不動産がもっと楽しくなるメディアMIRAIMO

トランクルーム経営ではフランチャイズを選ぶべきそのワケとは?!|おすすめ会社3選つき

利回りが20%以上も期待できるのでサラリーマンの副業としても人気が高いのがトランクルーム投資

使っていない土地があればその上にコンテナなど置くだけで始めることが可能ですが、普通は使っていない土地なんて持っていないですよね。

でもトランクルーム経営に興味があるあなたに朗報。

トランクルーム経営をしたいオーナー向けにフランチャイズ展開している会社を利用すれば、手間暇をかけずにトランクルーム経営を始めることができます。

フランチャイズを利用すれば、フランチャイザーに運営方法を教えてもらうこともできますし、フランチャイザーのネームバリューを使ってお客様を集めやすくなります。

ただ、フランチャイズを利用するとロイヤリティを払わないといけないので利益は減ってしまいます。

 

今回は、トランクルーム経営でフランチャイズを利用する方法やおすすめの会社をご紹介いたします。

1. トランクルームの需要

トランクルーム経営は、初期投資が数千万円かかる賃貸アパート経営などに比べると、200万円~300万円程度で済み、手軽に始めることができるのでサラリーマンの副業としても人気が高い投資法です。

トランクルームは、これまでは貸倉庫などと呼ばれており、30年以上も前からある事業形態。

市場規模は、日本では50万室程度とアメリカの1700万室と比較するとまだまだ小さいです。

 

これまではストーブやコタツなどの季節家電やレジャー用品などを置くといった需要が多かったのですが、最近ではセキュリティ設備を導入しているトランクルームも増えており、会社が書類を置く倉庫代わりに使ったり、個人のコレクションを置くといった需要が増えています。

また、

2015年度のレンタル収納市場規模は前年度比5.9%増の238億8,000万円、コンテナ収納は同9.8%増の327億5,000万円であった。レンタル収納は地方都市における新たな参入事業者の増加により、地方都市でも収納サービスとしての認知度が向上している。コンテナ収納は地方よりも首都圏での拠点拡大が一段と進んでいる。

(引用:矢野経済研究所 レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム市場に関する調査を実施(2016年)

調査結果サマリー https://www.yano.co.jp/press/press.php/001585

このように「レンタル収納サービス事業」に対する認知度も高まっており、

トランクルームの利用方法が多様化することで、今後も益々トランクルームは伸びる市場だと言えます。

トランクルームとレンタル収納スペースの違い

トランクルームとレンタル収納スペースは同じと思っている人も多いと思いますが、厳密に言うと大きく違います。

トランクルーム経営倉庫業にあたるので、トランクルームを借りるというよりは倉庫会社に荷物を預ける寄託契約となります。

そのためトランクルーム業者には保管義務があります。荷物が壊れたり、汚れたりすると補償しないといけません。

又、荷物の出し入れに立会いがいるなど24時間荷物を出し入れできないケースも。

 

対してレンタル収納スペースは、スペースを貸す賃貸借契約となりますので、ルールさえ守ればそのスペースで何をやっても自由です。

その代わり、セキュリティ面ではトランクルームよりも劣るため、あまり高価な物や貴重品を置く場合は、セキュリティや保険の内容を確認しておく方が良いでしょう。

倉庫業者でないと運営できないトランクルームと違い、レンタル収納スペースは不動産会社が経営しているケースが多いです。

2. トランクルームにはフランチャイズを利用しよう

トランクルーム経営は、自分で行えば利益も大きくなりますが、運営や集客に手間暇がかかります。

特に副業で行う方だと、あまり時間をかけられないので集客できず、結局稼げない場合も。

その点トランクルームフランチャイズを利用すれば、フランチャイザーのネームバリューで集客してもらえ、運営もある程度任せることができます。

では、いったいフランチャイズとはどういうものなのでしょうか。

2-1. フランチャイズとは?

フランチャイズと聞くと、コンビニ経営を思い浮かべる人も多いと思います。

簡単に言うと、フランチャイズは、加盟した人がロイヤリティ(権利の対価)を払ってフランチャイズの名前を借りて経営すること。

フランチャイズに加盟した人は、フランチャイズ本部から

  • フランチャイズのネームバリュー
  • 運営手法
  • その業態を利用する権利

を譲り受け、経営して儲けを出すことでその一部をロイヤリティとして払います。

加盟した人は、一から自分で考えて商売を始める必要がなく、短期間で商売を軌道に乗せることができ、フランチャイズは加盟店を増やすことで店舗数を増やし、知名度を更にアップすることができます。

2-2. トランクルームでフランチャイズを利用するメリット

自分でトランルームを運営できれば、フランチャイズを利用するよりも収益を上げることができます。

そうは言っても、一人で最初からトランクルーム経営を始めようとすると、土地を探したり、コンテナの手配をしたり、利用者を集めないといけないなど時間がないとかなり大変です。

しかし、フランチャイズを利用すればロイヤリティを払う代わりに、

  • 経験が無くてもすぐに始めることができる
  • フランチャイズのネームバリューを利用して集客できる
  • 運営手法や経営について教わることができる

といったメリットがあります。

 

他にも、自己運営していると起こってみないとわからない失敗なども多く、フランチャイズに加盟していればそういった失敗事例の蓄積もあるので運営で失敗するリスクが大きく減ります。

