【収入別】不動産投資を始める時のハードルを年収のランクでまとめてみた

「私年収が〇〇◯円です。不動産投資をしてみたいんですが可能ですか？」
先日お問い合わせいただいた、女性のお客様からいただいた質問です。

不動産投資をする上で、ご自身の年収や月収から開始できるか疑問に思う人、多いと思います。（実際年収や月収は、アパートローンなどを申請する金融機関の審査に大きく影響します。）

事実を言えば、誰でも不動産投資は始められます！ただし条件をクリアできればの話。

スタート地点の違いで大きく収益も変わるため、ご自身の年収や月収からどのように収益出るかは判断できます。

この記事から不動産投資で得られる収益のシミュレーションをしてください。

不動産投資は自己資金いくらから始めているのか

実際に皆さんは自己資金いくらから不動産投資を始めているのでしょうか？以下で説明していきます。

将来の資産形成のために不動産投資を始める人が多いと思います。不動産投資を始めるにあたって「物件を購入」しなければなりません。高額商品なのでいくら必要なの？となりますよね。

正直、自己資金は「ゼロ」からでも始めることができます。その反面、リスクは当然高くなります。

そのため、ある程度の自己資金を貯蓄してから始める方がほとんどです。

また、年収によって銀行からの融資額は変わります。あらかじめ自己資金を蓄えておくことはとても重要です。

目安としては、年収が500万円の人で300万円の自己資金でしょう。もちろん、これ以上貯金がある分に越したことはありません。用意してから始めることでリスク軽減ができます。

年収別の収入シミュレーションまとめ

年収別でどのような不動産投資ができるのか以下でシミュレーションしてみます。

年収500万円以下

一般的なサラリーマンの平均年収が400万円ほどなので、ほとんどの人がこの金額に当てはまると思います。これくらいの年収の人は「区分マンション」の投資から始めることをオススメします。

投資物件だと年収の10倍ほど多くて融資を金融機関から受けることが可能です。融資額は、投資物件の評価によっても変わってきます。
頭金を物件価格の2～3割あれば、5,000万円前後の1棟アパートを購入することも可能でしょう。ただ、あくまで投資なのでリスクや不安があると思います。そのため、区分マンションが無難と言えるでしょう。

区分でも家賃収入は得られます。そのため、初めての人は特に小さい物件から始めることをオススメします。これで、実際の不動産投資の流れや知識を得てみるのが良いでしょう。ワンルームであれば、都内でも500万円ほどで表面利回り10％以上で購入ができた例もあります。

年収500~800万円

年収が700万円ほどあれば「一棟アパート」を購入をすることができます。

年収が500万円以下だと一棟での不動産投資はリスクが凄く高くなります。ですが、700万円ほどあればリスクを軽減できるので一棟での不動産投資もありでしょう。最近では一棟アパートの売り出しも増えてきています。5000万円ほどの物件でも購入ができるでしょう。1億円規模の物件なら自己資金を頭金として3割くらい準備すれば可能ではないでしょうか。

しかし、不動産投資初心者であれば、やはり区分マンションから投資をしてみることをオススメします。一棟は高額なので、何かあった際にしっかりと対処できなければ大きな損失が出ます。そのため、区分マンションか、安めの物件を探して始めてみて下さい。

賃貸経営を続けて資金を増やしていけば、金融機関はそれを「実績」として認めてくれます。そうすると、融資が受けやすくなるので、投資をどんどん拡大していけます。そうすれば、資産形成が可能です。

しっかり金融機関への返済をしながら自己資金を貯蓄していきましょう。

年収800~1000万円

年収1000万円ほどになれば1000万円プレイヤーお言われているように、限られた人の年収です。ここまで収入が多ければ、不動産投資の幅も広がります。アパート一棟はもちろん、マンションの一棟を購入することも可能でしょう。これまで出来なかったようなことができるようになるということは、投資の可能性が広がるということです。

1憶円ほどの物件購入も可能なので、高利回りが期待できるでしょう。さらに、購入価格が高ければ収入も大きくなります。

それと同時に、資金を貯蓄でき、それがどんどん増えていけば、資産形成のスピードは速くなります。そのため、一棟の投資をスタートした後に、また次の物件を探していくやり方がオススメです。

物件探しをするために、信頼できる不動産会社を見つけてそこから「情報収集」をしましょう。購入の際は、頭金として3割は準備して残りを金融機関からの融資で賄うのが良いでしょう。なぜなら、トラブルが起きた際に全て融資で賄っていた場合の損失は大変です。そのため、自己資金があるに越したことはないです。

1800万円以上の人だと課税所得で収入の半分が税金として持っていかれます。そのため、手元に残る金額は少なくなります。必要経費として計上できる「減価償却費」の割合が大きい物件購入など、節税部分を意識して投資をしていくことをオススメします。

年収1000~2000万円

年収1000万円以上になれば、さらに選択肢が広がります。頭金2割ほどで、物件価格が2億円程度で利回りが9％程の1棟マンションを購入することが可能です。購入価格が大きければ大きいほど手取り収入も増えます。そうすれば次の投資に回せる自己資金も増えるので、資産形成のスピードも上がります。

一棟を購入して何年か運用した後、次の物件を購入して運用することをオススメします。

1800万円以上の人だと課税所得で収入の半分が税金として持っていかれます。そのため、手元に残る金額は少なくなります。必要経費として計上できる「減価償却費」の割合が大きい物件購入など、節税部分を意識して投資をしていくことをオススメします。

年収が違えど誰でも不動産投資は始められます

年収別で紹介していきましたが、規模が違えど誰でも始めることはできます。

なぜなら金融機関から融資を受けることでお金を借りれるからです。ただ、融資に頼りっきりだとリスクが大きくなるので、ある程度の頭金を用意しておくことをオススメします。