不動産がもっと楽しくなるメディアMIRAIMO

不動産投資は低リスク?|自己資金が少ない場合でも始められる投資とは?

投資に興味はあるけど、どんな投資手法がよいのか悩んでいる方もいるかもしれません。

不動産投資は低リスクであり、少ない資金で始められる投資手法です。

この記事では、不動産投資が他の投資手法と比べていかにリスクが少ないかをご説明すると共に、失敗しないためのコツもご紹介します。

少ないリスクで安定的に利益を上げ続けられる投資手法をお探しの方の参考になれば幸いです。

1. 不動産投資は低リスクの投資法?

不動産投資は低リスクの投資法?

結論から言いますと不動産投資は「低リスク」な投資手法です。

投資にはさまざまな手法がありますが、たとえば株式投資や先物取引などは、上げ下げの変動が大きく景気にも敏感に反応します。

また、世界情勢にも大きな影響を受けやすいのも特徴。

一方、不動産投資は景気の変動に対して過敏に反応することはなく、世界情勢で価格がすぐに変動することはありません。

また、投資物件は資産として残る点も大きなメリットです。

不動産投資と他の投資の違い

それでは、不動産投資は他の投資手法と比べてどんな違いがあるのでしょうか?

不動産投資はミドルリスク・ミドルリターン

不動産投資は基本的にミドルリスク・ミドルリターン投資です。

家賃は短期間に大きく変動することはなく、経費もある程度予測できるので、しっかりとした管理のもとに運営を行えば、低リスクで安定した利益を上げ続けられるのです。

景気に左右されることがない

不動産投資は景気に左右されません。

たとえば、貨幣価値が相対的にさがってしまう「インフレ」時には、物価が上がり続けてしまい、今まで安く購入できたものが同じ価格では買えなくなってしまいます。

一方で、現物資産である不動産はインフレの影響を受けにくく、逆に投資が集中することもあるのです。

不動産投資はある程度自分でコントロールできる

外部要因に左右されやすく価格変動の大きい株式投資などは、自分でコントロールすることは不可能です。

しかし、不動産投資の場合は保有物件の修繕や設備投資などを行うことで投資効率を上げることが可能。

不動産投資は、自分で管理運営をコントロールできる投資手法なのです。

投資物件が資産として残る

株式投資では、投資していた企業が倒産すれば一夜にして全財産を失うことも。

しかし、不動産投資で購入した物件は老朽化によって建物の価値は目減りしますが、土地は資産として残ります。

場合によっては土地の値上がりも期待でき、土地の目減り分を相殺することもできるのです。

ハイリスク・ハイリターンの投資とは?

では、不動産投資と異なったハイリスク・ハイリターンの投手手法にはどんなものがあるのでしょうか?

株投資

株式を上場している企業の株を購入し、値上がりしたときの売却益や配当金、株主優待券などを期待して投資します。

しかし、売買のタイミングを間違えれば損失となり、株を保有している企業が倒産した場合には株の価値は全くなくなってしまうなど、大きな損失を負うこともあるのです。

FX

FXとは、外国為替証拠金取引のこと。

ドルやユーロ、ポンドなど、外国の通貨を日本円で売買することで利益を狙います。

FXの大きな特徴が、少額で大きなリターンを狙えるレバレッジ取引を行えること。

たとえば、元本1万円で25倍のレバレッジをかけた場合、1万円で25万円分の取引をできるのです。

目論見通りに相場が動けば大きな利益を得られますが、逆に動いた際には大きな損失が出てしまいます。

先物取引

先物取引には、株価指数に連動する「株価指数先物」やガソリンなどに連動する「商品先物取引」があります。

いずれも、FXと同様に証拠金取引。

つまり、レバレッジを効かせて大きな利益を狙うハイリスク・ハイリターン投資です。

取引単位は「枚」で、日経225先物取引では1枚のレバレッジは1,000倍。

1枚取引した場合日経平均が100円動けば10万、1,000円動いたら100万の利益、または損失となるので投資初心者が手を出すべきものではありません。

ミドルリスク・ミドルリターンの投資とは?

不動産投資にはミドルリスク・ミドルリターン投資である、「REIT」という投資手法があります。

REIT

REIT(リート)とは不動産投資信託のこと。

証券取引所で取引するもので、株式などと同様に指数化されています。

投資家から集めた資金で不動産投資を行い、売買益や家賃収入で得た利益を投資家に分配する仕組みです。

REITは10万円以下の少額から投資でき、不動産を保有するわけではないので、リスクも限定されるミドルリスク・ミドルリターンの投資手法といえるでしょう。

ローリスク・ローリターンの投資とは?

ローリスク・ローリターンの投資手法も確認しておきましょう。

個人向け国債

国が発行している債権です。

他の投資手法と比べて高いリターンは期待できませんが、銀行の預け入れ金利が安いため、リスクを取りたくない人には人気です。

また、元本も保証されます。

外貨預金

日本の通貨を外国の通貨と交換して預金をします。

為替相場は株式相場ほど短期間に大きな変動はないため、少額ではあまり大きな利益は狙えないでしょう。

2. 不動産投資は自己資金が少なくても始められる

不動産投資は自己資金が少なくても始められる

不動産投資は自己資金が少なくても始められる投資手法です。

比較的少額で始められる不動産投資の種類

具体的に、少額で始められる不動産投資にはどんな種類があるのでしょうか?

