不動産投資をはじめるときには、不動産投資会社が重要なパートナーになります。
不動産投資経験者でない限りは、ネットや書籍などで集めた情報に頼るしかないので、プロである投資会社からの情報は貴重なものです。
ただ、不動産投資会社は数多くあるので、どの会社が良いか判断するのが難しいのも事実です。
そこで今回は、大手不動産投資会社に絞って、おすすめの不動産投資会社を5社紹介します。
その会社のおすすめポイントや概要などを紹介するので、会社選びの参考にしてください。
そして、最後に大手の不動産投資会社=安心なのか?という点も解説していきます。
結論から言うと、大手だから安心というわけではなく、自分の目でジャッジして判断する必要があります。
その点を頭に入れながら、ランキングを見て参考にしてください。
目次
1. 大手の不動産投資会社は安心なのか?
まず、不動産投資会社を選ぶときには、以下のような点を見極めた方が良いです。
- 会社規模が大きく破綻しにくい
- 実績が豊富
- コンプライアンスがしっかりしている
- 営業マンが優秀
- 連絡が取りやすい
- 紹介できる物件が優良
- 融資の条件で有利になりやすい
このような条件には、大手の不動産投資会社がハマりやすいのは事実です。
現に、とりあえず大手から・・・と最初は大手から探し始める人も多いでしょう。
ただ、冒頭でいったように大手=安心ではなく、きちんと中身を吟味する必要はあります。
そんな「中身を吟味した」不動産会社を、以下より紹介していきます。
2. 大手のおすすめの不動産投資会社5社をランキング!
今回おすすめする大手の不動産投資会社5社は以下です。
5位:FJネクスト
FJネクストは、東京・横浜・川崎エリアに特化している企業であり、ワンルームマンションの「ガーラ」シリーズを展開しています。
ガーラシリーズは賃貸マンションでは知名度が高く、その点もFJネクストの魅力といえるでしょう。
FJネクストのおすすめポイント
FJネクストのおすすめポイントは、東証一部上場企業であり、首都圏投資用マンション供給戸数ランキングで1位を獲得したことのある実績、そして1.4万戸超の管理実績があるという点です。
エリアに特化しているからこそニーズを把握しており、供給・管理戸数が多いからこそノウハウが蓄積されています。
4位:三井住友トラスト不動産
三井住友トラスト不動産は、三井住友信託銀行のグループ会社です。
もともと住友信託銀行の不動産仲介部門が独立した企業なので、80年以上つづいた不動産業務のノウハウが蓄積されています。
また、三井住友信託銀行がバックにいる点からも、資金面などの心配はありません。
三井住友トラスト不動産のおすすめポイント
三井住友トラスト不動産のおすすめポイントは、前項で紹介した豊富なノウハウと、信託銀行ならではの資産運用の実績でしょう。
信託銀行は、顧客からお金を預かり、そのお金を増やすために運用します。
そのため、不動産はもちろん、色々な運用方法に精通しているので、その観点からもアドバイスを受けられる点は魅力です。
3位:シノケングループ
https://www.shinoken.com/caselp-c-b/?wh=hedge_guide
シノケングループは、東京・福岡・大阪・名古屋・仙台という都市圏で投資用アパートを中心に展開している、ジャスダック上場企業です。
1990年創業で、「アパートのシノケン」としてもネームバリューは高い企業になっています。
シノケングループのおすすめポイント
シノケングループのおすすめポイントは、何といっても3万戸数を超える実績で、さらに入居率99%を実現しているという点です。
シノケンはアパート経営をメジャーな不動産投資に押し上げた会社と言っても良いほどであり、この実績からの信頼は厚いです。
2位:グローバル・リンク・マネジメント
https://www.global-link-seminar.com/
グローバル・リンク・マネジメントは東証マザーズ上場の投資会社で、不動産の開発・販売・管理をワンストップで行っている会社です。
設立は2005年と比較的若い会社ではありますが、実績も豊富な会社となっています。
主力商品は、「アルテシモ」というデザイナーズマンションになります。
グローバル・リンク・マネジメントのおすすめポイント
グローバル・リンク・マネジメントをおすすめするポイントは、入居率99.57%、オーナーのリピート・紹介率84.44%、そして入居者とオーナーの両方から顧客満足度がトップクラスになっている点です。
この点は、物件を紹介して終わりではなく、きちんと管理まで行うという体制だからこそでしょう。
つまり、きちんとノウハウが蓄積されているということです。
1位:三井不動産リアルティ
1位は誰もが知っている三井不動産の仲介会社である「三井不動産リアルティ」です。
三井不動産リアルティは全国店舗数No1 の三井のリハウスを運営する会社であり、ネームバリュー・実績ともに頭一つ飛び抜けているといえるでしょう。
三井不動産リアルティのおすすめポイント
三井不動産リアルティは何といっても実績が違います。
そもそも三井不動産という日本有数の不動産会社がバックについているので、コンプライアンスや会社経営の安定性は言うまでもありません。
そして、「三井のリハウス」のイメージから、個人向け仲介というイメージもありますが、実は法人向けや投資用物件も豊富に扱っています。
たとえば、投資用物件を売却するなら、どのような企業に依頼するでしょうか?
