外壁塗装の相場を場所別に解説|見積もりの前に適正価格を知っておこう!

住宅を購入した皆さんの中には、今現在ローンを払っていたり、中にはローンをすでに払い終えた人もいることでしょう。

このローンの支払いの有無に関係なく、次に家を綺麗に保つ為に一定期間でメンテナンスをしなければいけません。

そこで今回は家の見た目に大きく関わる外壁塗装に関する事をお伝えしていきたいと思います。

 

不動産投資においても、適度に外壁塗装をすることで外観をきれいに保ち、入居者を惹きつけることは空室リスクを防ぐことにもつながります。

ただ、外壁塗装は多額の費用がかかってしまうため、きちんと外壁塗装の相場をチェックして値段に振り回されないような判断をできるようになりたいものです。

詳しくお伝えしますのでこの記事を参考にしてください。

1. 外壁塗装の相場とは?|適正価格をチェックしよう

まず外壁塗装の相場についてお話しさせていただきます。

塗料の種類によって価格は違いますが、基本的には価格が高ければ高いほど耐用年数は長く、持ちがいいです。

塗料一缶だけでも価格が大きく変化するので長期的に住む場合は耐久度の高い塗料を選び、短期間で住む場合は比較的耐久度の低い安い塗料にするというのも選択肢のひとつです。

ピュアアクリル・フッ素・無機は同じく15年以上耐久年数がありますがそれぞれ価格が違います。なぜ価格が違うのかを細かく説明していきます。

【ピュアアクリル】

  • 高い防水性
  • フッ素並の耐久性

【フッ素】

  • 汚れを弾きやすい
  • 酸性雨に強い
  • 汚れが落ちやすい
  • 紫外線に強い

【無機】

  • フッ素より耐久性がある
  • 雨で汚れが落ちる
  • ひび割れしやすいが、しっかり塗れば問題なし

上述のとおり、ピュアアクリル<フッ素<無機の順番で性能・価格が高くなります。

一番性能の良い無機塗料は、雨が降るたびに外壁表面に付いた汚れを一緒に洗い流すセルフクリーニング効果を持ち、また紫外線などの外部の影響も受けにくい高い耐候性を持つため、毎年雨で家が汚くなっていた梅雨の時期には家の外観は見違えるほど綺麗になるかもしれません。

相場を知るメリット|見積もり書の金額を判断する指標になる

相場を知るメリットとしては、適正価格を知ることで悪徳業者に騙されにないよう予防策を考えることができたり、より費用の安い会社をうまく利用できる可能性があります。

外壁塗装はかなりの費用が掛かってしまうので十分に調べておきましょう。

適当な会社だと見積書をごまかして書いている可能性があります。

見積書には塗料代や人件費など他にも詳しく記入されているのが普通ですが、怪しい会社だと見積書の内容が「など」「一式」といったくくりの大きい項目で記されており、詳細がわからないようになっています。

いくら塗装代の安い会社を見つけたとしても、質問時に詳しく教えてくれなかったり、ごまかしてくる会社があった場合は候補から外しましょう。

費用内訳|塗装代+人件費+足場代+利益

塗装には様々な場面で費用が発生しています。

項目 全体費用に対する割合 内訳
材料費 20% 材料費は塗装時に利用する消耗品などの費用になります。
足場 20% 塗装する場合には必ず足場が必要になります。足場は家が大きければ大きいほど必要になってきます。
人件費 30% 新人やベテランなどで費用が違う可能性があります。
その他 30% 交通費などがこちらに含まれます。

上記以外に何か必要になった場合などこちらの内訳が増えます。

費用の内訳は基本的にこのようになっています。会社によっては若干違う可能性がありますので事前に下調べをしておきましょう。

外壁塗装費用の計算方法

外壁面積が大きいほど費用が高くなります。計算方法としては

塗装の面積×塗装の平米単価です。

したがって、塗装の面積が広く無機などの塗料を塗る場合は価格がかなり高くなりますが、塗料面積が小さくアクリルなどの塗料の場合はかなりの低価格で抑える事ができます。

【注意】状態や仕様で費用は大きく変わる

これまでは価格の相場をお伝えしてきましたが、家の状態によって価格は大きく変わってしまう可能性があります。

例えば築年数がかなり経って、壁の状態が悪く外壁を2回塗らなければいけないケースの場合、2回塗った場所は2回分の費用が必要になってきます。

塗装が2回必要な場所を1回で済ませてしまうと、本来の耐久年数より早くダメになってしまう可能性があります。

見積もりよりも費用が高くなってしまう可能性があるので、外壁の状態によっては見積価格より少し多めに費用がかかってしまう事を予測しておきましょう。

2. 平米単価の相場|足場代・人件費

人件費は工事に関することに費用がかかります。

付帯塗装工事

  • 軒天      800~1,200円/平方メートル
  • 雨樋                         800~1,200円/平方メートル
  • 破風板                     650~1200円/平方メートル
  • 雨戸                         2,000~5,000円/平方メートル

