福井での不動産投資はどこがおすすめ?|北陸新幹線敦賀開業の整備効果に期待【福井市】

地方での不動産投資を考えた時、利回り以外に、実際に住んでいる人や移住希望者にとって住み心地の良い県なのか?

という視点を持つことは重視するポイントになります。

その点で考えると、住み心地の良さの指標である「全47都道府県幸福度ランキング」で、2014年から3回連続で1位に輝いている福井県は、かなり有望な地方不動産投資エリアと言えるでしょう。

では、福井で不動産投資をするにあたって、どの地域がおすすめなのでしょうか?

人口や賃貸需要、利回りなど、総合的に判断したおすすめ不動産投資エリアをご紹介します。

また、福井県で不動産投資をする際の戦略や今後の展望についても触れているので、投資計画の参考にしていただければ幸いです。

1. 福井の不動産投資情報

まずは、福井県の不動産に関する基本データと、福井で不動産投資がおすすめな3つの理由をご紹介します。

基本データ|人口・賃貸需要・利回り

福島県の総人口は、2017年10月時点で約77万8,000人

2,000年をピークに、県民人口は緩やかに減少しています。

福井県の推計人口より出典(平成30年3月・福井県):http://www.pref.fukui.jp/doc/toukei-jouhou/zinnkou/zinkou29_d/fil/0.pdf

ただ、社会動態(転入・転出)の推移を見てみると、転入者数が平成26年から上昇に転じており社会減少数が小さくなっています。

福井県の地域経済の特徴として、製造業(繊維工業・電子部品・デバイス・電子回路製造業)の特化係数が高いことがあげられます。

中でも電子部品・デバイス関連は近年急速に伸びていることから、人手不足は深刻で2017年の有効求人倍率は東京を抜いて全国1位!

働き口は豊富にあるため、職や暮らしやすい環境を求めての移住、もしくはU・Iターンをする人が増えていることが考えられます。

さらに、今後60歳前後の団塊世代の大量退職により、その傾向はますます強くなるでしょう。

続いて、利回りと賃貸需要を見ていきます。

想定利回り 賃貸用住宅空き室率 賃貸用住宅戸数
福井県 11.7% 30.1% 50,500戸
石川県 9.4% 23.6% 123,000戸
全国平均 7.4% 19.0% 337,534戸

福井県は全国的にも、お隣の石川県と比べても空き室率が高い傾向にあります。

福井県の特徴として、持ち家率が全国第4位、祖父母を含めた3世帯割合も全国第2位と、大きな持ち家に多世代で住んで生活を支える風土が根付いています。

地元県民があえて賃貸住宅(特にマンション・アパート)に住むという意識は低いのです。

ただ、上記表からもわかるように、賃貸用住宅戸数自体が著しく少ないので、まだまだ不動産投資自体が活発化されていない地域とも言えます。

地主の相続税対策用の賃貸住宅が多い場合は、不動産投資の新規参入の余地は大いにあるでしょう。

福井で不動産投資をするならば、移住者や県外からの赴任者に焦点をあてた立地や物件にするなど、綿密な現地調査と戦略を立てる必要があります。

福井での不動産投資をおすすめできるワケ3つ

①福井市内|新興住宅地は地価上昇

国土交通省による平成30年地価公示結果では、福井市12地点の住宅地の地価が上昇しています。

地価上昇には4つの要因が考えられます。

  1. 福井県内の景気が回復
    製造業が好調(電子部品・デバイス・電子回路製造の急成長、繊維工業がアジア新興国から国内回帰の傾向)
  2. 北陸新幹線延伸に向けて、福井駅周辺の再開発が進んでいる
  3. 「国道8号」や「西環状線」など、主要幹線道路へのアクセスが良い
  4. 小・中学校などの教育機関や商業施設が近隣にあり住環境が整っている

