中古マンション投資にありがちなリスクとは?|起こりやすいリスクと対応策について紹介

新築に比べて利回りが高く、実際のモノを見て買うことができる中古マンション。

一見、新築マンションを買うより儲かるのではないか?と思いますよね。

ただ、中古マンションは、利回りだけを見て買ったはいいけれど、後々後悔したという事例もたくさん存在します。

不動産は一期一会。魅力的な物件に出会ったときにすぐ動けるよう、リスクやデメリットもしっかり勉強しておきましょう。

ここでは、中古マンション投資の起こりやすいリスクと対応策について、解説します。

Index

1. 中古マンション投資が成功しにくい理由

マンション投資

インターネットで「中古マンション投資」と検索すると、失敗例が山ほど出てきます。

利回りが高く価格も安いのに一体なぜ?

中古マンションには、利回りだけでは計算できないデメリットが存在するのです。

中古マンションの物件選びが難しい

新築マンションの場合、不動産業者であるプロが入居者層や家賃相場などのマーケティングをして売り出しているため、初心者であってもある程度の収入は見込めます。

しかし中古マンションの場合、たくさんの情報の中から物件を選び、自分自身で今後の経営戦略を考えていかねばなりません。

また、中古マンション市場は回転スピードが早く、検討していた矢先に売れてしまったり、逆にもっと良い物件が出てきたりもします。

投資に関する明確な指針を持っていないと情報に振り回されて、結局「買えない、選べない」という事態になりやすいのが中古マンション投資です。

多額の経費が掛かりやすい

中古マンションの場合、新築と違いさまざまな経費が掛かります。

設備などは、経年劣化により修理が必要になりますし、入居者が退去したあとのリフォーム費用も、築浅の物件に比べると高くなることもあります。

修繕積立金

修繕積立金は、築年数が古くなるほど高くなります。

年数が経つと共用部分の修繕が必要になり、当初予定していた積立額では到底足りなくなるからです。

特に大規模修繕工事を間近に控えている、もしくは終わったばかりという物件には注意しましょう。

著者は以前、大規模修繕工事立案や収支計画に関わっていましたが、
5件大規模修繕を行なった内、
修繕積立金の一時金を徴収した事例が1件、終了後に修繕積立金を上げた事例が2件あります。

修繕積立金の値上げは珍しいことではなく、もはや「上がって当たり前」という感覚でいた方が良いでしょう。

管理費

1990年代前半のマンションは、建物価格が高かったこともあり、管理費なども高値で設定されている場合があるので注意が必要です。

また、昨今は車を持たない若者が増えています。

駐車場収入は管理費収入の一部として計上していることが多いのですが、竣工当初の見込みより駐車場契約者が大幅に減ってしまうと、管理費自体を上げざるを得ない状況になります。

管理費は、共用部分の清掃代や植栽の手入れなど、清潔さや治安の維持、マンションの雰囲気に関わってくるので一概に安い方が良いとはいえません。

ただ、不動産投資の場合、管理費などの支出がダイレクトに経営に響きますので、バランスを見て選ぶ必要があります。

中古マンションは物件によっては寿命が短い

この場合の寿命とは、耐用年数や住める期間といったことではありません。物件がお金を生み出さなくなる「経済的価値」の寿命です。

近隣に同じようなワンルームマンションが数棟建った場合、想定よりも安い家賃でなければ入居者が入らない、最悪、安くしても入らないということもあります。

また中には、管理が行き届かずマンションがスラム化したことで、物件を紹介してくれるはずの賃貸業者や近隣の住人から敬遠される物件というものも存在します。

2. 中古マンションならではの起こりやすいリスク

中古マンションには、新築や戸建では考えなくてもいい、中古ならではのリスクが存在します。

買ったあと後悔することがないように、まずはリスクを知ることから始めましょう。

費用が掛かる物件を買ってしまうリスク

広告に「利回り10%!」と書かれていたら、飛びつきたくなりますよね。でも、ちょっと待ってください。

先程も説明したように、中古マンションの場合は固定費用である修繕積立金や管理費、一時金などを確認しなければ本当に良い物件かどうか判断できません。

例:1,200万円の中古マンション(家賃10万円)利回り10%の物件の場合…

この情報だけ見ると10年以内に資金回収もできて儲かる物件に思えますが、
以下の情報が入った場合は….?

