「不動産投資をしている」
と聞くと、お金儲けをすると連想する方は多いのではないでしょうか?
不動産投資では「目標を立てること」が必要不可欠であり、きっかけは目標を立てる上で必要になってくるのです。
今回は不動産投資を始めたきっかけとして多いものをTOP10でランキング化し、そのきっかけに対して本当に不動産投資は有効なのか?も併せて解説。
漠然と「投資に興味はあるけど目標を立てられない」という方は是非読んでみてください。
目次
不動産投資を始めたきっかけは? ランキングTOP10
不動産投資を始めたきっかけをランキング形式で紹介していきます。
10位:将来独立のための資産を作りたかった
「会社勤めをしているけど、将来独立したい」と考えている方に多いきっかけです。
しかし、給料だけでは独立資金も中々たまらないし、
いきなり独立してビジネスを始めるのは不安も大きいでしょう…。
不動産投資では会社勤めをしながらでも「賃貸経営」というビジネスができ、毎月の安定収入を得られます。
更に不動産会社のバックアップもついているので安心。
まずは無理をしない範囲で始めれば、万が一失敗しても給与で補うことができます。
独立した後でも、本業とは別で収入があるのは安心ですね。
9位:不労所得に興味があった
「不労所得」に憧れて不動産投資を始める人が少なくありません。
ただ、覚えておきたいのが「最初から最後まで何もせずに勝手にお金が入ってくる仕組み」というものは存在しないということ。
不動産投資で収益を得続けるには入居者が必要不可欠です。
まずは不動産会社やローンが組める銀行を探したり、入居者が入ってくれる収益物件を見定める力をつけるなど、「不労所得を得る仕組み作り」が大切。
また目標を立てる上で重要なのは「不労所得を得てどうなりたいか」なのです。
8位:節税対策に興味があった・良いと聞いた
不動産投資を始めるきっかけとして、所得税を節税したい・相続税を節税したいといった人も増えています。
消費税増税も間近に迫っている今、支払う税金を少しでも減らしたいのは皆同じのようです。
相続税は不動産の相続税評価額は実勢価格の約70%になるので、現金で相続するより安くなります。
また、不動産投資は確定申告で経費計上できる項目が多いため、正しく計上すれば所得税の節税に。
万が一赤字になっていても、給与所得から赤字分を引くことができる(損益通算)ので税金を減らすことができます。
ただ、いくら節税ができていても不動産投資で赤字を出し続けていては結局あなたの手元にお金は残りません。
「所得税の節税目的の不動産投資」は避けるのが賢明だと言えます。
7位:不動産会社と知り合った・不動産会社の知り合いがいた
- たまたま知り合ったのが不動産会社の人
- 不動産会社の友人がいる
など、意外と身近に不動産関連の仕事をしている方は多いものです。
不動産投資をするなら信頼できる業者から物件を購入したいですよね。
信頼できる友達が不動産会社にいたら心強いことこの上なしです。
業者の友人がいない場合でも、数々の不動産会社とコンタクトを取り、本当に信頼できる不動産投資会社を見つけましょう。
6位:現在の仕事や健康の先行きに不安があった
- 持病で病院に行くはめになった時
- 会社の経営状況に不安を覚えた時
- 専業主婦(主夫)をしているが配偶者に万が一があったらどうしようとふと思った時
今いる会社が倒産する可能性や、自分やパートナーが病気になって働けなくなる可能性・給料カット・リストラなどなど…。
人間というのはいつ何があるか分かりません。
不動産投資は、管理を委託していれば管理会社からの連絡を受けるぐらいなので家でもできます。
万が一給料が得られなくなるような事態が突然起きても収入が0になることはないでしょう。
5位:既に投資をしている知人や友人に勧められて興味が出た
不動産会社を知ったきっかけとして「知人の紹介」が25.9%とセミナーに次いで多くなっています。
最近は増えてはきたものの、確かに自分で積極的に調べないと「不動産投資」という単語すら聞く機会はないかもしれません。
しかし、既に不動産投資をしている人から勧められたら、しかもその人が不動産投資をしたことによって悠々自適に生活していたら….
不動産投資に興味が出てくる方は多いのではないでしょうか?
4位:ある程度まとまったお金ができた
「貯金が結構たまった」「昇給してお金に余裕ができた」などがきっかけで不動産投資に興味を持った人も多いでしょう。
まとまった貯蓄があったり、頭金が用意できればローンも組みやすくなります。
3位:貯蓄代わりになると思った
「ほぼ利息が得られない銀行預金よりも貯蓄として有効なのでは?」
といった理由で貯蓄代わりとして不動産投資を始める人も全体のきっかけの19.7%と多いです。
不動産投資では条件によりますが大体8~10%の表面利回りがあれば利益が出ると言われています。
ただ、入居者が利回りを大きく左右するので、入居者を途絶えさせないような努力(広告・部屋の修繕やリフォーム・管理の見直し等)をすれば、お金は確実にたまっていくでしょう。
2位:老後に不安があった
老後の生活や収入源が不安がきっかけで不動産投資を始める人が増えています。
人生100年時代と言われる今、定年を迎えてから仮に35年もの間、年金や貯蓄、退職金だけで生活していけるでしょうか?
月々に夫婦2人に必要な生活費は月々約22万円。
ゆとりある生活を送りたいとなると30万円以上は必要になります。
平成30年度の年金は標準的なモデルケースの場合夫婦2人で約22万円。
生活費ギリギリの額ですね。万が一病院に通ったり、入院したりとなるとより多くのお金が必要になります。
また、老後の不安から不動産投資を始めた全体人数の20%は20代です。
将来の年金受給額が減ることを考えると、安定して収入を得られる資産運用への関心が高まるのは当然のことと言えるでしょう。
1位:副業としてちょうど良かった
全体の4分の1以上を占めており、20代が41.7%と特に多いのが「副業として」不動産投資を始めたという人。
勤務先の給料だけでは不安を感じて副業をしている方人は16.7%となっています。
(平成29年 大企業勤務者の副業に関する意識調査 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000024608.html)
副業をやってない方の中には「やりたいけどできない」という方も多いのでは?
本業が終わってからアルバイトとして働くのは体力的にも精神的にも負担が大きいですよね。
不動産投資では、始めてしまえば基本的に管理会社から送られてくる書類に目を通したり、電話でたまに連絡を受けるぐらいなので本業とも両立しやすいものです。
数値データ参考:株式会社 GA technologies 不動産投資動向に関する意識調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000021066.html)
現在や将来のお金の心配から不動産投資を始める人が多いのが分かりましたね。
不動産投資は「お金がある中高年がやるもの」というものではありません。
20代、30代の一般の会社員でも不動産投資を始めている人がどんどん増えています。
20代、30代のうちから不動産投資を始めるメリットについては以下の記事でまとめているので参考にしてみてください。
不動産投資を始めるなら計画はしっかり立てよう
ランキングを10位~1位まで発表しましたが、皆さんが「お金を増やしたい」または「税金を減らしたい」といった思いから不動産投資をしていることが分かりました。
きっかけは「不労所得が欲しい」というざっくりしたものでも、いくら貯めるのか?どうなったら自分にとっていいのか?目標をしっかり立てましょう。
目標は明確でないと、投資の方向性を見失ってしまいます。
自分の大切な資産だからこそしっかり目標や計画を立て、信頼できる不動産会社を見つけて、将来的にもしっかりキャッシュフローが出る物件を購入しましょう。
不動産投資に興味があるものの、やり方が分からない、気軽に質問したいといった方はMIRAIMOの無料オンライン相談で不動産投資に関するご質問を受け付けているのでお気軽にご質問ください。