景気回復による一時的な地価上昇ではなく、新幹線延伸による駅周辺の再開発や住環境の充実など、将来的な住みやすさを見据えての地価上昇と言えます。

福井県内の中でも、福井市はこれからますます住みやすい都市になっていくと予想できます。

 ②積雪対策|設備投資で需要UP

日本海側に位置する福井県は、日本屈指の豪雪地帯。冬になれば、当然、雪に対する対策が必要となってきます。

福井県では賃貸住宅の場合、駐車場付近の除雪は誰がするのかという問題が浮上するケースもしばしば。

そのため、福井では屋根付き駐車場やガレージのある不動産物件は人気が高くなっています。

不動産投資をする上では一見デメリットに感じる積雪対策ですが、そのデメリットに設備投資をすれば、需要は確実にUPするのでライバル物件との差別化をするポイントにもなります。

③幸福度ランキング3年連続日本一

冒頭でもお伝えした通り、福井県は2014年から3年連続で「全47都道府県幸福度ランキング」で日本1位に輝いています。

福井県民が感じている幸福度の高さの具体的な中身を見ていきます。

  1. 雇用環境の充実
    全国屈指の有効求人倍率で、正規雇用者比率も全国第3位、雇用の場が多いことがまず第一に上げられる。また、働く女性の割合も全国1位で子育て中の就業環境も整っている。
  2. 生活環境の充実
    3世代世帯割合が富山に次いで2位で、昔ながらの家族や地域とのつながりが今でも根付いている。
  3. 教育環境の充実
    子供の学力も常に上位にランキングされており、恐竜博物館やスキー場、海水浴場など子供の遊び場も充実している。

安定した雇用環境・生活環境・子育て環境の3つが充実しており、独身時代から結婚・子育てと長期的な人生設計を考えた時に、非常にメリットが多い地域だということがわかります。

移住を考えている子育て世帯や、安定した雇用環境を求めている人にも、魅力的に映る県なのではないでしょうか。

2. 福井はこんなところ|観光データ

東京からのアクセス

福井県のアクセス状況はどのようになっているのでしょうか?

福井~東京間の代表的なアクセス方法を見ていきます。

アクセス方法 経路 所要時間
東海道新幹線ルート 東京~京都(新幹線)⇒京都~福井(特急サンダーバード) 約4時間
北陸新幹線ルート 東京~金沢(新幹線)⇒金沢~福井(特急) 約3時間30分
飛行機 羽田空港~小松空港 約2時間
高速バス 東京~福井 約9時間

現在は、東京から新幹線で福井に行くなら、京都か金沢で特急に乗り換える必要があります。

しかし、2022年に、北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸する予定で、開通すれば東京から福井まで約3時間弱で行くことが可能になります。

福井の観光スポット3選

①福井県立恐竜博物館

多くの恐竜化石が発掘された場所としても有名な福井県。その由縁により、世界でも指折りの恐竜博物館があります。

全44体の実物大恐竜全身骨格や、忠実に再現されたジオラマなど、恐竜の大きさや生きていた時代の様子を迫力満点に体感することができます。

博物館自体が、かつやま恐竜の森というテーマパーク内にあり、子供から大人まで一日中遊ぶことができます。福井で今一番人気な観光スポットです。

②大本山 永平寺

1200年代に道元禅師によって開かれた「禅の道場」とも言われる永平寺。

今でも数百人の修行僧が住み込みで修行をしている、霊験あらたかな場所です。

修行僧でなくとも、一般客でも泊まり込み修行体験や座禅体験に参加することができ、禅の世界に触れることができます。

③東尋坊

サスペンスドラマで、追い詰められた犯人が最後に立つ場所と言えば「東尋坊」の断崖絶壁。

高所恐怖症の人には厳しいスポットですが、東尋坊から見る夕景は、日本の文化財として名勝にも指定されています。

福井を訪れたならば、外せないスポットです。

3. 福井の賃貸データ|賃貸需要を知って投資に役立てる

ここでは福井県の家賃相場と単身者・ファミリー向け賃貸の人気エリアをご紹介します。

家賃相場

福井県と隣の石川県、全国平均の契約ベースの家賃相場を表にしました。

1部屋 2部屋 3部屋
福井県 43,153円 55,102円 62,405円
石川県  42,189円  49,691円  57,651円
全国平均 49,898円 57,650円 64,726円

