また、土地があるので売却にも有利でしょう。
しかし、周辺地域の賃貸需要にマッチしていなければ空室になる期間が長くなるのが一般的です。
営業目的の不動産投資のメリットとデメリット
サービス付き高齢者住宅・シェアハウス・民泊などの営業目的で不動産投資をするケースでのポイントは経営センスでしょう。
営業目的であれば、ハイリスク・ハイリターンになる可能性が高いので、賃貸業以上に経営者としての自覚や意識が必要です。
新築と中古ではどちらが良いのか?
結論からいうと、新築と中古のどちらが有利かを決めることは難しいでしょう。
新築であれば融資を受けやすく、管理費も軽減でき売却もしやすいといえます。
中古であれば価格が安く利回りが高くなり、リフォームなど自分なりの戦略も立てられるでしょう。
新築と中古のどちらを選択するかは、双方のメリットやデメリットを確認して、投資家自身の設定した目標を達成するために有利だと思われるほうを選ぶことになるのです。
4. 不動産投資は信頼できる不動産投資会社を探すのが重要なポイント
実は、不動産投資では仲介を依頼する不動産投資会社の良し悪しが成功の決め手だといわれています。
したがって、まずは信頼できる不動産投資会社を探すことが重要なポイントになるのです。
失敗しないために信頼できる不動産投資会社を探そう
不動産投資で失敗しないためには信頼できる不動産投資会社を探さなければいけません。
そこで、不動産投資会社を比較できるサイトを紹介しましょう。
不動産投資会社を比較できるサイト |
1.知ってて良かった不動産投資会社完全比較ガイド |
5. 不動産投資は他の投資と比較すると安定した収入が得られるのが最大の魅力
不動産投資と他の投資を比較すると、家賃収入という長期的に安定した収益を得られるのが最大の魅力でしょう。
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