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石川県で不動産投資するなら?|おすすめは金沢駅西新都心【金沢駅西口エリア】

石川県の都市と言えば、一番に思いつくのはやはり日本三大名園のひとつ兼六園のある金沢市。

現在、金沢市の中心部にある商業地域では、事務所需要が高く空室率も低いことから、商業地は全体的に地価が上昇基調にあります。

又、住宅地においても、金沢市を中心に周辺の野々市市及び津幡町を含めたエリアは、交通や生活の利便性が良く、人気の住宅街として商業地と同様に地価は上昇しています。

特に金沢市内では、金沢西新都心と言われる金沢駅西口エリアの開発が進んでおり、大手デベロッパーによりマンション供給が続くなど不動産投資をする上でも非常に魅力的なエリアと言えます。

しかし、一方で能登地方や加賀地方といった過疎化が進んでいるエリアにおいては、地価の下落が続いており、金沢市周辺とその他郊外において地価の二極化が進むことに。

やはり、こういった状況を踏まえると、石川県で不動産投資を行うなら金沢市、特に金沢駅西新都心エリアがおすすめです。

今回は、金沢市を中心に石川県ではどのように不動産投資をすれば良いかについてお話しします。
 

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1. 石川県の不動産投資情報

不動産投資を始める前に、まずは投資するエリアの情報収集が大切。

石川県で不動産投資を行うにあたって、人口の増減するエリア、賃貸需要の有無、投資利回りといった基本情報は押さえておく必要があります。

他にも、石川県の経済や雇用の状況、交通網の整備計画なども不動産投資におけるエリア選定においては把握しておきたいところ。

ここでは石川県の不動産投資情報とおすすめする理由についてお話しします。

基本データ|人口・賃貸需要・利回り

石川県の人口は、2018年2月末日現在において1,148,752人ですが2045年には947,918人となり、17.4%減少すると予測されています。

2018年8月1日現在の日本の人口は1億2,649万人で2045年には約2,000万人減少して1億642万人となり、約16%の減少になると考えると石川県の人口減少はほぼ全国平均並み。

それでも、他の地域同様に少子高齢化による人口減少は避けられないエリアと言えます。

賃貸需要においては、県庁所在地のある金沢市が賃貸需要は一番多く、賃貸物件の掲載数も全体の約66%を占めています。

金沢市の賃貸状況を見てみると、空室状況24,410(賃貸住宅空家) /99,480(借家)となっており、空室率は24.5%と非常に高い状況。

金沢市内の入居者の検索条件は、1R・1K・1LDKなどの単身者向けが70%を占め、2LDK以上のファミリーは30%と単身者需要が多いエリアと言えます。

石川県内の不動産投資における利回りについては、区分マンションでは8%~15%前後を中心に30%以上の物件もあります。

一棟新築アパートは7%台~9%、一棟中古アパートは13%以上、一棟中古マンションは6%台~10%。

(参照;LIFULL HOME’S 不動産投資  見える!賃貸経営 https://toushi.homes.co.jp/owner/)

石川県での不動産投資をおすすめできるワケ3つ

石川県の中心部は金沢市ですが、2015年に北陸新幹線が金沢市まで延伸され、首都圏との距離も一気に縮まりました。

それに伴って金沢市内の開発は進んでおり、郊外から都市部への流入は加速しています。

更に、石川県には大学が多く、特に金沢市内に大学が集中しているので、不動産投資を行うにあたって学生の賃貸ニーズを把握することも重要。

石川県で不動産投資をする上では、金沢市を中心に考える必要があります。

他にも野々市市やかほく市は住環境が良く、全国約800都市を比較する住みやすさランキングでは毎年上位20位に入っています。

ここでは、石川県で不動産投資をおすすめできるワケについてお話いたします。

①交流基盤整備|北陸新幹線

2015年3月14日に北陸新幹線が金沢駅まで延伸したことで、観光需要が高まり、現在はホテルの建設ラッシュが進んでいます。

北陸新幹線は、上信越・北陸を経由して東京と大阪を繋ぐ計画となっており、2024年末には金沢駅から敦賀駅が開通予定。

敦賀駅から大阪市を繋ぐルートについては、色々と議論されましたが、小浜市付近、京都駅を経由し新大阪駅に至るルート(小浜・京都ルート)が正式に決定しています。

又、金沢市内は渋滞緩和の為、外環状道路(海側幹線)や外環状道路(山側幹線)の整備が行われ、市内のバスルートの構築などマイカーを使わなくても移動できる都市づくりが進められています。

