テレビでお馴染みの芸能人の人たちの収入は、一般のサラリーマンから見るとうらやましい限りですね。年収数千万なんて普通に稼いでいます。しかし、人気を持続させることは難しいようです。
以前はテレビで見かけていたのに、最近見かけないといった人もたくさんいます。
終身雇用に慣れている人には恐い業界でしょう。人気がなくなった後は、どのように生活しているのでしょう?
芸能界にも、さまざまな人がいます。
なかには、不安な将来を見据えて不動産に投資するなど着々と準備を進めている人もいるのです。
今回は、不動産投資という手段で成功した芸能人と残念ながら失敗してしまったと噂されている芸能人をご紹介します。
目次
1. 芸能人も不動産投資をしている!その成功例と失敗例とは?
芸能界には、不動産投資をしている人が少なくありません。
人気がいつまで続くかわからないので、お金がある間に安定した収益を得る手段を確保しておきたいからでしょう。
不動産投資であれば、それほど手をかける必要がありません。忙しい人にぴったりなのです。
今回は、実際に不動産投資で成功した、また逆に失敗してしまった芸能人をご紹介します。
2. 不動産投資で成功した芸能人5名
幸いにも、不動産投資で成功したといわれている5人の芸能人をご紹介しましょう。
①岡平健治さん
紅白にも出場した「19」の岡平さん。
1998年にデビューして、まだまだ人気があるなか2002年に突然の引退。
今も音楽活動を継続していますが企業家として活躍されているようです。
岡平健治さんの年商
現在は、不動産投資家として年商2億円程度といわれています。
投資活動のスタートは、中国株の高騰でした。1万円の株が4年後には4倍以上に。ミュージシャン時代の印税が、なんと3億円以上に膨れ上がりました。
成功例の内容
音楽レーベルと飲食業の経営を始めた岡平さんは、オフィスとして自社ビルを建てました。
自社ビルでは、ライブハウスや飲食業、また賃貸マンションやレンタルオフィスとして不動産投資家として成功しました。
ただし、本業は、あくまでミュージシャンだそうです。
②コウメ太夫さん
2005年「エンタの神様」で大ブレークしたコウメさんは、その後、一発家としてテレビからは遠ざかっているようですね。
しかし、ただの一発屋ではありません。見かけによらず堅実な性格なのか、着実な生活をされていました。
コウメ太夫さんの家賃収入
現在は、アパート経営で月に35万円程度の収入を確保されているようです。
芸人として稼いだ収入で、アパートを1棟買いして、投資家の仲間入りをしていました。
人気がいつまで続くかわからないことを冷静に把握していたのでしょう。
成功例の内容
手持ちの3,000万円に銀行ローンとして2,000万円を借り入れて、計5,000万円のアパートを購入しました。
6部屋程度の小さなアパートですが、立地の良さなどで、採算の合う家賃が見込めたようです。堅実な投資活動といえますね。
③壇蜜さん
出典:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO94567720Q5A131C1000000
30歳を前にして、芸能界を席巻した壇蜜さん。
教員免許・調理師免許・遺体衛生保全士資格などの取得や海外留学経験・銀座のクラブホステスなど経歴も注目されました。今もさまざまな芸能分野で活躍されています。
壇蜜さんの年商
年商は1億円を超えているかもしれません。
高額な出演料のほか作家としての一面も持ち執筆活動もしています。さらに駐車場のオーナーとして不動産投資としての安定した収入もあるのです。
成功例の内容
都内に3箇所の駐車場を経営しています。年商としては、1,000万円程度だそうです。
やはり、芸能界でも「空気が読める」頭の良い人といわれているだけあって、将来を見据えた堅実な不動産投資を芸能活動と同時進行しています。
④山田たかおさん
「笑点」で座布団を運んでいる人といったほうがわかりやすいでしょう。
しかし、1973年には、「ずうとるび」というグループのメンバーとして紅白にも出場しています。その後、笑点にレギュラー出演していますが、実は不動産投資家でもあるのです。
山田たかおさんの家賃収入
2棟のマンションのオーナーであり、その家賃収入は、年間で1,200万円くらいだといわれています。
10歳のころから芸能界で活躍し、17歳で不動産を購入するという不動産とは切っても切れない関係のようです。
成功例の内容
不動産購入のローンを返済すれば、またローンにより不動産を購入するとういうパターンをくり返して、不動産投資家としての地位を固めてきました。
現在は、不動産投資についての講演のお仕事もされています。
⑤天野ひろゆきさん
ご存知、「キャイ~ン」の天野さんは、お笑い芸人として活躍する他、得意の料理でもその実力を発揮しています。
15歳のときからレストランでアルバイトしていたのが、料理好きになったきっかけのようです。
天野ひろゆきさんの推定資産
年収として4,000万円以上をキープしているので、推定資産としては、ギャラと不動産投資の利益を合わせて10億円近いのではないでしょうか?