足場|丸太・単管・枠組ほか

足場には種類が複数存在します。

足場 円/平方メートル
丸太足場 500~800
単管足場 600~800
枠組足場 1,000~1,500

このように枠組み足場だけが少し高いです。

飛散防止ネット

飛散防止ネットは塗装液などが周囲に飛び散らせない為に設置するものですが、家を囲む範囲が大きければ大きいほど費用が高くなります。

100~200円/平方メートル

基本的に飛散防止ネットはあまり高くありません。

足場代とは

足場代とは足場を組む時の費用になります。足場を組むのにも多くの時間と労力が必要になりますので家の大きさにより費用が増える可能性があります。

足場代の計算方法として、足場面積×平米単価(600~800円/平方メートル)になります。

ここに出てくる足場面積は(家の外周に+8メートル)×高さで計算することができます。

家の構造により足場が予想以上に必要になる可能性もありますので、注意しておきましょう。

洗浄|高圧洗浄、薬剤洗いほか

  • 高圧洗浄    100~300円/平方メートル

養生

  • 養成      250~400円/平方メートル

ケレン|1種〜4種

  • 1種 化学薬品
  • 2種 動力工具      約1,400円/平方メートル
  • 3種 ブラシやスポンジ  約500円/平方メートル
  • 4種 ペーパーやホウキ  約200円/平方メートル

シーリング(コーキング)|打ち替え・打ち増し

  • シーリング打ち替え    900~1,500円/平方メートル
  • シーリング増し打ち    500~1,000円/平方メートル

下地補修|クラック補修など

  • 下地調整 30,000円

下塗り|シーラー・微弾性フィラー

  • 下塗りリカバリー 2,000円/平方メートル

防水加工

  • 防水トップコート 一式67,000円

廃材処理費・現場管理費など

  • 廃材処理費等         10,000~30,000円
  • 現場管理費             30,000~50,000円

サイディング材|種類別の相場

サイディング材とは外壁素材の一種であり、セメント質と繊維質を主な原料とした壁です。

サイディング材 相場 円/平方メートル
窯業 4,000~6,000
金属 3,000~5,000
木質 2,000~3,000
樹脂 3,000~4,000

付帯塗装|シャッター・雨戸など

その他の相場表がこちらになります。

工事名 相場
雨戸塗装 1枚2,000~3,000円
シャッター塗装 1,000~3,000円/平方メートル
ベランダ等(鉄) 1,000~1,200円/平方メートル

3. 坪数での見積もり相場|20坪〜60坪

30坪を基準として費用相場が算出されています。

費用(万円)
20 50~
30 60~
40 90~
50 100~

4. 平米単価の相場|塗料代

塗料名 耐久年数 費用・一缶(円)
アクリル 約3〜5 5,000〜15,000
ウレタン 約5〜7 5,000〜20,000
シリコン 約7〜10 15,000〜40,000
ピュアアクリル 15〜 50,000〜70,000
フッ素 15〜 40,000〜100,000
無機 15〜 50,000〜120,000

5. 費用を計算してみよう|塗装面積・塗料価格

業者に塗装を頼む前に事前に軽く計算してみてはどうでしょうか?

恐らく予想以上の費用になってしまうので事前に計算して見積もりが出た時にその見積価格が適正であるのかどうか冷静に判断できるようにしておきましょう。

外壁塗装費用の計算方法

外壁塗装の計算方法は塗装の面積×塗装の平米単価です。

家の外壁の面積さえ知っていれば計算できます。

塗料価格の計算方法

塗料は一缶単位で計算しますので、必要な塗料の量(缶)×塗料の金額です。

6. 見積もりを出してみよう|おすすめシミュレーションサイト

少し時間がかかってしまいますが見積もりを出してみましょう。

  • 東京都
  • 築年数10年
  • 30坪
  • フッ素

合計金額1,666,182円です。

自動で計算してくれるサイトがありますので、計算が面倒でしたらサイトを有効活用しましょう。

 

このサイトでは、延べ床面積や階数、居住地、築年数など簡単な情報を入力するだけで塗装費用の概算がすぐにできます。

外壁.com  https://gaiheki-com.com/simulation/

ただし、あくまで参考程度にとどめ、気になったら業者に問い合わせて直接見積りを出してもらいましょう。

7. 見積もりは業者によって違う|相見積もりをとろう!

業者によって支払い基準や金額が異なる為、複数の業者に見積もりを取ってもらうのもひとつの手です。

安い業者に頼む事が望ましいことではありますが、見積書の詳細が不明確であったり、他の業者と比べて明らかに価格が低かった場合は何か疑うことも必要です。

極端に安い業者を選んでしまった場合手抜きであったり、しっかりと塗装をしてもらえない可能性があります。

そうなってしまえば、頑張って購入したマイホームが無残な姿になってしまうかもしれません。

複数社に見積もりを取って比較検討をして、価格は程よく良心的で、かつ実績や評判が良い業者を選ぶように心がけましょう!

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