②住みやすい|2024年住みよさランキング4位

石川県内は、東洋経済新報社が毎年発表している2024年の全国住みよさランキングでかほく市が4位、野々市市が5位を獲得しています。

住みよさとは

  • 安心
  • 利便
  • 富裕
  • 住居水準充実

のカテゴリーにランクを付けたものです。全国のランキングですから、かなり住みやすいことがうかがえます。

③大学周辺|学生・関係者からの需要あり

金沢市内には、国立大学である金沢大学を初め、私立大学でも金沢学院大学、北陸大学、北陸学院大学など多数の大学があります。

やはり、不動産投資を行うにあたっては、大学在学中の4年間住んでくれる学生の需要は重要。

更に、大学があることで、大学の教授や教員を初め、事務関係や施設管理といった大学関係者の賃貸需要も見込めます。

2. 石川県はこんなところ|観光データ

北陸新幹線が金沢市まで延伸されたことで、金沢市は観光スポットとして一気に注目を浴びることになりました。

石川県には、金沢市の兼六園や成巽閣といった有名な観光スポットだけでなく、能登、白山、加賀の各エリアにも注目のスポットがたくさんあります。

そのため、金沢市では積極的にホテルの誘致を行っており、金沢駅西口エリアでは2023年6月にはインターナショナルブランドホテル(仮称)が開業を予定しており、大手デベロッパーの大京が高級分譲レジデンスの建設を決めるなど開発が進んでいます。

東京からのアクセス

東京から石川県に行くには、やはり東京駅-金沢駅間の北陸新幹線を利用するのが便利です。

北陸新幹線を使えば、東京駅から金沢駅まで最短2時間30分程度で到着できます。

他の交通機関としては、羽田空港-小松空港(約1時間)+小松空港-金沢駅(約30分)の飛行機や高速バスなども利用が可能です。

石川県の観光スポット3選

最近では、外国人観光客が増えるなどホテル建設ラッシュが続く石川県。

石川県の観光スポットには、金沢市の日本三大名園のひとつ兼六園や国の重要文化財の成巽閣、金沢城公園がありますが、他にも七尾市能登島向田町には世界各国のガラス作品の展示が見られる「石川県能登島ガラス美術館」などがあります。

その中から厳選した石川県の観光スポット3選をご紹介します。

①兼六園

石川県の観光スポットにおいて不動の一番人気と言えばやはり金沢市にある兼六園。

江戸時代の代表的な回遊池泉式庭園であり、百万石前田家のものとして造られた特別名勝に指定されており、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに、日本三名園の一つとして毎年多くの観光客が訪れます。

兼六園の名前は、宋代の詩人・李格非が書いた「洛陽名園記」に由来しており、宏大・幽邃(ゆうすい)・人力・蒼古・水泉・眺望の六つを兼ね備える名園として名づけられたと言い伝えられています。