20代でマンションを購入するなど、早くから不動産には興味があったようです。
成功例の内容
都内に2戸のマンションを所有しています。
不動産投資としては、自宅マンションが手狭になったので2戸目のマンションを購入し、引越し後のマンションを賃貸にしたことで不動産投資家になったとのこと。
気がつけば不動産投資家に…とういうパターンです。
不動産投資で失敗してしまった芸能人3名
残念ながら、不動産投資で失敗したといわれている3人の芸能人をご紹介しましょう。
①阿部寛さん
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%83%A8%E5%AF%9B
雑誌「メンズノンノ」のモデルとして華々しく登場した阿部さんは、人気絶頂期の1987年に俳優デビューです。
しかし、しばらくはパッとしない不遇の時期がありました。1993年ごろから花が開きます。今では、ドラマや映画に欠かすことのできない存在ですね。
阿部寛さんの失敗内容
阿部さんは人気が出たころがバブルの絶頂期であったことも影響して、流行りの不動産投資を始めます。
しかし、バブル崩壊に伴い、3億円程度の負債を抱えることになります。俳優業が不調の時期とも重なり、その後20年程度、返済に苦しみました。
銀行からの多額の借入で投資用マンションを購入したのですが、バブル崩壊のため資産価値が下落し多額の負債を抱えることになったのです。
今は仕事も順調で、借金も完済しているということです。
②千昌夫さん
千さんといえば、バブル期には、「歌う不動産王」として有名です。
紅白には,常連の演歌歌手として、かつバブル前から始めた不動産業も絶好調で、まさに飛ぶ鳥を落とすかのような勢いでした。
千昌夫さんの失敗内容
千さんの場合も、やはりバブルの崩壊が引きがねになりました。負債額は総額で3,000億円にまで膨れあがります。
民事再生法などにより1億5,000万円にまで返済額を下げてもらい完済したようです。
不動産王としての評判は、テレビでも持てはやされました。
勢いに乗って、不動産投資だけではなくホテル業まで手がけてしまったのが、借金を増やしてしまった原因でしょう。それにしても3,000億円とは、ケタ外れの借金額ですね。
③坂口良子さん
1971年「ミス・セブンティーン」で優勝し、芸能界に入りました。
その後は、ドラマや映画で女優としてアイドルの地位を築きます。最近は、坂口杏里さんの母親としても有名ですね。
2013年に横行結腸癌のために亡くなりました。
坂口良子さんの失敗内容
不動産会社を経営していた「地上げの神様」と呼ばれた夫の連帯保証人をしていたので、バブル崩壊により40億円の負債を抱えたようです。自己破産の道は選ばず、わずか10年で返済したとのこと。
坂口さんは、自分の知らない間に連帯保証人にされていたとのことです。
気がつけば、40億円の借金を抱えてしまいました。また、女優として稼いでいた貯金もいつの間にか使われていたようです。
芸能人の不動産投資成功例・失敗例からも学べることが多い
芸能界とは、先の見えにくい業界です。今の人気がいつまで続くかわかりません。
しかし、人気があるうちは収入も多いはずです。お金があるうちに不動産投資のような安定した収益を確保しておくことが安心して活動できるコツなのでしょうね。
また、失敗している人には
- 流行っているからという理由だけで始めてしまった
- 好調だからと物件を買いすぎた
- 家族の連帯保証人になってしまった
など様々な理由があります。堅実に計画を立てて不動産投資をすれば成功は夢ではありません。このように成功例や失敗例を知るだけでも成功の一歩になりますね。
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