・管理費 15,000円
・修繕積立金 20,000円
・管理費修繕積立金の滞納額(修繕積立金一時金30万円含む)
50万円

家賃10万-固定費用35,000円で毎月入ってくるお金は65,000円になります。

滞納額がある場合、物件を買うときにすべて支払う必要がありますので、取得するには1,250万円かかりますね。

ということは、実際の利回りは、(65,000円×12ヶ月)÷1,250万円=6.2%!!

広告では10%となっていた利回りが、計算してみると6.2%になってしまいました。

中古マンションには、こういったことがよくあります。

表面の利回りを確認するだけでなく、その他の費用にも目を向けることが大切です。

住居者のニーズに合っていない

中古マンションの場合、建てられた当時に想定していた入居者と、現在の入居者層が合っていないことがあります。

近くに大学があるマンションの場合は、たとえお風呂とトイレが一緒のユニットバスでも入居者はいるでしょう。

安くて大学に行くのが便利という物件には、一定のニーズがあります。

しかし、大学が移転してしまったらどうなるのでしょうか?

ユニットバスの場合、特に女性に敬遠されがちなので、このままだと入居者が決まらない可能性があります。

入居者のニーズは、時代や状況によって変化します。

中古マンションの場合、それに順応できていないことが多いため注意が必要です。

耐震基準を満たしていない

中古マンションの中でも、特に古いものになると「新耐震基準」を満たしていない可能性があります。

「新耐震基準」は1981年6月に制定されました。

この法律は、地震があったときに、人の命を守ることを基準に、高い耐久性を求めています。

「震度6強から7の大規模地震で建物が倒壊、崩壊しないこと」「震度5強の中規模地震では、ほとんど損傷しないこと」を基準としています。

大切な入居者の命、資産を守るためにも、新耐震基準を満たしていない1981年以前の建物の購入は、慎重に検討すべきです。

マンション内部設備の寿命

中古マンションは、見た目がきれいでも設備が劣化していることがあります。

エアコンがつかない!コンロの調子が悪い!給湯器のお湯が出ない!など、入居者からの連絡は、ある日突然やってきます。

このような修理は、入居者のためにも早急に行わなければなりません。

そして、古いマンションでたまにあるのが、専有部分の給排水管の水漏れです。

専有部分の給排水管は、所有者が管理することになっているため、水漏れがあると大掛かりな工事をしなければならず、入居者や階下の人に迷惑が掛かります。

また、どこから水が漏れているかわからない場合には、調査と修繕工事で、莫大な費用が必要になることもあるのです。

3. 中古マンションならではのリスク対応策

これまで、中古マンションならではのリスクを紹介しました。

しかし、リスクがわかるということは、対応策を考えることができるということです。

次から、リスクを回避するための対応策を説明します。

物件の閲覧数を増やして知識と経験を積む

まず、いちばん大切なことは、物件をたくさん見ることです。

不動産は、ふたつとして同じものはありません。それぞれに良い点があり、悪い点もあります。

物件をたくさん見ることによって、不動産投資家に必要な『公平な目』を養うことができます。

  • 「とてもじゃないけど検討できない」と思っていた物件が、総合的に見ると、悪くなかった。
  • 「とても良い物件だ」と思っていたものが、別の角度から見ると、投資するに値しない物件だった。

