宮崎県で不動産投資を考えている人で、どの要素を見て決めればいいのかと悩んでいると思います。
宮崎県は晴れの日が多く、住み心地がいいこと、さらには有名な観光スポットが多いことから「日本のひなた」として注目が集まっています。
不動産投資において、利回りや家賃相場を見ることは当たり前ですが、地域特有の人口や人気エリア、観光スポットといったそれぞれの特徴も把握していることが重要になっています。
宮崎県にしかない特色を知ることで、どのエリアが人気で稼働率が高いかを理解しておくと確実な不動産投資に繋がるのです。
ここでは、家賃相場をはじめとした宮崎県の詳細な情報を紹介していきますので、この記事を見て一緒に失敗しない不動産投資を目指しましょう。
目次
1. 宮崎県の不動産投資情報
宮崎県の人口増減・賃貸の需要・利回りについて
宮崎県の総人口は平成12年を境に年々減少している傾向があります。
宮崎県全体でみると賃貸用住宅の空室率は15.9%となっていて、物件総数は少ないですが全国的に見ても空き家は少ない県になっていますので、賃貸物件に関する需要が高くなっています。
利回しは投資額に対して収益がいくらあるか知ることで預貯金・債券・株式といった金融資産を運用する場合に用いられます。
宮崎県では賃貸物件の利回りが10%を超えていて、高いところだと20%を超えています。
ただ、利回りは目安にしかならないのでいくらサイトに載っている利回り(表面利回り)が高くても、運用中の利回り(実質利回り)が低くなってしまうことも多いので気を付けてください。
宮崎県で不動産投資をおすすめする理由とは?
有効求人倍率は高水準になっている
宮崎県では賃金、労働時間、雇用において満足度が高いため有効求人倍率が高水準になっています。
賃金では、1人平均月間現金給与総額がおよそ226,000円と前年と比較すると2.0%増加しています。
労働時間ですが、1人平均月間総労働時間144時間となり、前年度と比較して1.3%減っているので労働時間が改善しています。
雇用に関しては、常用労働者数も同様に前年と比較した場合は、5.6%が増加しています。
どれも改善傾向となっているためか有効求人倍率が高水準になっていると考えられます。
通勤や通学にかかる時間が短くすむ
宮崎県の通勤や通学にかかる時間は平均すると17分~20分となっています。
都会は満員電車に乗らなければいけませんが、宮崎県ではゆとりある生活を送ることができます。
天気が年間を通じて、快晴の日数が多くて、日照時間も長い
意外にも、太陽が出ている時間と快晴の日がトップクラスに多いことが大きな特徴です。
一方で降水量が少ないかというとそうではなく平均並みです。水質も良いため、野菜や果物が美味しく育ちます。
水や野菜・果物の品質が良いため宮崎牛は美味しいのかもしれません。
子育てがしやすい
民間シンクタンクによると、宮崎県は「いい子どもが育つ都道府県ランキング」で堂々の2位を獲得しています。
その大きな理由は、乳幼児の医療費が無料、そして任意予防接種の助成が充実しているからです。
少子高齢化が進む中で子育てがしやすい環境を作ることはとても困難なことではありますが、少子高齢化を食い止めるには子育てをしやすい環境を作らなければいけません。
宮崎県は高齢化していますので、子育て対策に積極的に取り組んでいます。
物価が安い
宮崎県に住んで最初にまず思うことは物価が安いことです。
物価の安さが3年連続で全国1位になったこともあるほど物価が安いので、生活がしやすい環境であることが分かります。
2. 宮崎県はどんな所?
東京から宮崎へのアクセス方法
東京都から宮崎へは飛行機(LCC)と新幹線の2つの交通手段があります。
料金を比較すると飛行機だと約22,000円、新幹線だと約27,000円となっていますので、飛行機の方が安くなっています。
新幹線の場合福岡から乗り換えなくてはいけません。そう考えると飛行機の方がおすすめです。
宮崎県のおすすめスポット3選を紹介!
3位: 高千穂峡
阿曽算活動の火砕流によって五ヶ瀬川に沿って流れだし、急激に冷えたことでできた渓谷です。
高さ約17mの真名井の滝がシンボルで、作り出された崖は神秘的な景色を作り出しています。
日本の渓谷の中でも特に美しい渓谷で、天然記念物に指定されています。
宮崎県に観光することがありましたら是非一度行ってみてはいかがでしょうか?
2位:青島
対岸の青島海水浴場の利用客を含め、青島では毎年多くの観光客で賑わっている観光スポットです。
青島は1.5キロメートル小さな島の中に200種類を超える植物が生息しています。
1位:飫肥城址(おびじょう)跡
ここは日本の100名城にも選ばれている注目スポットで、江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。
中に入って記念撮影をすることもできるので思い出作りにもぴったりです。
3. 宮崎県の家賃の相場と人気のエリア
宮崎県の家賃の相場と人気のエリア
人気のエリアは上から順に宮崎市・延岡市・都上市・小林市・日向市となっています。家賃相場は1Kだと約3.3万円、1LDKで約5.4万円となります。
都心と比べると宮崎の1LDKと都心部の1Kでは断然都心部の1Kの方が高いです。
宮崎県の家賃の相場と人気の駅
人気の駅は上から順に宮崎駅・南宮崎駅・宮崎神宮駅・延岡駅・南延岡駅です。
宮崎県の家賃の相場は4万円前後となっていて、高くても5万円に届くところは無いのでかなり相場は低いです。
都心部では安い方で6~7万円ですので、とても住みやすい地域になっております。
4. 宮崎県で不動産投資をする注意ポイントと今後の見通しについて
宮崎県で不動産投資をする注意ポイント
不動産投資をするのであれば、賃貸需要があるエリアかどうかを把握しておくことが重要です。
それは知名度が高ければいいわけではなく、稼働率が高いことに注目しましょう。
例えば、近くに大学があったり工業団地があったりと稼働率が高い理由が必ずあります。
ほかにも県庁所在地である宮崎市では活性化する可能性もあることを頭に入れておきましょう
宮崎県の今後の見通し
益々少子高齢化が進んでいくと予想される
宮崎県では全国平均と比較するとおよそ5年早く高齢化が進行しているデータがあります。
県外に出ていく人数の方が多く、県内に残る人が少なく、宮崎県に入ってく人も少ないことが大きな要因です。
今後老人ホームなどの施設が増える可能性もあります。
宮崎県の今後の取り組み
宮崎県を今後より良いものにするために、地域の絆、安心と安全の強化、自然と共生していくことを発信していくことを強く意識して取り組むべきでしょう。
生き生きとした社会を、安心で暮らすことができる社会を、そして地域に展開することで安心して暮らせる社会を目指しています。
5. 宮崎県は不動産投資をする場合は物件を良く選ぼう
不動産投資に当たって、宮崎県の大きな特徴を述べてきましたがどうでしたか?
不動産投資はエリアによって大きく変わりますのでどのエリアの稼働率が良いか見極めることが大切です。
利回りを見ることも大切ですが、稼働率を重点的に見て確実な不動産投資を行いましょう。
今ならMIRAIMOを友達追加いただいた方にもれなく、
オリジナルのe-book「中古マンション購入チェックリスト」をプレゼント!