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おすすめのクラウドファンディングのサイト種類別比較ランキング!

みなさんはクラウドファンディングというのをご存知ですか?クラウドは「群衆」という意味で、ファンディングは「資金調達」です。

つまりインターネット上で、お金を提供したい人とお金が必要な人や企業を結ぶサービス。欧米ではかなり前からありましたが、日本ではここ数年で市場が拡大しつつあります。

クラウドファンディングといっても様々な種類のものがあります。

投資ということにおいてはどれも共通していますが、投資先やどれくらいの利回りが期待できるのかはプロジェクトによって全く異なります

今回は今日本で人気のクラウドファンディングサイトをご紹介します。これから投資を始めてみようかと考えている方はそれぞれを比較し、検討してみて下さい。

1. クラウドファンディングのサイトを種類別で比較!

クラウドファンディングは、主に次の5つの種類に分かれています。

  • 寄付型
  • 購入型
  • 融資型(ソーシャルレンディング)
  • ファンド投資型
  • 株式投資型

それぞれ投資のスタイル・投資額など全く異なるもの。続いて、クラウドファンディングの中でも特に人気のサイトをご紹介していきます。

2. 寄付型のクラウドファンディングおすすめサイトを比較ランキング

 

3位:A-port寄付型

朝日新聞社によるクラウドファンディング。購入型と寄付型あり

これまで購入型クラウドファンディングを運営していたA-portですが、2024年4月に寄付型をスタート。

まだできて間もないため、案件も少ないのですが、朝日新聞社という知名度と広報力があるため注目を集めています。手数料は20%です。

朝日新聞社によるバックアップが強力。案件の多くは朝日新聞や「ハフポスト」といったメディア媒体で宣伝されるとあり、集客力は他社と比較すると圧倒的に違います。

A-port寄付型の公式サイトはこちら

2位:Readyfor Charity

2011年3月にスタートした国内初のクラウドファンディング。寄付型は2015年に運営スタート。

これまで広島県・筑波大学といった自治体や学校法人、さらにNPO法人などが資金を集めています。

全国区のさまざまな非営利的な活動をサポートする寄付型クラウドファンディング。手数料は17%です。

Readyforは購入型クラウドファンディングで長年培ってきた経験と実績があるので、信用度が高いです。

これまでに約4,400件以上の案件を取り扱い、25億円もの資金調達をした実績があるので、寄付型においても大きな期待が寄せられています。

Readyfor Charityの公式サイトはこちら

1位:JAPAN GIVING

2001年イギリスでスタートした「Just Giving」が2010年に日本で運営開始。国内では最大規模の寄付型クラウドファンディング

国内最大規模で、これまでの案件は2024年の時点で、12,000件以上も扱い、累計で21億円もの寄付を集めています。手数料は15%。

やはり案件の種類が多様で豊富なところが魅力。毎日新聞とのコラボで、スポーツ支援型の案件もたくさんあります。

またサイトの画像も豊富でわかりやすく、検索しやすさもおすすめポイント。

JAPAN GIVINGの公式サイトはこちら

3. 購入型のクラウドファンディングおすすめサイトを比較ランキング

3位:CAMPFIRE

2011年に運営スタートしたCAMPFIREは、社会貢献のプロジェクトもたくさん扱うクラウドファンディングで、国内プロジェクト掲載数ナンバーワン

芸能・音楽・書籍・芸術・映画といった、クリエイティブな案件がたくさん集まるクラウドファンディング。芸能人が利用していることでも話題を集めました。手数料は17%。

芸術系のクリエイティブなプロジェクト以外にも、グルメやビューティーなどの案件も多数。幅広いジャンルを取り揃えています。

CAMPFIREの公式サイトはこちら

2位:Makuake

サイバーエージェントが運営する、国内最大規模の購入型クラウドファンディング。2013年に運営スタート。

さまざまなジャンルのプロジェクトを掲載し、多様な案件があるのが特徴。これまでに3,000件以上のプロジェクトを行い、1億円以上も資金調達したものも。手数料は20%です。

とにかくユニークで個性的な案件がたくさんあり、プロジェクトを見ているだけでも面白いです。全国で展開されており、ご当地グルメの案件なども豊富なので、地元のプロジェクトにも出会えそうですよ。

Makuakeの公式サイトはこちら

1位:A-port

先ほど寄付型でご紹介した、朝日新聞社によるクラウドファンディングの購入型。こちらの購入型が前身で、2015年に運営開始。

A-portは、映画・伝統工芸・地域活性化といったプロジェクトがたくさんあります。

メディアならではの情報発信力と編集校正のクオリティーの高さで、他社と比較すると一線を画しています。手数料は20%です。

SMAPが解散した時には、ありがとうメッセージのプロジェクトが立ち上がり、見事多くの資金を集めて成功したことでも話題に。朝日新聞の広報力が強力なので、集客力が魅力です。

