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2024年度 つなぎ融資におすすめの低金利な金融機関を比較ランキング!

みなさんは、不動産を購入する際に利用するローンには、住宅ローン・セカンドハウスローンアパートローンの他に、「つなぎ融資」という金融商品があることをご存知ですか。

あまり馴染みのない商品で、もしかしたら聞いたことが無いという方も多いかもしれません。

つなぎ融資とは、個人が住宅を購入するときに利用できる不動産ローンの一つとして、昔からあるんですよ。

今回はこの「つなぎ融資」とはどんな金融商品かご紹介します。「つなぎ融資」は取り扱う金融機関が少ないので、その中からできるだけ低金利でお得なところを利用したいものですよね。

そこで今回は低金利でおすすめの銀行上位3行もあわせてご紹介しますので、興味がある方はぜひ参考にしてみて下さいね。

1. 注文住宅を建てる場合に利用できるつなぎ融資とは?

家を新築で建てる場合で、特に注文住宅において、住宅ローンの融資実行日より前にお金が必要になることがよくあります。

そんな時には、「つなぎ融資」という住宅ローンの実行までの期間、支払いを建て替えてくれるものがあり、多くの人が利用しています。

つなぎ融資とは、文字通り「つなぐ」わけですが、ローン実行までの期間に必要なお金をつないでくれるというもの。

 

たとえば、新築で注文住宅を建てる場合には、土地代金や住宅の着工金など、住宅ローン実行日を待たずして払わなければならないお金が結構あります。

そんな時、自己資金があれば先に払っておけばいいのですが、もし資金に余裕がない人であれば、支払いができずに困ってしまいます。

特にフラット35では融資実行日が決まっているので、頼んでも早めにローン実行をしてくれるということは、まずありません。

 

そんな時に便利なのがつなぎ融資。

つなぎ融資はフラット35や住宅ローンの融資実行日までの短い間、お金を貸してくれるというとても便利なローンで、最長1年までお金を貸してくれます。

だいたい、住宅ローンの借入額100%まで貸してくれるところが多いようです。

 

とても便利に見えるつなぎ融資ではありますが、もちろんデメリットもあります。

まず諸費用が住宅ローンとは別に、新たにかかってきます。住宅ローンの諸費用とは結構高いもの。

つなぎ融資に対する金利・ローン事務手数料も結構な額になるので、その分余分な出費に。

また取り扱う金融機関も少ないので、融資自体受けられるかどうか不安な面もあります。

2. 2024年度 つなぎ融資におすすめの低金利な金融機関を比較ランキングTOP3!

それでは、つなぎ融資におすすめの金融機関上位3行をご紹介いたします。それぞれの金融機関で条件が異なるので、詳細もチェックしてみて下さい。

3位:みずほ銀行

みずほ銀行のつなぎ融資を利用するには、フラット35の申し込みをして融資の仮承認を受けた方と、みずほ銀行のネット専用ローンを利用している人が対象となっています。

また、みずほ銀行指定の団体信用生命保険への加入も必要で、この審査に通った人がつなぎ融資を受けることができます。

融資期間は1年以内ですが、フラット35の融資実行までが貸付期間となっています。

金利・手数料

金利:3.675%(変動金利)

ローン事務取扱手数料:なし

みずほ銀行のおすすめポイントは?

みずほ銀行のつなぎ融資は、利用に際して、保証会社の申込が必要で、保証会社事務手数料32,400 円が必要です。

また金利は期間固定ではありますが、実際の融資実行日の変動金利を適用するという方法をとっているのが特徴です。

何より、みずほ銀行はフラット35以外にも、ネット専用住宅ローンを利用している人も対象になるという点はおすすめポイントです。

みずほ銀行の公式サイトはこちら

2位:楽天銀行

楽天銀行のつなぎ融資は楽天銀行が取り扱うフラット35に申し込み、仮承認を得た人が対象となります。

ネット銀行でつなぎ融資を取り扱うのは珍しく、また金利も2.63%と低水準となっているので、大変お得です。

金利・手数料

金利:2.63%(固定金利)

ローン事務取扱手数料:108,000円(一律)

楽天銀行のおすすめポイントは?