ということは、よくあります。

利回りだけではない物件の良し悪しを見抜けるよう、物件をたくさん見て、比較対象を増やしましょう。

内覧を続けていると、「許容できる部分」と「できない部分」を自分の基準で判断できるようになりますよ。

物件の選別数を増やす

不動産の購入を決めるとき、「この物件はなんとなくよさそうだからここにしよう!」

と自分の感覚で決めたくなることもあるかもしれません。

自分が住むマンションの場合はいいのですが、投資用不動産の場合、それでは失敗するかもしれません。

なぜなら、不動産投資はそもそも感覚で選ぶものではなく、ロジック(思考の道筋や論理)で考えるべきものなのです。

まずは、検討する物件に似た条件の物件を3つほど用意しましょう。

良い部分と悪い部分を書き出してみると、大本命だった物件のマイナス部分が改めて見えてきます。

一つの物件だけで検討し、購入に前向きになっているときには、プラスの部分が現実より大きく見えるものです。

例えば、A物件はプラス10点だけどマイナスも10点あった、B物件はプラスは5点だけどマイナスは2点しかなかった、というときには、B物件の方が優良物件ですよね。

冷静に判断するためにも、いくつかの物件を比較することを忘れないようにしましょう。

内覧時に確認するべき部分のリストを作る

たくさんの物件を見ても、見るポイントがバラバラだと比較することができません。

実際に不動産業者やプロの投資家でも、一度の内覧ですべてを把握できる人はなかなかいないものです。

私もそうなのですが、何も用意をせずに内覧にいくと、帰ってから「きれいだった。明るかった。」くらいの感想しか思い出せないことがあります。

せっかく行くのにそれではもったいない!そこで、内覧チェックリストを作ることをお勧めします。

内覧チェックリストは、

  • 「外観、外回り」
  • 「室内内部」
  • 「管理会社へのヒアリング」

の三つに分けたものが使いやすいです。

外観、外回り

チェック項目
外観は、大きな亀裂が入ったまま放置されていないか?
マンションの周辺や植栽は管理されているか?
ごみ出し場は、分類や曜日など適切に管理、清掃されているか?
駐輪場や駐車場は、整然としているか?
エントランスや共用部分の掃除は行き届いているか?
ポスト周辺に不要なチラシなどのごみを放置していないか?
宅配ボックスはあるか?
オートロックやモニター付きインターフォン、防犯カメラなどのセキュリティはどうか?
エレベーターや掲示板に貼っている掲示物は、新しいものに定期的に張り替えているか?

外観や外回りでは、管理状態や入居者の質を把握します。

マンションの場合、外観イメージや管理状態が、直接空室につながりますのでしっかり確認しましょう。

見落としがちですが、掲示板やエレベーターの掲示物が適宜新しいものに貼りかえられている場合、管理会社がしっかりしている証拠になります。チェックすると良いでしょう。

室内内部

チェック項目
ターゲットが住みたいと思える部屋か?
ガスコンロなどのキッチン周辺の設備の劣化度は?
お風呂とトイレは別々か?
シャワー付きトイレか?
エアコンの年式は?
ドアや窓、網戸の立て付けは?
給湯器などの設備は?
収納などの壁紙にカビの跡はないか?
天井に水漏れの跡はないか?
床が不自然に浮き上がっている箇所はないか?

室内では、2つの見方をしてみましょう。

1つ目は、入居者の目線で物件を見ることです。

この部屋に住みたい!と思うかどうか。これには感覚も必要ですが、ターゲットが望む設備を備えているか、備えていない場合はリフォームで対応できるかを確認しましょう。

2つ目は、リフォームが必要か、費用はどのくらい掛かるのかを考えながら見ることです。当初かかる費用は物件価格に上乗せされることと同等ですので、これを怠らないようにしましょう。

また、壁紙のカビや天井の水漏れの跡は、建物に不具合がある可能性が高いので、見つけた場合は担当営業や管理会社に確認しなければなりません。

管理会社へのヒアリング事項

チェック項目
インターネット設備。無料?有料?プロバイダーは?
BSなどのテレビ環境は?
水道代は戸別?
水漏れなどの給排水設備の故障が過去にあった?
修繕計画は?これまでの修繕履歴は?
大規模修繕工事の実施は?
管理費や修繕積立金の値上げ案は出ている?
駐車場、駐輪場の空き状況は?
管理体制は?
エレベーター法定点検や貯水槽清掃などの実施は?

内覧だけではわからないところは、積極的に管理会社や担当営業に確認しましょう。

特に、入居者に直接関係するインターネット設備やテレビ環境などは早めにヒアリングしておくべきです。

修繕履歴や修繕計画を知ると、マンションの将来を読み取ることができます。何十年、適切に管理修繕されていく予定の物件なのか、スラム化する危険性があるのか・・・。

中古マンションは、歴史があります。歴史があるということが中古のデメリットであり、メリットでもあります。上手に情報を掴み、管理状態の良い物件を選びましょう。

リノベーションをして物件の魅力を増やす

「立地も良い、金額も安い、でも間取りが・・・。」そういうときは、大胆にリノベーションしてしまいましょう。

間取りは、時代によって流行り廃りがあります。

一部屋は小さいけれど、部屋数が多いものが人気の時代もありました。今は、部屋数が少なくても広々としたマンションが好まれますね。

ターゲットに合わせて間取りや設備を大幅に変えてしまうというのは、投資を成功させる上で有効な手段となります。

私の投資仲間に、同じマンションを数部屋持っているオーナーがいます。

1983年築の古いマンションなのに彼女の持つ部屋はいつも満室。

しかも相場より高い家賃でもすぐに入居者が入るのです。

それはなぜか?