A-portの公式サイトはこちら

4. 融資型のクラウドファンディングおすすめサイトを比較ランキング

3位:maneo

2008年に運営スタート。融資型クラウドファンディングでは国内最大規模

不動産や再生可能エネルギーなど、いろいろな種類のファンドを揃えており、その中から選んで投資することができます。手数料は無料となっています。

日本のソーシャルレンディングの元祖でもあり、業界ではシェア率50%超。信頼性が高い評価を得ているので、初心者の方も安心して投資できます。

maneoの公式サイトはこちら

2位:クラウドクレジット

2013年運営開始。伊藤忠商事株式会社が株主となっています。

海外ファンドを専門に扱っているので、利回りが良いということで人気を集めています。

最大利回りは何と14%!低額からの投資も可能で、1万円で始められるとあり、初心者にも向いています。手数料は無料。

海外のファンドに特化しているということで、個人では手が出せないようなプロジェクトがあるのが魅力。

特に発展途上国のファンドは、社会貢献度も高く投資のやりがいも感じられるかもしれません。

クラウドクレジットの公式サイトはこちら

1位:オーナーズブック

ロードスターキャピタル株式会社が運営する不動産に特化した融資型クラウドファンディング。2014年に運営スタート。

運営会社のロードスターキャピタル株式会社は2024年にマザーズ上場しています。

オーナーズブックは、主に都心の不動産プロジェクトが中心。手数料は無料です。

不動産投資に興味があるけど、自信がないという方は、まずはこちらのクラウドファンディングで不動産投資のイメージを掴むことができるかもしれません。

投資額も1万円からできるので、初心者の方にお勧めです。

オーナーズブックの公式サイトはこちら

5. ファンド型のクラウドファンディングおすすめサイトを比較ランキング

3位:開花 KAIKA

こちらを運営する山口ソーシャルファイナンス株式会社は、山口フィナンシャルグループ傘下の山口銀行・山口大学・MOT総合研究所が運営。2015年に運営開始。

日本初の銀行出資によるクラウドファンディング。山口県をはじめとし、中国地方や九州を中心にプロジェクトを掲載。主に西日本を中心に展開されています。

山口銀行・北九州銀行・もみじ銀行のいずれかの銀行口座がある人は、振込手数料などが無料に。

またプロジェクトは地域密着型なので、ユニークなプロジェクトもたくさんあります。

開花 KAIKAの公式サイトはこちら

2位:finan=sense ファイナンセンス

2013年に運営スタート。早稲田大学院出身の二人が共同で運営。

ミュージックセキュリティーズ株式会社と、デザイナー・佐藤オオキ氏が運営するnendoがコラボしたクラウドファンディング。

金融と感性がコンセプト。つまり資金調達とデザインを掛け合わせたユニークなクラウドファンディング。

プロジェクトの質が高く、スイーツブランドの資金調達ではわずか数日たらずで完売になったほど。実績のあるクラウドファンディングです。

finan=senseの公式サイトはこちら

1位:セキュリテ

セキュリテを運営するのは、ミュージックセキュリティーズ株式会社。

音楽会社ということで、最初は音楽のプロジェクトを扱うクラウドファンディングとしてスタート。

現在は音楽以外にグルメや被災地支援など、幅広いプロジェクトを紹介しています。中には海外の貧困救済プロジェクトといったものも。手数料は5%~8%。

サイトでは業種や地域から簡単に検索できるようになっているので、とても使いやすくて便利。また一口数万円からの少額投資が可能なので、初心者も参加しやすくなっています。

セキュリテの公式サイトはこちら

6. 株式投資型のクラウドファンディングおすすめサイトを比較ランキング

3位:エメラダ・エクイティ

エメラダ株式会社が運営するこちらのクラウドファンディングは、2016年に運営スタート。

エメラダ・エクイティは、プロ投資家が投資したプロジェクトに、個人投資家も便乗して投資するというユニークなクラウドファンディング。

個人投資家は、1社につき最高49万円までプロジェクトに投資することができます。

投資先はベンチャー企業となっているので、将来有望な企業にプロの目利きで投資できるのが魅力。

また信託保全している会社なので、万が一のことがあっても投資金は守られているので安心です。

エメラダ・エクイティの公式サイトはこちら

2位:GoAngel(ご縁ジェル)

2024年に運営開始した株式投資型クラウドファンディングサイトで、国内2社目としてスタート

運営するのはDANベンチャーキャピタル株式会社で、社長はディー・ブレイン証券の創業者である出縄良人氏

投資額は、1社につき年間50万円以下という制限があります。

企業と投資家との縁をつなぐことを目的としてつくられて、会社事業への共感・サポートに重点を置いています。投資すると株主として株主総会にも参加可能。

GoAngelの公式サイトはこちら

1位:FUNDINNO(ファンディーノ)

FUNDINNOは、株式会社日本クラウドキャピタルが2024年に国内初の株式投資型クラウドファンディングとして運営開始。

国内取引量ナンバーワンという実績があります。2023年6月の時点で、累計成約額は11億円以上。

プロジェクトはAI・医療・ビッグデータなど様々なものがあります。手数料は10万円に実費が加わります。

FUNDINNOにあるプロジェクトは、プロ投資家が投資するものも多く、将来成長が期待できる会社もたくさんあるのも魅力。

投資には審査があり、場合によっては投資できない人もいるのですが、それほど投資に慎重な企業の姿勢が伺えますね。

FUNDINNOの公式サイトはこちら

7. クラウドファンディングを活用するには安心で安全なサイト選びをしよう!

今回はクラウドファンディングの種類別におすすめサイトをご紹介しましたが、いかがでしたか。

投資に初心者の方は、1人ではなかなか難しく、初めの一歩を踏み出せないものですよね。

しかしこうしたクラウドファンディングで、みんなと一緒に投資するというのは心強いのではないでしょうか。まずは実績のある信頼できるサイトを比較し、投資してみることをお勧めします。

 

クラウドファンディングで不動産投資をする方法について詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

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2023.06.30

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