やはり、時間を掛けずにトランクルーム経営を軌道に乗せるには、自分で運営するよりもフランチャイズを利用する方が明らかに優位性がありますね。

3. トランクルーム投資にかかる諸費用

トランクルーム投資を始めるにあたって、初期費用やランニングコストがどのくらい必要か気になるところです。

初期費用として一番大きいのがコンテナ費用です。

  • 最近ではトランクルーム用コンテナも販売されており、65万円~100万円程度。
  • コンテナを置く土地(50㎡)を借りて、その上にコンテナを置けるように舗装する必要があります。舗装費を4,000円/㎡とすると50㎡で20万円、設置工事が10万円とすると併せて30万円

1基を設置するのにかかる費用は95万円~130万円になります。

看板を取り付ける場合は別途20万円程度かかります。

 

ランニングコストとしては、土地の賃借費とフランチャイズのロイヤリティ・保険料・セキュリティ費用などが挙げられます。

  • 土地の賃借費は、50㎡の土地を㎡単価3,600円程度で借りるとすると18,000円。
  • フランチャイズへのロイヤリティは契約会社によって違いますが売り上げの10%程度。
  • 保険料とセキュリティ費用は、それぞれ2万円~3万円。

不動産投資などと比べるとランニングコストは低いのがトランクルーム経営の魅力です。

4. トランクルームでフランチャイズ契約ができる会社3選

トランクルーム経営を行うのに、どのフランチャイズと契約すればいいのか悩むところ。

会社にによって契約内容や収益性も変わります。

ここでは、トランクルームのフランチャイズ契約ができるおすすめの会社を3社ご紹介します。

①押入れ産業

https://www.oshiire.co.jp/

押入れ産業は、創業1987年のトランクルームフランチャイズの老舗。

本社は東京都港区にあり、資本金は1億円。

トランクルームだけでなく、レンタル収納スペースなど倉庫を利用したビジネスをメインに展開している会社です。

現在は、全国41都道府県に100か所以上のトランクルームを展開しており、フランチャイズ本部主導でネットワーク体制が充実しています。

専任のスーパーバイザーが各店舗を担当して研修や営業の支援などを行ってくれたり、顧客管理システムの提供を受けることができるなどサポート体制がしっかりしています。

トランクルームの利用に関しては、倉庫内にコンテナが設置されているので、利用者でも倉庫内に勝手に入ることができません。営業時間内であれば、作業員に依頼して荷物の出し入れをすることが可能。

内容
フランチャイズ加盟店になる為の条件 国土交通省への倉庫業の登録、基準倉庫設備があること
加盟料 150万円(更新料75万円)
保証金 100万円
その他 開業などに掛かる費用、指定コンテナと資材の導入費
ロイヤリティ コンテナレンタルの場合は含まれる

コンテナ以外は売上の10%

販促負担金 5万円/月
契約期間 7年ごとに更新

②加瀬のトランクルーム販売

http://www.plars.jp/trk/

加瀬のトランクルーム販売は1978年に創立され本社は横浜にあります。

トランクルームやレンタルボックスだけでなく、不動産管理やゲストハウス、ビジネスホテルなどの運営も行っています。

トランクルーム、レンタルボックスを含めると全国各地に900か所の拠点があり、東京、神奈川、千葉、埼玉といった都心部を中心にエリアを拡大中。

加瀬のトランクルーム販売では、集客や個客対応を行ってくれるおかませプラン(管理委託型)と、高収益追求プラン(独立型)があり、オーナーの投資に対する考え方によって選ぶことが可能です。

どちらかというと空地対策としてのトランクルーム経営を支援する体制がメインとなっていますので、初めからすべて任せるというよりは、空地があって有効活用したいオーナー向けの会社になります。

③収納ピット

https://www.syuno-pit.biz/

収納ピットは、2005年に設立され大阪に本社を置くトランクルームのフランチャイズ会社。

コンテナ&ビルイン型トランクルームを得意とし、大阪府下を中心に160か所にて展開しています。

収納ピットのトランクルーム経営には、事業者をターゲットにした市内のテナントビルを利用してトランクルーム経営を行うビルイン型トランクルーム、空地を利用した郊外に出店を行うコンテナ型トランクルームがあります。

フランチャイズ契約には、オーナープランとサブリースプランの2種類があります。

オーナープランでは、初期投資の資金を用意する必要がありますが、運用利回りも25%~35%期待でき、実績に応じて多店舗展開も可能です。

サブリースプランでは、初期投資額の10%~15%で借り上げを行ってくれるので、出店の翌月からすぐに収入を得ることができます。

5. 自分にあったフランチャイズ会社を見つけてトランクルーム経営を始めよう

トランクルーム経営を行うには、リスクが高く運営に手間暇がかかる自己運営よりも、ネームバリューがあり、サポートもしてくれるフランチャイズで始めることが成功させる近道です。

まずは、フランチャイズを利用してトランクルーム経営を勉強し、一定の収益を上げることができるようになることが大事。

フランチャイズである程度の規模まで増やせ、ノウハウを蓄積することができれば、その時に自己運営に切り替えるというのも良いでしょう。

トランクルーム経営は、初期投資に多額の費用がかかる不動産投資やリスクの高い株式投資やFX投資と比べて、初期費用をかけずに高収益を得ることができます。

これから何か投資を始めたいと考えている方には、ローリスク・ミドルリターンのトランクルーム経営がおすすめです。

 

また、弊社では土地活用の一種としてマンションなどによる不動産投資物件をご紹介しています。

月数回開催している無料セミナーで具体的な物件例を用いてご説明していますので、お気軽にご参加ください。

マンション投資が何なのかよくわからないという人は以下の記事は一読の価値があります。

関連記事

今ならMIRAIMOを友達追加いただいた方にもれなく、
オリジナルのe-book「中古マンション購入チェックリスト」をプレゼント!

MIRAIMO公式アカウント友だち登録

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ミライモの記事を毎日チェック!