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アパート名は軽視してはいけない!名前の付け方で気を付けたいポイントとは?

アパートオーナーになったら、自分で好きなアパート名を付けることができます。

オーナー自身の名前を付ける人や、町の名前を付ける人などさまざま。

ところがアパート名は入居者から見ると物件選びの大事な要素になっていて、変な名前だと入居者は敬遠します。

つまりアパート名はアパート経営の命運を握っているといっても過言ではありません。

入居者はオーナーよりもアパート名を書く機会が何かと多いので気になるものなんですよ。

そこで今回はアパートのネーミングで失敗しないよう、気を付けておきたいポイントをご紹介します。

適当にアパート名をつけて、後で後悔しないよう、最初にじっくり考えて利益の出るアパート経営を目指しましょう。

アパート名は入居率に直結するので軽視してはいけない!

アパート名は入居率に直結するので、じっくり慎重に考えなければなりません。

入居者はアパートを選ぶとき、まず物件を見に行く前、アパート名をチェックします。

名前を聞いて、ある程度アパートのイメージを作り上げてしまうので、もし古くてダサい名前であれば、内見にも行かないでしょう。

特に若い人はアパート名に敏感なので、センスの良いネーミングを考えなければなりません。

アパートの名前を変更するだけでイメージアップになる

最近はおしゃれな名前のアパートが増えてきました。

英語を使って若者受けが良いものもたくさんありますよね。

しかし、いまだに「〇〇荘」といった築古アパートを見かけることも。「〇〇荘」と聞くと、築30年以上の古くさい木造2階建てアパートというイメージですよね。

聞いただけで汚いアパートというイメージが湧いてくるので、若い女性はまず契約しないでしょう。

名前だけで入居者に逃げられるというのは、アパートオーナーとしては避けたいところ。

新しいアパートなら比較的おしゃれな名前のところが多いですが、購入した中古アパートが「〇〇荘」などのように古臭い名前なら、ぜひ変更しましょう。

「〇〇荘」といったように漢字を使うのではなく、英語やフランス語など、片仮名やアルファベットを使用すると、イメージアップに繋がります。

アパート名は時代と共に流行もあるので、できるだけ時代に合った、入居者に選ばれるような名前を付けましょう。

アパートの名前を付ける上で気を付けたいこと

アパート名は自由につけることができますが、失敗しないためには次のような点に注意してつけてみて下さい。

  • 誰でも読める
  • 発音しやすい
  • 覚えやすい
  • 語呂が良い
  • 清潔感がある
  • 明るいイメージ
  • 多くの人が受け入れやすい

あまり考えすぎると、複雑な名前になってしまいます。

できるだけ雰囲気の良い響きに仕上げることを心がけましょう。また具体的にどういう名前を付けたらよいか迷っている方は、次のようなポイントもネーミングの参考になるかと思います。

  • 地域の名前を利用
  • 大家の名前やイニシャルを利用
  • 片仮名を利用
  • 数字やアルファベットを利用

ご近所のアパートやマンションの名前を調べてみて参考にしてみて下さい。

ただしその場合、同じ名前や非常によく似た名前というのは誤解を招きやすいので避けた方がいいでしょう。ネーミングは悩ましいもので、あまり考えすぎると泥沼にはまってしまします。

悩む時は身近な人に相談しながら、ぜひ愛着のもてるオリジナルなネーミングをつけて下さい。

アパート名はいつ頃つけるのがベストか?

アパート名はできるだけ早期につけるのがいいでしょう。

最低でも入居者募集を開始するまでには決めておきたいところです。不動産会社も、お客に紹介するときに、名前のないアパートというのは説明が難しくなってしまいます。

また時々「仮称:〇〇コーポ」などのように、名前が決まっていないアパートが入居者募集をしていることがあります。

しかし「仮称」というのは入居者から見ると印象が良くありません

正式な名前をしっかり公表していかないと、入居希望者が選びにくいものです。ネーミングには時間がかかるものなので、早々に取りかかりましょう。

アパートでよく使われている「ハイツ」や「メゾン」等について

ハイツやメゾン等の違いには何かあるのか?

アパート名でよく見かけるのがハイツ・メゾン・コーポ・カーサなど。

至る所でこうした言葉をアパートやマンションで使っていますが、それぞれどういう違いがあるのか気になりますよね。

実はこれらの名称は全て「住まい」という意味を持っていて、大きな違いはありません。またアパートやマンションの建物構造に使い分けをしているわけでもないので、自由に使うことができそうです。

ハイツやメゾン等にはどんな意味があるのか?

ハイツやメゾンというのは全て外国語で、いずれも「住まい」という意味ではありますが、厳密には少し言葉の意味に違いがあります。

  • ハイツ(英語:heights)高台
  • メゾン(フランス語:maison)家・建物
  • コーポ(英語:cooperative house)集合アパート
  • カーサ(スペイン語:casa)家
  • ハイム(ドイツ語:heim)家

このように世界各国の「住まい」にまつわる言葉が、日本では片仮名書きで多用されています。

日本語だけでなく、こうした外国語を使うとオシャレに聞こえますよね。しかしこうした外国語に合わせる日本語の組み合わせというのも重要。

アパート名全体をセンス良くまとめなければならないので、知恵を絞る必要がありますね。バランスに気を付けて、素敵な名前を付けましょう。

中古物件のアパートやマンションの名前の変更はできるが注意が必要

アパートやマンションなど、一度付けられた名前を後で変更することは可能です。

登記簿の建物名称を変更するだけなので、手続きとしてはとても簡単。

たとえば中古物件を購入して、ダサい名前が気に入らない場合、好きな名前に変更するという選択肢もあるでしょう。

アパートやマンションの名前は必要以上に変更はしない方が良い

古い名前が付けられたアパートやマンションではイメージが悪いので、現代風のおしゃれな名前に変更したいですよね。

しかしあまり頻繁に変更することはおすすめできません。建物名称が変わると、入居者の住所変更手続きが負担になります。

たとえばクレジットカード・公共料金・公的機関など、アパートやマンション名を記入している人が多いので、それら全ての変更手続きとなると、かなり迷惑をかけてしまいます。

クレームが来ては困りますから、名前を付ける時はしっかり考えてから付けましょう。

アパートやマンションの名前によって入居率は変わる!親しみやすい名前を考えよう

いかがでしたでしょうか。アパートやマンションの名前は、住む人にとってはとても気になるところ。

響きが良くイメージの良い名前でなければ、入居者は集まりません

大学生など若者が多く暮らすアパートであれば、アルファベットを使っておしゃれでカッコいいネーミングがいいでしょう。

またサラリーマンなど社会人が多いアパートであれば、落ち着いたネーミングもいいのでは。ぜひ住む人をイメージしながら、物件に合った名前を付けて下さい。

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