金沢城公園

兼六園に行くなら一緒に立ち寄りたいのが金沢城公園。

金沢城は元々加賀藩の居城でしたが、その城址(じょうし)を整備して金沢城公園が作られました。

桜の名所としても知られており、春になると金沢城公園内は桜の花が咲き乱れ、優美な空間を演出します。

③千里浜なぎさドライブウェイ

ちょっと変わった体験をしたい人におすすめなのが、日本で唯一普通の車が砂浜を走れる千里なぎさドライブウェイ。

石川県でも有数の景勝地として知られ、全長約8kmの砂浜を疾走しながら眺める景色は最高です。

特に空が明るくなる夜明け直前は、砂浜が幻想的な雰囲気を醸し出し、その美しさは何物にも代えられません。

3. 石川県の賃貸データ|賃貸需要を知って投資に役立てる

石川県の賃貸需要については、金沢市の賃貸物件が石川県内の掲載物件の約66%ほどを占めているように、金沢市内に一極集中していると言えます。

中でも、金沢市内は大学や大手企業の事務所が多いことから、学生や単身赴任者も賃貸需要が多いので、単身向けのシェア率が高く、掲載物件の約7割を占めています。

ファミリー向けでも金沢市の賃貸需要は高いですが、他にも野々市市や小松市なども人気です。

ここでは、石川県で単身向け、ファミリー向けの不動産投資に向いている人気のエリアについてお話しします。

家賃相場

金沢市内の単身向け、ファミリー向けの家賃相場について以下の表にまとめました。

金沢市内の単身向け家賃相場

ワンルーム 1K 1DK
駅徒歩10分以内 48,500円 46,300円 56,300円
駅徒歩10分以上 42,600円 39,700円 40,900円

金沢市内のファミリー向け家賃相場

1LDK 2LDK 3LDK
駅徒歩10分以内 74,800円 76,600円 88,600円
駅徒歩10分以上 65,300円 72,700円 94,900円

単身者向け人気エリア

単身者向けに人気のエリアは、1位が金沢市、2位が野々市市、3位が小松市となっていますが、単身者向けの賃貸需要のほとんどが金沢市内。

そのため人気の駅は、1位は金沢駅、2位は西金沢駅、3位は野々市駅と金沢市内が上位を占めています。

中でも、賃貸需要のほとんどは金沢駅周辺に集中しており、単身者向けの人気エリアはやはり金沢駅周辺と言えます。

ファミリー向け人気エリア

ファミリー向けに人気のエリアも単身者同様、1位が金沢市、2位が野々市市、3位が小松市となっており、

人気の駅も、1位は金沢駅、2位は西金沢駅、3位は野々市駅と不動の順位となっています。

しかし、ファミリーに関しては、金沢駅の2LDK家賃相場が11.37万円と高く、2位の西金沢駅では同じ2LDKの家賃相場が8.86万円と割安なこともあり、西金沢駅は金沢駅に続く人気のエリアと言えます。

(参照:不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’S>賃貸>石川県>>石川県の家賃相場 https://www.homes.co.jp/chintai/ishikawa/city/price/

4. 石川県での不動産投資戦略と今後の展望

石川県で不動産投資するなら?|おすすめは金沢駅西新都心【金沢駅西口エリア】

では、石川県で不動産投資を行うには、どういったポイントに注意し、戦略を立てればいいのでしょうか。

石川県で不動産投資する上でおすすめのエリアはやはり金沢市内。

しかし、金沢市内でも地価の差は激しく、投資エリアを間違えると不動産投資に失敗する可能性も。

石川県の今後の取り組むや動向を踏まえて、不動産投資戦略を立てる必要があります。

石川県での不動産投資の注意ポイント

石川県では、やはり商業エリア、居住エリアともに金沢市内、特に金沢駅が中心になっています。

現在では、北陸新幹線が金沢駅まで延伸したことで、金沢駅西新都心エリアの開発が進んでおり、不動産投資先として注目を浴びています。

2023年には、北陸新幹線が敦賀まで延伸され、更にその先は京都、大阪へ。

そうなると関東だけでなく、関西からも金沢を訪れやすくなり、観光客も今以上に訪れることが予想されます。

しかし、金沢市内でもエリアによって地価の差は激しく、金沢市内だからどこに投資しても大丈夫ということはありません。

やはり、北陸新幹線の金沢駅の延伸で恩恵を受けているのは周辺エリアのみで、距離が離れると地価が下落しているエリアも。

石川県で不動産投資を行う上では、こういった状況も踏まえて投資先を検討する必要がありますね。

金沢市でも地価の差は激しい

やはり、金沢市内でも金沢駅周辺とその他のエリアでは地価の差は激しいです。

2018年度の公示価格では、金沢駅の南エリアで兼六園も近い「香林坊・片町地区」が平均151万743円/坪で前年比+5.09%、「金沢駅エリア」が平均101万9,008円/坪で前年比+6.68%と高い上昇率を記録。