区分のアパート又はマンション

マンション1棟丸ごと購入するのではなく、1部屋単位で不動産投資を行います。

立地や地域によっても異なりますが、数百万円の初期投資額で始めることも可能です。

中古物件

同じ地域で比べれば、中古物件は新築物件より安く購入できます。

また、中古と新築の購入価格の差ほど家賃は変わらないので、表面利回りがよいのが特徴です。

競売で売られている物件

不動産投資の手法には、「競売」で売られている物件を購入する方法があります。

通常、競売物件は市場価格より安く、半値以下で購入できる場合も。

安く物件を購入できれば、高い表面利回りが期待できます。

REIT

REITは、口数で売買します。

REIT銘柄は、1口数十万円台で買える銘柄が多くあり、中には10万円を切るものも。

少ない資金で始めることが可能な不動産投資です。

少額で不動産投資を始めるメリットとは?

少額で不動産投資を始めることにより、自己資金を手元に置いておけます。

自己資金があることにより、資金計画を立てやすく、将来のライフプランに備えられるのです。

少額で不動産投資を始めるデメリットとは?

物件を購入する場合、少額の資金では選択できる物件が限られてしまいます。

あまりに格安な物件を購入することで、突発的な修繕費用が発生した場合には対応できないケースもあるでしょう。

関連記事不動産投資を少額から始める方法5選|自己資金0円〜1万円でも儲けられる!

2023.09.18

3. 不動産投資のリスクを知る

不動産投資のリスクを知る

株式投資などと異なり、比較的リスクの少ない不動産投資ですがリスクも当然存在します。

ポイントを押さえておきましょう。

空室によるリスク

不動産投資には、常に空室リスクは存在します。

特に区分マンション・アパート投資では、空室が出てしまうと赤字になることも。

購入前のリサーチを徹底することで、ある程度リスクは軽減できます。

災害によるリスク

近年、日本では大きな災害がニュースになることがあります。

自分が保有している物件にそのような災いが訪れないとは限りません。

最悪の場合多額のローンだけが残ってしまいますので、保険を活用して備えることが重要です。

金利上昇によるリスク

一般的に、不動産投資を始める際には金融機関から融資を受けて行います。

変動金利を選択した場合、金利上昇によってローンの返済額が増加してしまうリスクも考慮しなければなりません。

家賃滞納によるリスク

空室リスク同様、家賃滞納もインカムゲインを狙う不動産投資ではリスクです。

トラブルが長期化すると、収支計画に大きな影響が生じます。

ローンの借入によるリスク

不動産投資をする際にローンを利用することは決して危険なことではありません。

しかし、物件を担保にする以上、万が一ローンが払えない状況に陥った場合には物件を失うなどのリスクはあります。

あまりに多額のローン契約には注意が必要です。

管理会社倒産によるリスク

通常、不動産投資を行う際には、管理を任せるために管理会社と契約を結びます。

もし管理会社が突然倒産してしまった場合には、家賃の回収や建物の管理など、あらゆる面で問題が出るでしょう。

事前にしっかりとリサーチすることで、ある程度防げます。

関連記事不動産投資のリスク10種類とリスクヘッジ方法を解説|失敗を防ぐための圧倒的な秘訣

2023.10.01

4. 不動産投資で失敗する人の共通点

不動産投資で失敗する人の共通点

不動産投資は、しっかりとした計画に基づいて行えば失敗が少ない投資手法です。

しかし、失敗する人がいるのは確かなので、失敗しがちな人の特徴を確認しておきましょう。

不動産投資を事業だと把握していない

不動産投資は、物件を購入する際のリサーチや契約する管理会社の選択など、しっかりと事業計画を立てなければなりません。

その場の思いつきで売買を繰り返すような投機的な投資手法とは異なるのです。

購入前はもちろん、より安定的に利益を得るために事業として取り組みましょう。

知識がないのに全て自分でやろうとする

不動産投資のメリットのひとつが、運営管理のプロである管理会社に任せられること。

なるべく経費を減らしたいがため、何でも自分でやろうとしてはいけません。

プロの知識を利用して、適切な不動産投資を行いましょう。

シミュレーション(計画性)が出来ていない

不動産投資では、しっかりとした収支計画を立てることが重要です。

たとえば、物件を選ぶ際に表面利回りばかりに目がいく人がいます。

しかしながら、表面利回りだけで将来の収益を予想するのは危険です。

空室率や金利、減価償却水準なども考慮しながら、事前にさまざまなパターンを想定してシミュレーションを行っておきましょう。

5. 不動産投資は低リスク!きちんと知識をつけてから投資しよう

不動産投資は低リスクであり、少ない資金で始められる投資手法です。

リスクをしっかりと把握した上で、綿密な事業計画を立てたうえで始めましょう。

MIRAIMOでは、不動産投資の無料オンライン相談を受け付けています。

LINEで友だち登録していただくだけですのでお気軽にご利用くださいね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ミライモの記事を毎日チェック!