参照:全国家賃管理ビジネス協会/全国家賃動向2018年8月調査

同じ北陸で隣同士の石川県よりは家賃相場がやや高めとなっています。

福井県を含む北陸4県は、全国平均よりも家賃相場が下回っているのが特徴です。

単身者向け人気エリア

単身者向けの人気エリアは、福井市内中心部です。

官公庁舎がある他、福井大学や福井工業大学も市内中心部に位置しています。

単身者・学生向けのワンルームや1DKの需要が高いエリアです。

ファミリー向け人気エリア

福井県のファミリー向け人気エリアは、単身者向け人気エリアと同じく福井市。

福井市は2014年からU・Iターン促進に本腰を入れており、2017年はその活動が功を奏して35年ぶりに転入者が転出者を上回りました。

単身者向けでは、市内中心部が人気エリアとなっていましたが、福井市は保育所など子育て支援施設も充実して待機児童問題もなく、ファミリー向けでは市内全般的に住み心地のいいエリアになっています。

4. 福井での不動産投資戦略と今後の展望

ここでは、福井市の今後の展望を踏まえた不動産投資戦略を探っていきたいと思います。

福井での不動産投資の注意ポイント

福井県のような地方で不動産投資をするなら、一番注意するポイントは立地です。

交通のアクセスが良かったり、大企業の近くなど、地方でも比較的人が集まりやすい場所を選ぶことが大切です。

人口減少の影響|福井市内でも地価の差は大きい

福井市内でも中心部とお隣の鯖江市や越前市の境近くでは、約10万円もの地価の差があります。

こういった地域は、人口減少によりますます地価も下がっていく傾向にあるので、将来的にも人が集まりやすい地域かどうかを判断していくことが必要です。

福井で不動産投資をするなら|福井市

鯖江市や坂井市もU・Iターンや移住で注目されていますが、やはり不動産投資をするなら福井市がおすすめです。

県庁所在地で大企業の支店もあり、福井県の中でも転入者が多い福井市。

県外からの転入者は、自治会活動が盛んな福井県独特の風土に馴染むことに難しさを感じる人も多いようです。

また、雪かきなどの作業に慣れていないこともあり、マンションを選ぶ傾向にあります。

持ち家率の高い福井では、県内に昔から住んでいる人よりも、県外からの転入者に選んでもらいやすい立地や家賃価格、間取りにすることが不動産投資成功のカギとなりそうです。

今後の福井はどうなっていく?|北陸新幹線の整備効果に期待

課題と取り組み|県都デザイン戦略

戦後60年以上が経過した福井市では、都市全体のリニューアルを図るため、2013年に「県都デザイン計画」が策定されました。

歴史的な街並みを残すとともに、都市機能が集約した利便性の高い都市を作ることを目標に掲げ、今現在も再整備されています。

2018年は、福井国体に向けて整備を進めていた中央公園が完成し、福井駅周辺の交通の円滑化を図るためのえちぜん鉄道の高架化も無事完成しました。

県都デザイン戦略により、福井市内中心部はますます住みやすい都市になることが期待されています。

北陸新幹線|敦賀開業による整備効果

北陸地方を経由して、東京~大阪間を結ぶ北陸新幹線。

金沢~敦賀間は、2025年度の開業が計画されていましたが、東京オリンピックに向けて前倒しで2022年に開業する方針になりました。

北陸地方が乗り換えなしで東京や大阪と繋がると、交流人口が530万人増加し、960億円の経済波及効果になると言われています。

関西の景気の冷え込みが懸念されるほど、敦賀開業はインパクトがあります。

福井県の人口や経済が、北陸新幹線によって変化することは間違いありません。

5. 福井で不動産投資をするなら福井市!空き室リスクの備えも必要

福井県で不動産投資をするなら、やはり人が多く集まる福井市がおすすめです。

北陸新幹線で東京・大阪と繋がり、福井市内中心部の整備が進めば、今後地価が上昇する可能性は十分期待できます。

ただ、現在でもマンション・アパートの空き室率は高めなので、積雪対策で差別化を図ったり、マンションやアパートだけでなく、他の用途としての利用も考慮に入れるなど、リスクに対して十分に備えることも必要です。

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