資産運用をしている人、もしくは資産運用に興味がある人はポートフォリオの1つとして、不動産投資がおすすめです。
不動産投資はレベルが高い、リスクが高いと思われがちですが、
コツをつかんで運用すれば失敗は避けられ、毎月安定した収益を得ることができるという魅力的な資産運用になります。
当記事では資産運用で不動産投資を選んだ際に失敗しないで安全に運用するコツや、
他の資産運用と不動産投資を比較したメリットデメリットをご紹介しましょう。
目次
1. 初心者でもOK!資産運用としての不動産投資で失敗しないコツ
初心者でも不動産投資はできます。
資産運用として不動産投資を選択した時に後悔しないよう、失敗しないコツを覚えておきましょう。
ポートフォリオの1つとして不動産投資を選択する
ポートフォリオとは投資用語の一種で、現金・株・不動産など、保有している資産の組み合わせのことを指します。
ポートフォリオの1つとして不動産を保有し、運用するのはおすすめです。
ただし、全てを不動産につぎ込むのではなく、預金もある程度確保しておきましょう。
不動産にはメンテナンスや修繕費がかかることもありますし、売却にも時間がかかるため、カバーできるように預金や他の投資法を組み合わせておくと安心です。
人口が減らず、賃貸需要が長く見込めるエリアを選ぶ
資産運用として不動産投資をするなら、購入する投資物件の立地選びが何よりも大事です。
賃貸して家賃を得るにも、入居者がいないと始まらないため、賃貸ニーズにこたえられる物件を購入しなければなりません。
また、長期間安定した資産運用をするためには、「長期間賃貸需要が減らない」という点も重視する必要が。
将来長きにわたって賃貸需要が見込めるエリアは、東京をはじめとした神奈川・埼玉・千葉といった首都圏。
また、駅近(徒歩10分以内)なら安定した需要を見込むことができるため、初心者にはおすすめです。
出口戦略も含め、ローンや長期間利益を出すための計画を立てる
計画性のない不動産投資の失敗は目に見えています。
資産運用をする際は「計画をもつ」ことが重要。
何を目標として、いつまでにどのぐらいの資産形成をしたいのかといった具体的な目標を立てることから、
- 購入する物件のおおよそのエリアや価格
- 見込み収益(想定利回り)
- 出ていくであろう経費の予測と計算
- ローンの返済計画
- 出口戦略(売却はいつ頃か)
などの計画を事細かに立て、都度見直してアップデートしていく必要があります。
良い管理会社を選ぶ
資産運用をしたいなら、投資用不動産を購入して安心してはいけません。
入居者を募集して、部屋に入居してもらわなければ、家賃をいただくことはできないのです。
入居者募集や対応、建物の維持管理は不動産管理のプロである管理会社に任せるのが一番でしょう。
管理実績や会社の規模はもちろんですが、不動産管理においては担当者の対応の丁寧さや、スピードが肝心です。
良い物件、良い管理がそろって初めて不動産の資産運用は成立します。
2. 他の資産運用と比較した不動産投資のメリットデメリット
不動産投資と、株式投資やFX・預金といった資産運用方法を比較したメリットデメリットをご紹介します。
投資にはメリットのみならず、デメリットやリスクはつきもの。
不動産投資のリスクやデメリットをカバーするためには、理解して、ポートフォリオを作成することをおすすめします。
預金と不動産投資
預金と比較した不動産投資のメリットはなんといっても、利回り。
不動産投資は、平均して3~4%の利回り(ローンや管理費などの諸経費を鑑みた実質利回り)を得ることができます。
預金は0.002%ほどしか増えず(各金融機関のキャンペーンにより0.2%ほどになるところもありますが)
数円、数百円単位でしかお金は増えないため、「資産運用」という点を考えると預金ではほぼ増えません。
また、不動産はインフレ時に価格が上がりますが、預貯金ではお金の価値が下がってしまうため、不動産投資はインフレ対策になるという見方もあります。
一方で、預金は1,000万円までなら元本割れリスクはありませんが、もちろん不動産投資は「投資」。
投資金額を回収できないリスクもあるため、リスクを一切取りたくない人には向いていません。
株式投資やFXと不動産投資
不動産投資は、株式投資と比べると値動きの幅が小さめで安定した投資ができるのがメリットでしょう。
株式投資やFXは値動きが激しいため、大きな利益を得ることができる可能性がある一方で、短期間で大損してしまう可能性があるのです。
また、不動産には価値があるので、金融機関からの融資を受けて始められるというのも大きなメリットです。
一方で、不動産投資には税金や仲介手数料、ローン事務手数料など、株式投資よりも大きな初期費用が必要になります。
また不動産は価格が高い分、流動性が低い(売りづらい)ため、現金化に時間がかかる点も考慮しておく必要があるなどのデメリットも。
3. そもそも「資産運用」と「投資」って同じものなの?
当記事では「資産運用としての不動産投資」を解説してきましたが、そもそも資産運用と投資は同意義として考えてよいのでしょうか?
資産運用は、自分のお金や不動産などの資産を用いて、資産を増やしていくこと。
投資は、収益を得るためにモノや事業に資金を投入することを指します。
よって、厳密には資産運用と投資の意味は違うものの、ほぼ同じ意味合いとして使うことができます。
資産運用は「収益を得るため」にするものですから、リスクを極力抑えて堅実にできるものが望ましいもの。
資産運用方法の1つとして不動産投資はぴったり上記に当てはまるため、おすすめと言えるのです。
4. 堅実な資産運用として不動産投資はおすすめ
不動産投資は失敗しないコツさえつかんでうまく運用できれば、かなり効果的な資産運用方法です。
不動産投資に興味を持ったら、良い物件選びや投資計画づくりに努力は惜しまないでください。
リスクを抑えて確実に利益を得るために必要不可欠なことです。
もし物件選びや投資計画など、不動産投資のことでお困りのことがあれば、MIRAIMOの個別相談会をご活用ください。
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