しかし、金沢駅から西側に離れた「西金沢エリア」では、平均22万2809円/坪で前年比-0.2%、北側の日本海沿いにある「粟ヶ崎エリア」では平均8万9256円/坪で前年比―0.74%と下落しているエリアも。

「香林坊・片町地区」と「金沢駅エリア」では平均坪単価は100万円を越えますが、その他のエリアでは、坪単価10万円台~30万円台と地価に大きな差があると言えます。

石川県で不動産投資をするなら|金沢駅西新都心

金沢駅西新都心エリアとは、石川県道60号金沢田鶴浜線を中心とした金沢駅から金沢港周辺を指します。

金沢駅西新都心開発事業は、6つの土地区画整理事業から成り立っており、2023年には外資系ホテル「ハイアットセントリック金沢」などが開業が予定されるなど、新しい商業ビルやホテルの建設が続いています。

開発が進むにしたがって、周辺エリアの地価は上昇し、賃貸需要も高まる傾向にあるので、やはり、石川県で不動産投資をするなら金沢駅西新都心をおいて他にはありません。

今後の石川県はどうなっていく?|課題と展望

石川県では、北陸新幹線の金沢駅までの延伸による観光客の増加や商業エリアの開発により、地域は活性化する方向に進んでいると言えます。

又、2024年には北陸新幹線が敦賀まで延伸されるといった明るいニュースもあり、将来的には石川県、特に金沢市は、北陸の中心都市となり、更なる発展が期待できます。

しかし、石川県も他の地方都市と同様に少子高齢化問題を抱えています。

石川県では、こういった課題に対してどういった取り組みを行っているのでしょうか。

石川県の課題|高齢化

石川県では、少子高齢化が進んでおり、2018年2月末日現在において約114万人いる人口は、2060年には約79万人にまで減少すると予想されています。

石川県の高齢化率は、2015年現在で27.9%と全国平均の26.6%を上回っており、高齢化率が高いと言えます。

そのため、石川県では、早くから「いしかわ子ども総合条例」や「いしかわエンゼルプラン」といった子育て支援を行っており、子供を産みやすい環境づくりに努めています。

2024年|北陸新幹線敦賀延伸

北陸新幹線の金沢駅から敦賀駅までの延伸工事ですが、2024年に開業を予定しており、2023年11月現在では用地買収率93%、工事着手率96%まで進んでいます。

※用地買収率は買収済面積÷要買収面積、工事着手率は着工延長÷工事延長

金沢-敦賀間が2024年に無事開通すれば、次はいよいよ京都、大阪です。

新大阪-金沢-東京が北陸経由で結ばれれば、新たなネットワークが構築され、金沢駅の重要性は高まります。

5. 石川県で不動産投資をするなら金沢駅西新都心エリア

石川県では、開発が進む金沢駅西新都心エリアが不動産投資先として将来有望と言えます。

2105年に北陸新幹線が金沢駅まで延伸したことで、金沢駅西新都心エリアの開発は加速し、商業ビルやホテルの建設ラッシュは続いています。

それにともなって観光客は増加し、企業の誘致も進んでいます。

そのため、金沢駅西新都心エリアの地価は上昇を続け、2018年には金沢駅周辺の平均坪単価は100万円を越えました。

今後も、北陸新幹線が2024年に敦賀-金沢間、2046年には敦賀-新大阪間が開通が予定されており、金沢市は関西からも関東からもアクセスの良い場所として将来北陸の中心都市となるでしょう。

石川県で不動産投資をするなら将来性のある金沢市内、特に金沢駅西新都心エリアがおすすめです。
 

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