大規模な再開発が進み、周辺環境が一変した「二子玉川」エリア。
セレブの街として人気を集め、「ニコタマ」という愛称も幅広く浸透し充実した商業施設が揃っています。
交通アクセスも利便性が高く、単身者からファミリー世帯まで住みやすい二子玉川の不動産投資は魅力です。
一方で2024年10月に二子玉川で起きた台風による浸水被害は記憶に新しいですが、果たして不動産投資への影響はあるのでしょうか?
当記事では、上記の答えも含め、二子玉川の不動産投資のポイントをご紹介します。
(※当記事内のデータは2023年7月現在のものです。)
二子玉川が含まれている、世田谷区全体の不動産投資については以下の記事を参考にしてください。
目次
1. 二子玉川の不動産投資データ
二子玉川は東京都世田谷区の一角を担うエリアです。
注目度の高い二子玉川ですが、不動産投資のデータはどのような傾向があるのかご紹介します。
不動産投資をする前に、エリアの傾向を知っておくことが大切です。
玉川地域の人口推移
2023年7月時点では、世田谷区内全域で492,498人。
内、玉川地域では114,258人と多くの割合を占めています。
1年前は111,816人で、2年前は110,696人と年々人口が増加傾向です。
二子玉川の賃貸需要
二子玉川の賃貸物件の割合は、ワンルームや1K、1LDKなどのコンパクトな間取りが約70%を占めています。
街中ではファミリー層も多く見かけますが、賃貸の需要となるとシングル世帯向けの物件がとても多いです。
収益物件ではマンションが多い
二子玉川駅周辺は商業施設や飲食店などが多いため、
戸建て住宅はほとんどなくマンションが多い傾向となります。
必然的に収益物件もマンションが多くなり、二子玉川での不動産投資はマンションが有効的です。
二子玉川の不動産平均価格
二子玉川はセレブの街と言われるだけあって、近隣駅よりもやや高い不動産平均価格となっています。
二子玉川の不動産平均価格は、専有面積70㎡とした場合4,925万円。
2024年度の地価公示価格は779,000円/㎡。
変動率は5.37%の上昇率です。
地価や平均価格は、昔と比べると上昇傾向を示しており、二子玉川は今後も上昇が期待できるエリアとされています。
参考:土地代データ 二子玉川
二子玉川の賃料相場
二子玉川エリアの賃料相場を間取り別にご紹介します。
駅から10分圏内の賃料相場です。
間取り | 賃料相場 |
ワンルーム | 8.50万円 |
1K | 8.11万円 |
1DK | 9.67万円 |
1LDK | 16.51万円 |
2. 二子玉川駅の不動産投資に活かせる地域情報
東京都心部と肩を並べるほどの人気を誇る「二子玉川」。
「SUUMO住みたい街ランキング2023関東版」では、住みたい駅ランキング18位に君臨しています。
日々の生活はもちろん、休日でも楽しめる街並みは二子玉川エリアならではです。
その人気の理由を見ていきましょう。
二子玉川が人気なワケを考察
二子玉川が都心部に負けない人気のワケには、3つの大きなポイントがあります。
- 交通アクセス
- 子育てのしやすさ
- 商業施設が充実
人気のポイントを見ていきましょう。
渋谷へのアクセスが良い
二子玉川駅の一駅隣は神奈川県ですが、交通アクセスには優れた立地です。
東京を代表とする主要エリア、渋谷駅にダイレクトでアクセスができます。
通勤や通学にも便利なため、多くの人が利用する沿線です。
子育て向きの環境
商業施設やセレブの街というのが先行しがちですが、自然に恵まれた子育てにも最適な環境です。
大自然広がる多摩川が流れ、周辺には公園施設も豊富な街。
商業施設がありますが繁華街がないため、子供でも落ち着いて過ごすことが可能です。
また二子玉川がある東京都世田谷区は、育児支援に力を入れています。
商業施設が充実している
二子玉川は再開発により、商業施設の充実度が大きく変わりました。
「玉川髙島屋」に加えて「二子玉川ライズ」が誕生し、平日や休日問わず賑わいを見せる街に。
ショッピングや映画、グルメなど身近な場所で幅広く楽しめる環境が整っています。
商業施設が充実しているという点は、不動産投資にもプラスになるでしょう。
二子玉川の治安はあまりよくない
セレブの街というイメージがあるので、治安も安心できるかと思っていましたが、意外にも治安はあまり良くない地域とされています。
万引きや窃盗などの犯罪件数が多く、直接生活に影響がでるような犯罪が多いわけではありません。
二子玉川の交通事情
二子玉川は、都心部へのアクセスが優れていることも人気のポイントです。
東急田園都市線と東急大井町線の2路線が通っており、渋谷駅にもわずか17分程度で行くことができます。
さらに東急田園都市線は、半蔵門線に直結しているため、都心部を通り東京スカイツリー駅までアクセス可能。
3. 二子玉川での不動産投資のコツと将来性
二子玉川はシングル向けのコンパクト物件を中心に賃貸需要が高く、不動産投資に期待ができる有効的な地域です。
人口推移や地価推移も上昇傾向で、値下がりなどの大きなリスクは少ないでしょう。
単身や核家族向けのコンパクトな物件が狙い目!
二子玉川は、商業施設が充実し交通アクセスも便利な生活環境です。
単身者を中心に核家族に向けた、コンパクトな賃貸物件が二子玉川の不動産投資では狙い目でしょう。
休日も身近な施設で楽しめるため、充実度が高く幅広い年齢層が楽しめる街並みです。
台風被害により二子玉川で浸水が…不動産投資への影響は?
2024年10月に起こった台風19号の影響で二子玉川駅周辺は大きな浸水被害に見舞われました。
水害リスクを避けたい人は二子玉川での不動産投資を諦めなければならないのでしょうか?
水害が怖い場合は浸水の危険性を示した「ハザードマップ」を活用すると良いでしょう。
世田谷区でも多摩川周辺のハザードマップを発表。
マップを見て分かる通り二子玉川の周辺エリアでも安全な地域はたくさんあります。
むしろ、今回の台風で被害に見舞われなかったエリアは価値が上がる可能性すらあるでしょう。
4. ファミリー層も暮らしやすい二子玉川は不動産投資におすすめのエリア!
二子玉川エリアは、単身者だけでなく子育て世代のファミリー層も暮らしやすい環境です。
商業施設や渋谷駅まで直通といった利便性の高い交通アクセスなど、人気のポイントが数多くあります。
人口や地価も安定した上昇が見られ、大きなリスクが少ないエリアでしょう。
不動産投資に最適な駅近の立地では、コンパクトマンションの賃貸需要が高いです。
二子玉川エリアの不動産投資についてはMIRAIMO運営元の株式会社スマミンが何でもお答えします。
エリアの特徴を掴み、不動産投資に成功する勉強会や個別相談会を定期的に実施しているのでお気軽にご利用ください。