「コンドミニアム」をご存知ですか?
現在主に海外旅行などで利用されており、海外で言う「分譲マンション」のことです。
日本でも最近沖縄などのリゾート地で「長期滞在用の家具家電付きの宿泊施設」として注目されています。
コンドミニアムは所有権と利用権を分けて考えられるため、自分が不在の間は貸し出すという投資スタイルをとることができます。
不動産投資する際には新たなサービスを知っておくだけで新たな資産運用に目を向けることができ、利益を出せる可能性が増えました。
今回はコンドミニアムについてお伝えします。
さらに海外の不動産投資の流れやおすすめ方法なども書いていきます。
目次
1. コンドミニアムとは?
まずはコンドミニアム(condominium)についてご紹介していきます。
コンドミニアムの定義とは?
コンドミニアムとはアメリカやカナダの分譲マンションのことをさします。
主に海外では家具家電付きの物件が主流で、ベッドや洗濯機など生活に必要な家具家電がついている、日本で言うウィークリーマンションのようなものです。
所有権と利用権は別々になっており、所有者がいない時期は旅行者に貸し出すことができます。
今日本で普及している「シェアリングエコノミー」に似ています。
ホテルとコンドミニアムの違いは?
ホテルとコンドミニアムの違いとしては部屋の違いやサービスの違いになります。
旅行に行きホテルに泊まった場合部屋にはテレビ・ベット・ドライヤー・冷蔵庫・バスタオル・歯ブラシなどが揃っており、洗面台・バスルーム・トイレがあり、ビュッフェやルームサービスなどで食事がついてくるところがほとんどです。
家事に必要な洗濯機やキッチンといったものはありません。
一方コンドミニアムはキッチンやリビングなどもあり調理器具なども揃っております。洗濯機もあり部屋から出なくても生活ができます。ただ、食事の調達などは自身でする必要があります。
こういった家事をするための家電が備え付けられているところがホテルとの大きな違いです。
いうなれば日本では珍しい「家具家電付きのマンション」でしょうか。
コンドミニアムの種類は大きく分けて2種類
コンドミニアムは大きく分けて2つ。「バケーションレンタルタイプ」「ホテルタイプ」です。
バケーションレンタルタイプ
これはマンションを保有してるオーナーが旅行会社に貸し出し、旅行者に部屋を貸す仕組みです。
個別に探す場合は手間がかかってしまいますが、料金が安いのに見渡しが良かったり、利用しやすいなどのメリットがあります。
ホテルタイプ
施設全体がコンドミニアム専門の宿泊施設として運営されており、受付などはホテルのような仕組みになっています。
掃除やベッドメイキングをしてくれる場合もあります。
受付にはコンシェルジュがいますので困ったことがあっても安心できます。
2. 海外と日本の不動産の違いを知る
海外と日本では不動産投資のスタイルが異なります。
日本では毎月安定した家賃収入(インカムゲイン)を得ることを目的とした不動産投資がほとんどです。
一方海外では購入価格から値上がりしたときに売却し、利益を出すこと(キャピタルゲイン)が目的で不動産投資が行われています。
バブル時代では海外のように土地の値上がりで利益を狙っていましたが、現在はいまだにバブルの恐怖に囚われている人が多く、慎重になっています。
海外不動産投資では、どの立地なら値上がりが狙えるのかを慎重に見極める必要があります。
ですので知識や海外になじみがある場合は海外不動産投資に手を出してもいいのかもしれませんが、自信がない場合などは家賃収入などで堅実に利益を生み出しましょう。
家賃収入の場合も空き部屋があっては利益が得られないので大変です。
3. 海外で不動産投資をするメリットとは?
海外で不動産投資をするメリットをご紹介します。
利回りが高い
日本のようにGDPが低かったり、海外製品に頼って景気が上がらないような国では利回りを得ることはできませんが、アメリカなどのように最新技術の国や、東南アジアなどの新興国では利回りが高いです。
自分の資産の通貨を分散できる
今現在日本円しか持っていな状況で日本でハイパーインフレが起こった場合日本円は紙切れになってしまいます。
ですが海外に不動産を持っている場合全ての資産が紙切れになるような不安はありません。
土地という資産があり、現金に変える時などもドルに変換することができます。
節税の効果がある
コンドミニアムには様々な費用がかかります。
でも、建物の減価償却費も費用として差し引くことが可能で、損益通算で給与所得なども合わせることができますので、節税効果が期待できます。
4. 海外で不動産投資をするデメリットとは?
メリットの次はデメリットをご紹介します。
海外で融資する条件が良くない
不動産投資をするには現金一括で購入される方もいると思いますが、中には金融機関から融資を受けることもあります。
ですが海外の不動産投資をするとなった場合融資をしてくれる数が減ったり、金利が高くなり、返済量が高くなってしまいます。
為替によるリスクがある
外貨建てである為、為替による利益もしくは損失が発生してしまいます。
経済問題や経済イベントがあった場合変動が激しく変動してしまう可能性がりますので、注意しましょう。
日本にはない様々な法規制や税の規制がある場合がある
日本以外には様々な規則や税制が存在します。特に注意しなければいけないのは新興国です。
発展途上国は次々と規制などができ、最悪土地や建物を国に没収されたり税制が変わって税金が高くなってしまったりすることもあり得るので、治安が良く、安定した地域を選びましょう。
5. 海外への不動産投資先を選ぶポイント
次に海外不動産投資の投資先を選ぶポイントをご紹介します。
アジア新興国への不動産投資
アジアはタイ・インドネシア・マレーシア・フィリピンといった新興国がたくさんある地域です。
発展力と人口増加により将来不動産価格の上昇が見込まれます。ですが送金や融資など金融上の規制が国が多く、投資をするにはリスクが高い国も存在します。
先進国への不動産投資
先進国はアメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス・ドイツ・フランス・日本・韓国などが挙げられますが、
既に開発が進み発展しているため、需要が高く堅実ではありますが価格が高い傾向にあります。
先進国では投資先の見極めが比較的に難しいです。
アメリカ・カナダ未開拓地域への不動産投資
先進国と思える国ですが、一部の地域には未開拓地域が存在します。
未開拓地域は低リスク・低コストですので利益を出すチャンスになります。
今後住宅が増え、人口増加や住宅価格の上昇も見込めますが、将来的に読みづらい部分もあるので不動産投資に強いプロについていてもらった方が賢明でしょう。
6. 海外でコンドミニアムを購入する方法3つ
海外のコンドミニアムを購入する方法をご紹介します。
①日本の不動産会社を通して購入する
日本の不動産会社で購入する場合は、海外の不動産セミナーを開催している会社で不動産投資を行える可能性が高いです。
仲介手数料がかかります。
②現地の不動産会社から直接購入する
海外の不動産会社から直接購入する方法があります。ただ英語が話せないと購入までとても大変です。
日本の会社が関わっていないので、税金面や法律面ではかなり注意が必要になります。その代わり日本の会社で購入するよりかは手数料がかかりません。
③海外の不動産投資に詳しいファイナンシャルプランナーに相談する
こちらが一番安心できる方法です。
まずは相談から始めることができます。海外の不動産事情に詳しいので税金面や法律面などもしっかり教えてくれます。
7. 海外でコンドミニアムを購入する場合は、日本と海外の違いを良く把握した上で購入しよう!
コンドミニアムは各国で今後さらに需要が増すことが予測できます。
普段利用していない物件を貸し出すことで利益を得ることができ、場所の有効活用ができます。
実際に利用している会社や団体もたくさんありますので、もしかしたら利用する日がくるかもしれません。
これらのことを予測して不動産投資を行うようにしましょう。
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