空室リスクが不動産投資においての運営リスク、最難関でしょう。
なら空室リスクにどう対抗するのでしょうか?
答えは簡単。
入居者が絶えないような、需要の高い物件を購入すれば良いのです。
賃貸物件において入居者の気持ちがわかれば、投資用不動産でどんな物件を購入すれば良いのかわかるでしょう。
今回は入居者トレンドが一目でわかるように賃貸不動産の人気検索条件をランキング形式で発表します。
これから不動産投資を始めようと考えている方も、既に不動産投資をしている方もぜひ参考にしてください。
目次
1. 賃貸不動産の人気条件を知ってニーズを探る
不動産投資において賃貸の人気検索条件を知っておくことは、いち早く入居者をつけ、長く住んでもらうことに繋がります。
皆さんは賃貸を探す際に、賃貸のポータルサイトなどで
- 間取り(ワンルーム・1K・1DKなど)
- バストイレ別
- 2階以上
- 室内洗濯機置き場
など、自分のこだわり条件で絞り込んで検索しませんか?
間取りだけで絞り込んでも数百~数千件の不動産が出てくるため、それぞれが譲れない条件をもって検索するもの。
人気の条件を知ることで条件に合った投資物件を探す
そのため、不動産投資をする際は「多く入居者が求めている人気の条件」に合った物件を探し、不動産を購入することで空室リスクの改善につながるのです。
2. 不動産の人気検索条件ランキングTOP5
それでは、不動産の人気検索条件を5位からご紹介します。
既に不動産投資をしている方は、リフォームや修繕などでなんとかできる条件に関しては人気のものに変えることを検討しても良いでしょう。
No.5 室内洗濯機置場
現在は主流の検索条件となっているのが「室内洗濯機置場」。
室外洗濯機置場だと、
- 洗濯するたびに外に出なければならない
- 盗難など防犯の問題
- 雨風や砂埃などで壊れやすかったり汚れてしまう
など、様々なデメリットがあるため多くの人は室内洗濯機置場を選択します。
No.4 駐車場あり
全国では車が必須な場所も多く、「駐車場あり」の検索条件も人気です。
LIFULL HOME’Sの2017年全国版賃貸アパート・マンション 人気の物件検索条件ランキングでは3位にランクインしています。
周辺の電車やバスなどの交通事情、近隣施設の調査など、駐車場ありの物件を購入するべきかエリアを見極めることが重要です。
No.3 2階以上
特に単身女性にダントツな人気を誇るのが「2階以上」ということ。
LIFULL HOME’Sが発表した2016年の人気設備条件でも2位にランクインしています。
防犯上の問題が一番多いですが、1階だと湿気が多く、虫も出やすいため女性で1階を敬遠する人は多いもの。
2階以上が人気の条件に入るのは納得と言えますね。
No.2 バストイレ別
人気検索条件の2位はバス(風呂)とトイレが別かということ。
ホームアドパークでは全国のエリア別に人気検索条件のランキングを発表していますが、全国どのエリアでも「バストイレ別」というのが検索ランキングのベスト3以内には含まれていました。
一時期はホテルライクでおしゃれとしてユニットバスが流行しましたが、
- 入浴後は湿気が多く、トイレの使用が不快
- シャワーカーテンがかびやすい
- 風呂に浸かった後に、お湯を抜き、シャワーを浴びなければならないため不便
など多くのデメリットがあり、快適性・利便性を重視する現代には合わなくなったのです。
今から不動産投資を始める方はバストイレ別の物件を購入することは必須と言えるでしょう。
No.1 駅チカ(徒歩7分以内)
賃貸物件選びで最も気にされるのが「駅徒歩分数」です。
といった大手不動産検索サイトのほとんどでは駅徒歩1・3・5・7・10分以内と絞り込むことができます。
その際に、多くの会社勤めの人が「駅徒歩7分以内」で絞り込む傾向に。
そのため、駅徒歩8.9分の物件を購入するよりも、7分以内の場所に購入した方が入居希望者の目に止まりやすくなるということです。
3. 賃貸物件で入居者側が妥協できない2つの条件
人気検索条件ランキングを発表しましたが、
入居者側が絶対に妥協できない条件として「家賃」、また検索条件で絞り込むことができない「周辺環境や治安」というものがあります。
人気検索条件と併せて押さえて、物件選びの参考にしてください。
家賃
入居者は検索条件を絞り込む前に、「間取り」と「家賃」を真っ先に決めるでしょう。
こだわりの条件を詰め込んで設備を充実させるとその分、物件価格も上がり、伴って家賃も上がる傾向に。
不動産投資ではそのエリアの家賃相場に合った家賃でないと入居者は中々つきづらくなります。
物件価格や家賃を基準にして、付帯設備をつけるかどうかを検討した方が良いでしょう。
周辺環境や治安
入居者は周辺環境も気にします。
- 治安は良いか(騒音・異臭など)
- 周辺の施設(コンビニや夜遅くまで開いているスーパーなど)
また、昼夜で印象が全く変わるエリアも。
自身でも物件の購入を決める際に、周辺環境の調査と内覧をしっかりとすることも必須と言えます。
4. 人気検索条件を踏まえて成功できる投資物件を探そう
人気検索条件を押さえた上で、投資物件選びに活かすことは空室リスクを減らすことにもつながります。
ただし、上記の検索条件を全て盛り込んだ物件を購入すればどこでも大丈夫!…という訳ではありません。
そのエリアのニーズに合った物件(単身者が多いエリアなら単身者向けの駅チカ物件、地方で駅から離れているなら駐車場付きの物件など)を選ぶことが必要不可欠です。
投資物件選びで悩んだら、プロに相談しましょう。
MIRAIMOでは公式LINEアカウントを友だち登録いただくと、
無料で不動産投資の相談をすることができ、プロの不動産投資コンサルタントがご質問にお答えします。
物件選びのコツを教えて欲しい、非公開物件情報が欲しいなどお気軽にご質問ください。
MIRAIMO公式アカウント友だち登録