彼女の持つ部屋に入るとすぐに理由がわかりました。

無垢の木の床、アクセントクロスの効いたおしゃれな壁、アイランドキッチンにおしゃれなカウンターと椅子が備え付けられています。お風呂と洗面は広々としてとても使いやすそう。

部屋に入った途端、別世界にきたような感覚でした。

彼女は、「古いけど管理の行き届いたマンションに、おしゃれな空間が広がっていることが好きな入居者は一定数必ずいる。」といいます。

そういう人をターゲットに絞り込み、徹底的にリノベーションして貸すというのが彼女の投資スタイルでした。

彼女はそれで大きな成功を収めています。

管理がしっかり行き届いているマンションなら、このようにリノベーションをして唯一無二の部屋を作り、物件の魅力を上げるということもできるのです。

4. 中古マンション投資中に起こりがちなリスク

ここまでは、中古マンションを買うまでに起こるリスクと対応策を見てきました。

では買ったあと、投資中にはどんなリスクがあるのでしょうか。

不動産投資の場合、買った!といっても終わりではなく、そこからが始まりです。

次から、中古マンションに起こりがちな投資中のリスクについて紹介します。

空室が出来てしまうリスク

不動産投資で一番怖いのが、空室期間が長く続くことです。

新築や築浅の場合、特にマイナスポイントがなければ設備や建物が新しいことで入居者が決まることもあります。

しかし中古マンションの場合、その物件ならではの魅力がないとなかなか新しい入居者が決まらないという事態に陥りやすいのです。

空室期間が長いと、収入が0円なのに、ローンは毎月払わねばならないという恐怖の時を過ごすことになります。

住民間のトラブルによる人的リスク

マンションの場合、住民間のトラブルが戸建や店舗より多くなります。

例えば騒音。

  • 「隣の部屋から夜遅くに騒ぐ声が聞こえる。」
  • 「上階からこどもの走るバタバタした音が聞こえる。」

生活時間の違いによるトラブルもあります。

  • 「朝5時頃から洗濯機を回すのでその音が響く。」
  • 「夜、寝る時間に掃除機をかけ始めるのでうるさくて眠れない。」

管理会社が間に入り仲裁するのですが、管理会社にもできることが限られているため、オーナーを巻き込んで大きなトラブルに発展することもあります。

他人同士が同じ建物で生活をするので、多少のトラブルは仕方ないですが、度を超えた場合にはオーナーの神経が削られることになります。

家賃下落によるリスク

中古マンションの場合、家賃を下げなければ入居者が決まらない状況が、想定していたよりも早く来ることがあります。

例えば、近隣で新築マンションが建ったときは、その物件より家賃を安くしないと、なかなか中古マンションを選んでくれません。

また、競合の中古マンションが家賃を下げてきて、辺りの相場をも下げるということも。

古いマンションの場合、新築から所有しており、長期間にわたって利益を得ている人もいます。

そういった人たちは、資金回収ができているため、安くしても入居者が早期に決まる方が良いと考えることもあるのです。

家賃下落のリスクは不動産投資につきものですが、中古マンションの場合は下げ幅を多く見積もっておく必要があるでしょう。

地震・台風などの自然災害に対するリスク

日本は地震大国であり、2018年は台風や集中豪雨などの自然災害に見舞われることが多い一年でした。

不動産投資をする中で避けられないリスクは、この自然災害です。

マンションは耐震性に優れた造りになっていますが、直下型地震や液状化が起こればどうすることもできません。

