そろそろ年末調整の時期がやってきます!皆さん必要書類などの準備はできていますか?
今回は、「申請を忘れてしまった場合は住宅ローン控除を受けれないのか?」「給与所得者と個人事業主の場合で手続きの仕方は違うのか?」などを税務署へ確認しました。
最大控除額400万円を無駄にしない為にも、申請は忘れないように!
目次
1 住宅ローン控除の申請を忘れても大丈夫!期限は5年
給与所得者と個人事業主どちらも、遡る事5年であれば申請を忘れていても住宅ローン控除を受ける事ができます。ただ、個人事業主の場合は注意するべきポイントがあります。
給与所得者と個人事業主の場合
給与所得者
申請を忘れていても、遡る事5年以内であれば住宅ローン控除を受ける事ができます。
個人事業主
申請を忘れた場合、遡る事5年以内であれば住宅ローン控除を受ける事ができます。ただ、申請を忘れた年は住宅ローン控除を受ける事が基本的には認められていません。管轄の税務長がどう判断するかで異なる為、相談してみましょう。
(例)初年度に申請し忘れた場合は、2年目から住宅ローン控除が適用になる。
2 住宅ローン控除2年目に必要書類の提出を会社へ忘れた場合
本来、年末調整の際に必要書類を会社へ提出する事で住宅ローン控除が適用になります。ただ、この提出を忘れた場合でも以下の2つの方法で住宅ローン控除を受ける事ができます。
方法①:年末調整の際に自分で確定申告をおこなう
勤務先で年末調整の修正ができない、または1月末を過ぎてしまった場合は、自分で確定申告をおこないます。
「えっ!面倒な事はもうやだ」「また税理士に頼むの?」いいえ。初年度よりも提出する必要書類は少ないので、手間はかかりません。
必要書類
- 源泉徴収票
- 年末の残高証明書
- 確定申告書
- 住宅借入金等特別控除額の計算明細書
基本的には、住宅ローン控除2年目に残りの年数分送られてくるので保管しておきましょう。また、無くした場合は再発行可能です。
方法②:勤務先へ再度年末調整を依頼する
法律上、年末調整は翌年の1月末まで修正する事が可能です。ただ、勤務先によっては修正手続きが難しい事もあります。その際は、自分で確定申告をおこないましょう。
3 住宅ローン控除を忘れていたあなたへ
そんなうっかりさんなあなたへ。住宅ローン控除を受けるために必要な確定申告書の書き方・必要書類の用意は大丈夫ですか?
以下のリンクから、確定申告に必要な流れと注意点を知る事ができます。確認しておきましょう。
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