ネット銀行なので、わざわざ窓口へ行くこともなく、ネットで24時間問い合わせができ、土日も対応してくれるので、忙しい人にとっては何かと便利ですね。

またこちらは最大3回まで分割融資が可能で、土地売買代金、建物建築着工金、中間金などの支払いに分けて融資を受けることができます。

こちらは融資対象物件の土地に、第一順位の抵当権設定の仮登記が必要になります。そのため司法書士に支払う登記費用を自分で負担しなければなりません。

それでも低金利な点を考えると、お得かもしれませんね。

楽天銀行の公式サイトはこちら

1位:三井住友銀行

三井住友銀行は、三井住友銀行が取り扱うフラット35を利用している人を対象に、つなぎ融資を行っています。

借入限度額は、フラット35の融資限度額までとなっています。

金利・手数料

金利:2.475%(固定金利)

ローン事務取扱手数料:なし

三井住友銀行のおすすめポイントは?

メガバンクのつなぎ融資の中では、かなり金利が低いのでおすすめです。融資の際、保証会社の利用が必要で、保証会社手数料32,400円は別途必要。

これはみずほ銀行と同じです。またこちらも団体信用生命保険の加入が必要ですが、保険料は三井住友銀行が負担してくれます。

何よりメガバンクという信頼感もあり、さらに低金利ということで、最もおすすめの銀行です。

三井住友銀行の公式サイト

3. アパートローンとつなぎ融資のローンの金利を比較

それではアパートローンとつなぎ融資の金利を比較してみたいと思います。

アパートローンは住宅ローンよりも高めの金利になっており、日本政策金融金庫を除いて、変動金利型と固定金利型が選択可能。

金利は銀行ごとに違いがあるので、少しでも安いところで借りたいものですね。メガバンクをはじめとしたアパートローンの金利は、以下のようになっています。

金融機関名 日本政策金融金庫 三菱UFJ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 りそな銀行
金利タイプ 固定金利 変動金利
固定金利特約型
連動金利型
固定金利選択型
固定金利型
変動金利
固定金利特約型
変動金利
固定金利特約型
固定金利(5年) 1.25〜1.85%  4.000%  - 4.475%
変動金利  - 1%~2% 1%~2% 1%~2% 1%~2%
返済方法 元金均等返済
元利均等返済
ステップ返済
元利均等返済 元利均等返済 元利均等返済

(2023年6月27日現在)

続いて、つなぎ融資の金利を見てみましょう。つなぎ融資はどこも1年以内の短期融資になるので、一般的に固定金利で提供されています。

無担保になる場合が多いこともあり、住宅ローンの変動金利よりは高くなっているのが特徴です。

金融機関名 みずほ銀行 三井住友銀行 楽天銀行 イオン銀行 ARUHI
 金利 3.675(変動) 2.475%(固定)  2.63%(固定)    -  3.475%(固定)

つなぎ融資は取り扱う銀行も少なく、また融資条件として何かと制限があります。もしつなぎ融資が必要性になりそうなら、まず住宅ローンをどこの銀行で申し込むのかというところから、考えておく必要があるでしょう。

ほとんどの銀行が、自行のフラット35などの住宅ローンを申し込んでいる人のみを対象にしています。

つまり他の銀行で住宅ローンを申し込んでいる場合は、対象外となってしまうのです。

注文住宅の購入で、少しでもつなぎ融資を利用する可能性が事前にわかっている場合は、最初からそれを踏まえて、つなぎ融資を低金利で扱う銀行でフラット35を申し込むことをおすすめします。

4. つなぎ融資をする場合は少しでも低金利な金融機関を選ぼう!

家というのは誰にとっても人生最大の買い物なので、住宅ローンを利用する際は、支払いのことを考えて、慎重に検討したいものですよね。

今回は注文住宅を購入する際に利用される、つなぎ融資についてご紹介いたしましたが、ご参考になれば幸いです。

つなぎ融資は、マンションや中古戸建を購入する際にはあまり必要ありませんが、新築の注文住宅を購入する際は、あると便利なローン商品になっています。自己資金に不安のある人は、あらかじめつなぎ融資を利用することを想定して、住宅ローンを申し込む銀行を選ぶといいのではないでしょうか。

夢のマイホーム、後悔しないように、お得な金利のローン商品を選んでくださいね。

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2023.07.15

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