不動産投資を検討している人は、大半がローンを組んで物件を購入することが前提でしょう。
むしろ、現金があってもローンを組んだ方が良いといえます。
なぜなら、ローンを組むことで少額の自己資金で高額な物件を手に入れることができるからです。
不動産投資ローンの借入先はたくさんありますが、今回はオリックス銀行をピックアップして解説します。
オリックス銀行の特徴や金利相場などを解説し、実際に融資を受ける際の流れも解説します。
実際に借入をする際は複数の金融機関を比較した方が良いので、まずオリックス銀行の特徴を頭に入れておきましょう。
不動産投資ローンについては以下の記事からご覧ください。
目次
1. オリックス銀行の不動産投資ローンについて
まずは、オリックス銀行の概要である以下の点を理解しておきましょう。
融資できるエリア
オリックス銀行が融資できるエリアは、基本的に以下のエリアになります。
- 首都圏
- 近畿圏
- 名古屋
- 福岡
上記のように大都市圏が融資の対象エリアになります。
支店自体は東京・大阪・福岡の3支店があり、いずれも不動産投資の融資を行っています。
融資が可能な期間
オリックス銀行での融資期間は最長で35年です。この点は、ほかの銀行と変わりはありません。
オリックス銀行の金利の目安
オリックス銀行の金利相場は2%ほどです。
地方銀行などは3%を超える金利もあるので、十分不動産投資として成り立つ金利といえます。
ただ、借入者のプロフィールによって金利が変わる点は覚えておきましょう。
オリックス銀行で融資を受けるのに必要な頭金
オリックス銀行では頭金額の必要額は決まっていません。
ただ、ほかの銀行と同様に、頭金なしのフルローンはハードルがかなり高いといえます。
オリックス銀行の物件評価方法
オリックス銀行の物件評価方法は積算価格を利用します。オリックス銀行に査定依頼をすれば、数日で簡易査定の結果が返ってきます。まずは相談から・・・という時点で連絡してみましょう。物件の評価は融資の審査に影響するポイントになるので、実は非常に重要な要素になります。
オリックス銀行で融資受けるために必要な個人の属性
オリックス銀行で融資を組むためには、基本的に年収700万円が必要です。
ある程度の属性は求めるというのがオリックス銀行の特徴でもあります。
オリックス銀行は法人投資融資を受けることができるのか?
オリックス銀行は法人投資融資も受け付けています。詳しくは担当者にヒアリングしましょう。
オリックス銀行で借入可能な金額
オリックス銀行の不動産投資ローンの借入可能金額は1,000万円以上2億円以下です。
2. オリックス銀行で長期の不動産投資ローンが可能になった
さて、オリックス銀行で不動産投資ローンを組む時の概要が分かったところで、次にもう少し踏み込んだところを解説していきます。
ローン上限年齢が変更になった
オリックスのローン上限年齢は79歳完済が条件でしたが、これが84歳完済にまで引き上げられました。
たとえば、55歳の人がローンを組むと最長で24年しか組めなかったところを、29年まで組めるようになったということです。
団体信用生命保険料のコスパが良くなる
そもそも団体信用生命保険(団信)とは、借入者が亡くなったり高度障害になったりしたときに、その時点の残債が補填される保険です。
基本的に高齢になるほど団信の保険料は上がりますが、ローンの上限年齢が変わったことで、高齢であっても団信に長い期間加入できるというメリットも生まれました。
月々のキャッシュフローが良くなる
借入期間を延ばすことで、月々の支払金額を抑えることが可能です。
たとえば、2,000万円を金利2%で組んだとき、借入期間の違いによって月々の支払金額は以下のような違いが出ます。
- 借入期間24年:87,496円
- 借入期間29年:75,786円
このように、月々の支払い額が下がることで、キャッシュフローが良くなるというメリットもあります。
総支払額は増えてしまう
上記のように、借入期間を延ばすことで月々の返済額を抑えられるものの、総支払額は以下のように増えてしまいます。
- 借入期間24年:25,198,706円
- 借入期間29年:26,373,584円
そのため、借入期間を延ばすかどうかは、月々の返済額だけでなく、総支払額も加味して検討しなければいけません。
3. オリックス銀行で借入するまでの流れ
オリックス銀行で借入をするときは以下のような流れです。
- ウェブサイトから相談
- 事前審査お申し込み
- 事前審査の結果
- 正式申し込み
- 本審査
- 融資内定&ご契約手続き
- 融資実行
上記は一般的な流れです。
仮審査に通過して本審査に落ちることはほぼありませんが、たとえば転職をしたりほかの借入をしたりすると落ちる可能性があるので気を付けましょう。
4. 自分が組める銀行でお悩みの際はまず相談を!
不動産投資ローンは、上記のように住宅ローンとは金利も異なりますし、審査ハードルも高くなります。
冒頭でいったように不動産投資においてローンは非常に重要です。
そのため、不動産投資ローンについて詳しく知りたい場合は、当社株式会社スマミンの個別相談で相談可能なので、ぜひ活用ください。
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