また、この前の台風のように、マンションの屋根や屋上小屋などが風に飛ばされるということもあります。

戸建や1棟のマンションの場合、修繕内容や対応も自分で決めることができますが、中古マンションの場合、そうはいきません。

共用部分の修繕や解体、建て替えなどを決める際には、所有者で構成された管理組合の総会決議が必要なため、なかなか決まらないのです。

マンションにはさまざまな事情の人々が生活しているため、合意形成を図ることは思っている以上に難しく時間がかかります。

家賃を滞納されてしまうリスク

入居者が入って一安心!と思いきや、入居者が家賃を支払ってくれないケースがあります。

家賃を滞納されるということは、空室であることと変わりありません。

むしろ入居者が居座り、次の行動がとれない分、空室よりもタチが悪いですよね。

家賃を滞納するということは、相手側になにか理由があります。

よくあるのが、「忘れていた。」「急な病気やケガで払えなかった。」「休日と重なり、遅れてしまった。」

こういった理由の場合、次からは期日通りに支払う見込みが高く、別段問題になりません。

しかし、「お金がない。」「支払う気がない。」このような理由の場合、解決するまでに、長い時間がかかる可能性があります。

裁判所に訴えて入居者を強制退去させるまでには3~6ヶ月かかるといわれており、その間、オーナーは収入がないにもかかわらず、労力や時間を費やすことになります。

家賃の滞納は中古マンションだけのリスクではありませんが、入居者のモラルに関係してくることです。

家賃が安いことだけが魅力の中古マンションに投資する場合は、十分に注意が必要です。

5. 中古マンション投資のリスクを回避する方法

耐震の構造には種類がある!|耐震構造と免振構造と制振構造の違いを知ろう!

買ってからもリスクが高いなんて、中古マンション投資はやめた方がいいのかな?

なんて思いますよね。でも、リスクにはちゃんと回避する方法があります。

いろんな知識やサービスを使って、中古マンション投資を成功させましょう。

物件購入時の借入金を出来るだけ少なくする

現金を手元に置いておきたいからローンが組めるだけ組もう!とする人もいますが、初心者の場合、おすすめできません。

借入金には、金利が掛かってきます。もし100万円でも余計に借りた場合、払わなくていいはずの金利を一緒に支払わなければならなくなるのです。

空室が出たときにも、支払うローンが少なければ、焦って方向を間違えることもなくじっくりと構えていられます。

余裕を持ったマンション経営をするためにも返済計画に見合うだけのローンを組みましょう。

災害に備えて保険に加入する

避けられない自然災害に対しては、保険に入ることでカバーしましょう。

火災保険は当然のことながら、地震保険の加入も検討する必要があります。

これまで地震保険は、火災保険の半分が限度額であり、掛ける金額が高いのにあまりメリットがないと思われていました。

しかし、東日本大震災では、一部損でも認定されると大きな金額が損害金としてもらえるケースがあったため、地震保険に加入するオーナーが増えています。

自然災害に見舞われるかどうかはわかりません。

でも、その時に備えて準備をしておき、少しでも不安を減らすことが大切です。

入居時の審査を厳しくする

家賃の滞納をなくすため、入居時の審査は厳しくしましょう。

  • きちんと支払っていける収入はあるか?
  • 以前の入居年数はどのくらいか?
  • 保証人は、親族か?そうでなければ、その理由に納得できるか?

