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不動産投資をする上で役立つ資格6選|資格以外で知識を身につける方法も紹介

不動産投資を始める際に「資格を取っておいたほうがいいのかな?」と思う方は多いでしょう。

結論ですが、不動産投資は資格がなくてもできます。

しかし、民間資格や国家資格を取得することで、不動産投資を有利にする可能性が広がることは事実です。

 

ここでは不動産投資をする上で役立つ資格をまとめました。

仮に資格の勉強をして、試験に落ちてしまったとしても勉強した知識が残りますので、

この記事を読んで興味が沸いたら参考書を書店などで買ってみてはいかがでしょうか?

1. 不動産投資は資格を取らなくてもできる

不動産投資に資格は必要か、不必要か

不動産投資は資格を取らなくても始めることができます。

不動産投資をする上で重要なものは資格ではなく

  • 堅実に家賃収入を得るためのノウハウ
  • 最新の不動産市場の情報
  • 不動産関係者との人脈や業者とのコミュニケーション力

などです。

役に立つ資格をとることで効率をあげることもできる

ただ、資格の勉強をすることで

  • 体系的に不動産の勉強ができる(不動産に関する契約・法律・税金など)
  • 自身で入居者とやりとりするなどがあれば、資格所有者という肩書は信頼につながる

など、効率を上げることもできるので

資格を取得するには時間やお金がかかる

資格を受験するためには、教材費や受験費など費用がかかります。

また、不動産関係の資格には国家資格や難易度の高い資格が多く、数百時間の勉強が必要になる場合も。

2. 不動産投資をする上で役に立つ資格6選

不動産投資をする上で役に立つ資格6選

不動産投資で資格は必須ではありませんが、持っておくことで不動産投資を有利に運べるものも数多くあります。

本項では不動産投資をする上で持っておくと役に立つ資格を5つ紹介しましょう。

①宅地建物取引士

不動産に携わる人にとっては一番メジャーなのが宅地建物取引士資格。

「権利関係」「法令上の制限」「宅建業法」「税その他」の4つの分野から出題されます。

重要事項説明や、不動産の売買・賃貸の仲介を行うことができる国家資格です。

不動産関連の法律を網羅することができるので、不動産投資においていざとなったときのトラブル対応にも強くなれるでしょう。

難易度
(難易度が低い順に★1~★6)
★★★★
合格率 15~17%
(令和元年は17.0%)
受験料
(消費税非課税)
7,000円
受験日 年1回 10月第3日曜日
勉強時間目安 3か月~半年

②ファイナンシャル・プランニング技能士(2級)

ファイナンシャル・プランニング技能士2級試験は国家資格。

FP技能検定3級に合格していることが前提。宅建より難易度は優しめです。

ライフプランニングと資金計画・リスク管理・金融資産運用・タックスプランニング・不動産・相続と事業承継の6科目の学科試験と実技試験(記述式)があります。

 

目標を達成するために資金計画を立てて、経済的な観点から実現に導く方法を「ファイナンシャルプランニング」といい、

その提案をする人が「ファイナンシャルプランナー」つまり「お金の専門家」。

不動産投資においては資金計画を練ることは必要不可欠なので、ファイナンシャルプランナーの資格は役に立つでしょう。

難易度 ★★★
合格率 平均35%
受験料 学科と実技試験8,700円
学科試験4,200円
実技試験4,500円
受験日 年3回(例年1・5・9月)
勉強時間目安 3~4か月

③管理業務主任者

管理業務主任者

  • マンション管理適正化法
  • 民放の法律関係
  • 標準管理規約
  • 標準管理委託契約書
  • 被災区分所有法
  • マンション建替円滑化法
  • 建築基準法
  • 修繕
  • 設備
  • 税務関係