まずは「買い手を多く集める会社」が挙げられると思いますが、そうなるとネームバリューのある三井不動産リアルティは強いでしょう。
逆に言うと、買い手から見ると色々な物件が集まっているということです。
その点が、三井不動産リアルティを1位に推す大きな理由になります。
3. 大手の不動産投資会社を選ぶメリットとデメリットとは?
さて、前項で大手の不動産投資会社のベスト5を紹介しました。
ここでは、そんな大手不動産投資会社を選ぶメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
大手の不動産投資会社を選ぶメリットは以下の点です。
物件数が豊富
やはり、大手の不動産投資会社には情報が集まるので、中小企業よりも物件数は圧倒的に多いです。
前項で紹介した一部の企業は、取り扱い物件のエリアを限定していますが、多くの大手不動産投資会社は幅広いエリアで展開している点もメリットでしょう。
物件数が多ければ、それだけ自分の条件に合致する物件を見つけやすいです。
大手同士のネットワークを持っている
大手不動産投資会社は、大手同士でネットワークがつながっています。
そのため、物件情報はもちろん、投資に関する情報が集まりやすく、物件運営などにメリットのある情報を得ることが可能です。
融資審査の優遇
特に、銀行系の不動産会社の場合は、関連している金融機関とのつながりが強固です。
また、金融機関から融資を引っ張るポイントも心得ているので、融資の審査に通りやすいといえます。
不動産投資は融資の審査に通過しないことにははじまらないので、この点は大きなメリットといえるでしょう。
デメリット
一方、大手の不動産投資会社のデメリットは以下の点です。
価格交渉が難しい
大手の不動産投資会社は、価格設定が厳格に行われています。
また、買い手が集まるということもあり、価格交渉は難しいと思っておきましょう。
お得な物件情報が出にくいこともある
大手不動産投資会社の場合、顧客をたくさん抱えており、その中には何物件も購入していうお得意様がいます。
仮に、掘り出し物の物件を取得したときは、誰にその物件を紹介するでしょうか?
まずは、何物件も成約しているお得意様に紹介し、その後に一見さん(取引実績がない顧客)に紹介するという流れでしょう。
そのため、お得な物件が自分のところまでは回ってこない可能性があります。
社員の入れ替わりが激しい
大手の不動産投資会社は社員数が多いですし、転勤や店舗替えもあります。
そのため、社員が入れ替わることで、担当者が変更になることもあるでしょう。
物件の購入途中で変わることは少ないでしょうが、物件購入後に変更するのは良くあることです。
もちろん、担当者が変わっても支障がないケースもありますが、やはりイチから関係性を築くのは面倒なものです。
4. 大手だから良い悪いは決められない!いろいろな不動産会社の比較検討を
このように、今回は色々な観点からおすすめの大手不動産投資会社5社を紹介しました。
ただ、冒頭でいったように、大手だから良いというわけではありません。大事なのは、たくさんの会社に触れ、自分自身で判断する目を持つことです。
そのためには、セミナーなど直に触れる機会を増やし、判断材料をたくさん持っておくことが重要です。
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