もし、家賃を支払うのにギリギリの収入だと、突発的な事態で支払えなくなることもあります。以前の入居年数が短ければ、すぐに退去するかもしれません。

保証人が信用できるかということも、万が一滞納されたときのことを考えると重要です。

入ってくれるなら誰でも・・・と弱気になってしまうこともありますが、その後のことを考え、入居者が信用に値するかどうかを見極めしましょう。

滞納保証サービスの利用

家賃滞納のリスクを完全になくしてしまうシステムが、この滞納保障サービスです。

もし入居者が滞納した場合、保証会社に一報を入れるだけで、滞納した家賃分を保証会社がすぐに建て替えてくれます。

建て替えた家賃の回収業務なども保証会社が行いますので、オーナーは毎月の家賃を確実に受け取ることができます。

保証会社と入居者が直接契約するため、オーナー側は金銭が発生することもありません。

ただ入居者は、敷金礼金の他に保証会社への手数料が発生するため、金銭の負担が大きくなります。

保証内容にもいろんな種類がありますので、物件の条件などを加味して選ぶようにしましょう。

セキュリティサービスの利用

昨今、マンションの空き巣被害が増加しています。

共用部分はオートロックや防犯カメラがあり、セキュリティ万全な物件でも、中古マンションの場合、専有部分にはなにも対策をしていないものがほとんどです。

入居者が住んでいる部屋に空き巣が入ったら・・・。

入居者に怖い思いをさせてしまいますし、すぐに退去してしまうかもしれません。

また、空き巣が入った部屋というのは近隣で噂になりやすいです。

自身の物件にそんな噂が立つと、今後のマンション経営にも影を落とします。

そこで、セキュリティサービスを利用するという方法があります。

最近は、配線工事がいらずに設置できるものもありますし、中古マンションの専有部にも取り付けやすいサービスがたくさんあります。

物件に付加価値をつけるためにも、セキュリティサービスの導入を検討することも良いでしょう。

空室保証のサ-ビスを利用する

空室保障とは、毎月決まった保証料を支払うことで、空室期間の家賃を一定額保障してくれるサービスです。

満室家賃の80%~90%が保障される内容なので、空室が出た場合にも急激に収入が下がることなく、安定したマンション経営ができます。

空室期間のリスクや精神状態を考えると、このようなサービスの利用も検討するべきでしょう。

ただ、毎月の経費が掛かりますので、投資の目的やマンションの状況などを見極めて判断したいところです。

6. 中古マンション投資リスクを最小限にする方法

中古マンションの投資リスクと回避するための方法を、これまで見てきました。

投資には当然リスクがあります。

そのリスクを最小限にするためには、知識を身に着け、引き出しをたくさん持っていることが重要になります。

最後に、安定した投資をするために大切なことを5つ、説明します。

不動産投資に対する知識をしっかりとつける

まず、不動産投資の知識をしっかり身に着けることです。

知識があると、もし問題が起こっても冷静に対処することができますし、重要なこととそうでないことを見極めることができます。

経験を積もうにも、不動産投資は頻繁に新しい経験ができる種類のものではありません。

勉強をして知識を身に着けるか、他人の経験や対策を聞いて自分のものにしていくしか方法はないのです。

不動産投資を成功させるには、多種多様な知識が必要です。

すべての知識を網羅しようとするのではなく、まずは興味があることや勉強してみたいと思う内容だけ、深く知識を入れてみてはいかがでしょうか。

営業マンの言葉を鵜呑みにせずに自分で決定する

不動産投資は、決断の連続です。購入を決めるときは、営業マンの言葉を鵜呑みにせずに自分で決定しましょう。

営業マンの仕事は、投資を成功させることではありません。物件を売ることです。

営業マンの言葉を鵜呑みにして投資が失敗したとしても、誰も責任をとってくれません。

決断するのも、負債を抱えるのも、利益を上げるのも、全部自分です。

状況や情報を総合的に判断して、自分で決定を下しましょう。

そして、これから起きるであろう様々なことを、自分で背負う覚悟を持つことが非常に大切です。

支払い能力以上のローンを組まないようにする

不動産投資は、ギャンブルではありません。

生活を脅かすような支払い能力以上のローンを組まないようにしましょう。

物件が生み出す収益でローンが支払えること。これが基本です。

税金の還付が受けられたとしても不動産投資をすることで、自身のお金を費やすことになってしまったら本末転倒です。

借入れができるギリギリの物件を勧めてくる営業マンもいますが、物件価格や収入金額ではなく収益率をしっかり見て選ぶようにしましょう。

いざという場合に備えて保険に加入する

万が一のときに備えて、火災保険や地震保険などの保険には加入しておきましょう。

滞納保障や空室保障などのサービスも付けた方がいい物件もありますので、選択肢に入れておくべきです。

もう少し大丈夫だろうとついつい後回しにしているときに災害が起こると、資産がすべて無くなってしまう危険があります。

不動産投資はいかに安定経営に持っていくかが重要ですので、保険加入は忘れないようにしましょう。

困った場合に備えて相談相手を見つけておく

これだけ対策をしても、何が起こるかわからないのが不動産投資です。

どうしても困ったときに、一人きりで考え決断することは、長年投資をしているプロでも難しいものです。

そのため、公平なアドバイスをくれる人を見つけておくと非常に心強いです。

私もそうですし周りの投資仲間はみんな、信頼できる相談相手を持っています。

自分で決めるために、他人の知識や経験を借りるのです。それを上手にできる人は、投資に向いていると個人的に思います。

今見ていただいているこのサイト、MIRAIMOですが、ASIS(エイシス)株式会社という会社が運営しています。

お客様にとって損になるような営業はしないという信念を持って、不動産投資についてのアドバイスや物件紹介などを行っている会社です。

自社物件を売る会社ではありませんので、不動産投資について親身に相談に乗ってくれますよ。

無料セミナーや個別相談会なども開催されているので、興味がある方は、一度覗いてみてください。

7. リスクを少しでも減少させるには起こりやすいリスクを把握しよう

中古マンション投資には、いろんなリスクがあります。

しかし、起こりやすいリスクを把握し、一つずつ対策を講じていけば、怖がることはないのです。

うまくいけば、新築より高利回りで安く買える中古マンション。

メリットを最大限に生かし、リスクを最小限にして、安定した経営を目指しましょう。

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