不動産融資の特約とは？｜不動産投資ローン2種類の違い

不動産購入の際に「融資」を利用されるでしょう！その融資には「種類」があるのご存知ですか？
種類があるということはそれぞれ「ニーズ」が異なるということです。

そのため、今回は融資の種類について説明していきます。
種類を理解して自分はどの融資が合っているのか見つけて頂ければと思います。

不動産投資の融資は2種類！「アパートローン」「プロパーローン」

住むための不動産を購入するローンは、「住宅ローン」と言います。住宅ローンは規約で、不動産投資を目的とした利用をすることを禁止されています。これは不動産投資ローンよりも金利が1番低いです。

不動産投資ローンは「アパートローン」と「プロパーローン」の2種類に大きく分けられます。
2つの特徴と違いを以下で説明していきます。

アパートローン

アパートローンとは、収益物件を購入するために金融機関のローン商品です。
このローン商品は全ての銀行にある訳ではありません。商品がない場合は、プロパーローンで審査します。
プロパーローンについては次の項目で説明していきます。

アパートローンの特徴としては、

• 融資の期間や金利などの物件評価が明確
• 融資の対象エリアが明確

ということです。主にサラリーマンが対象の商品です。

融資を受けられる条件は項目になっており、それが大丈夫なら融資が受けられます。

プロパーローン

プロパーローンは事業性融資とも呼ばれており、様々な一般事業(企業の設備投資・運転資金のための融資など)で活用できる融資です。【プロパーローンは商品名ではなく俗称】
審査は、事業のための融資の審査ルートで行われます。

プロパーローンの特徴としては、

• 融資審査が定型化されていない
• 審査機関が長くなるので収益物件を他の人に物件を買われてしまうリスク

があります。主に経営者が対象です。

融資審査が定型化されていない分、アパートローンよりも審査期間が長くなります。
しかし、審査基準がないので「融資残高の上限ない」ので、すべては金融機関との交渉次第です。
良い方か悪い方、どちらに転ぶかは分からないですが、対応に可能性があり期待できますね。

条件は項目になっておらず、「物件の評価」「財務状況」から評価・判断します。

つまり、アパートローンは条件が決まっているものでプロパーローンは条件が決まっていないものです。
自ら金融機関に足を運んで融資打診をすることで、投資規模を拡大できるかもしれません。積極的に銀行の融資担当い聞いてみて下さい。

ローン特約があれば売買契約を白紙に？！

不動産の売買契約をしたけど「やっぱり売買契約を白紙にしたい」となってしまった場合はどうすればいいの？となりますよね。その時に、「ローン特約」の有無で白紙に出来る・出来ないが変わってきます。

ローン特約とはなんでしょうか？

この特約は、売主と買主の同意があれば契約時につけられます。ただ、標準の売買契約書では契約の一般条項とされているものです。売買契約を白紙にする際は、既に買主が売主に支払った全額を無利息で返すことになります。

ローンの種類・特約の有無によって異なる！

ここまでローンの種類・ローン特約の有無について説明してきましたが、見て分かるように
種類によってニーズは変わります。融資を受ける前にある程度知識をつけておくことは大切です。
この記事で不動産融資にはこうゆうようなものがあるのか、特約の有無で変わるんだっていうことを
知ってい頂けたら嬉しいです。

今回の融資の種類は一般的なものであり、実際の融資条件は金融機関によって異なる部分があります。
そのため、融資を検討された場合、金融機関ごとに見てみましょう。
以下の記事に金融期間別の特徴をまとめたので参照してみてください。