などマンションの管理に関することは隅々まで網羅できる国家資格。

マンション住民からの相談に乗り、助言ができる、管理・運営のコンサルタントです。

難易度 ★★★★★
合格率 7~9%
受験料 8,900円
受験日 年1回 12月の第1日曜日
勉強時間目安 半年

④賃貸不動産経営管理士

賃貸不動産経営管理士の試験内容は

  • 賃貸管理の意義
  • 役割をめぐる社会状況
  • 賃貸不動産経営管理士のあり方
  • 賃貸住宅管理業者登録制度
  • 管理業務の受託
  • 借主の募集
  • 賃貸借契約
  • 管理実務
  • 建物・設備の知識
  • 賃貸業への支援業務

の筆記。

賃貸不動産管理業務、つまり賃貸経営について一定の知識を得ているので、長期で安定した賃貸経営が期待できます。

難易度 ★★
合格率 36.8%(令和元年)
受験料 12,000円
受験日 年1回(11月中旬)
勉強時間目安 30~50時間

⑤ホームインスペクター(住宅診断士)

ホームインスペクターは専門的な第三者として、住宅の劣化状況・欠陥・改修すべき箇所や時期・おおよその費用などを見極めてアドバイスをします。

住宅購入時に不良物件を避けるために、あるいは自宅を売りに出す際にサポートを提供する専門家です。

難易度 ★★★
合格率 約30%
受験料 14,000円
受験日 年1回 11月上旬の日曜日

⑥簿記2級

簿記資格は不動産投資において必要不可欠である確定申告時に役立つ資格です。

経営管理に役立つ知識として、最も企業に求められる資格の一つ。企業の財務担当者に必須。

高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できます。

難易度 ★★★★
合格率 11~47%
受験料 4,720円
受験日 年3回(日曜日)
勉強時間目安 初心者で3~6か月

3. 資格以外で不動産投資の知識を身につける方法

資格を取得せずとも、手軽かつ低コストで不動産投資の知識を身につける方法があるのでご紹介します。

不動産関連の書籍を読んだり、インターネットで情報収集をする

初心者が最も簡単にできるのがインターネット検索や不動産投資に関する本を読むことですね。

資格を取っても得られない、「家賃収入を得るための知識」が満遍なく書かれているため、不動産投資の最初の勉強にはもってこいでしょう。

当メディアMIRAIMOを始め、不動産投資に関する知識を発信しているサイト・メディアは数多くあるのでネット上で勉強をすることも有効です。

 

ただし、不動産市場の情報を鵜呑みにしたり、著者の実践している投資法をそのまま真似することはおすすめできません。

記事が書かれた年、本の出版年によって不動産市況や、個人個人によって合う投資法は様々です。

あくまで不動産投資の基礎知識を得るためのツールとして活用しましょう。

不動産投資セミナーに参加する

資格よりも手軽かつ効率的に不動産投資の勉強ができるのが初心者向けの不動産投資セミナー。

不動産投資を始めるにあたって必要な知識を満遍なく解説してくれるため、

不動産投資を考えているなら1度は参加しておくべきでしょう。

関連記事【全国版】不動産投資セミナーのおすすめ15選|選び方やオンライン開催のセミナーも紹介

2023.12.10

専門の知識を身につけるより行動に移すことが重要

不動産投資を始めるにあたって、資格を勉強したり、本を読んだり、インターネットで検索するよりも重要なことは、

「行動に移す」ことです。

 

セミナーに参加すれば不動産業者との接点ができますし、インターネット上で気になった物件があって実際に問い合わせをすれば非公開物件情報を紹介してくれることもあるかもしれません。

知識をつけることももちろん大事ですが、最終的に行動に移さなければ不動産投資は始められません。

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4. 不動産投資をする上で資格はあれば役立つ!行動に移すことが何よりも重要

不動産投資をする上で資格は必須ではありませんが、持っていれば入居者トラブル・不動産の法律・確定申告など役立つ場面がたくさんあります。

資格取得よりも重要なのが

  • 本を読んだりインターネットで勉強し、一通りの知識をつけてからセミナーに参加する
  • 気になった不動産会社に問い合わせ

といった流れで、最終的に実際に行動に移すことです。

セミナーに参加したり、メールで問い合わせてみたりと、まずは初めの一歩を踏み出してみましょう。

 

MIRAIMOを運営している株式会社スマミンでは不動産投資初心者に向けて無料勉強会を定期的に開催したり、

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