九州での不動産投資を考えている人の多くはまず最初に福岡県に目を向ける人が多いと思いますが、実はお隣にある佐賀県は穴場なんですよ。
佐賀県は総面積も比較的小さな県ではありますが、福岡からのアクセスも良く、多くの観光客が訪れるエリアでもあるのです。
もしかしたら、博多への旅行ついでに、佐賀まで足をのばしてみたことがある人は多いのではないでしょうか。
今回は佐賀県で不動産投資を考えている人のために、佐賀県の魅力をたっぷりご紹介します。
佐賀県の不動産概況からおすすめ観光スポットなど、お役立ち情報を集めましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
1. 佐賀県の不動産投資情報
佐賀県の賃貸需要
佐賀県は人口減少が進んでいますが、賃貸の空室率が15.7%と、かなり低い数字となっています。
東京都の空室率が14.5%ですから、それほど変わらない空室率で魅力的ですね。
そもそも佐賀県内における賃貸住宅の総戸数が少ないので空室率が低いということもありますが、不動産投資においては大きなメリットになるでしょう。
佐賀県で不動産投資がおすすめの理由について
有効求人倍率は高水準になっている
佐賀県内の有効求人倍率は高い水準で推移しており、雇用においては安定しています。
新規求人数より新規求職者数が下回っており、人手不足の企業が多くあります。この傾向はまだ続くでしょう。
不動産の取得価格が安い
佐賀県は不動産の物件価格がとにかく安いんですよ。
市内中心部であっても、驚きの価格で一戸建てが手に入れられるとあり、不動産投資には魅力的。全国的に見ても住宅地の平均取得価格は、第4位の安さなのです。
発展途上である
東京などの首都圏と比べると、地方の一都市である佐賀県はどうしても活気が少ないかもしれません。
しかし地方といっても、若者を中心にカフェやクラブに人々が集うのは東京と同じ。規模は小さいものの、やはり刺激を求めて社交の場は人気を博しています。
このように人が集まるところでは、まだまだビジネスチャンスの可能性も。
人が手掛けていないようなジャンルであれば、伸びしろ十分なので、逆に東京よりもいいかもしれませんね。
子育てしながら働く環境がある
佐賀県は子育て環境が充実しています。ある調査によると、働きながら子育てできる環境において佐賀県が全国第3位となっています。
ワーキングママを支える環境が整っているのが佐賀県なんです。子どもがいても安心して働けるというのは、暮らしやすさにもつながるので、とても重要なポイントですね。
2. 佐賀県はどんな場所?
東京から佐賀へのアクセス方法
東京から佐賀へ行くには、飛行機か新幹線になります。
飛行機なら約2時間程度で佐賀空港へ到着。新幹線の場合は、博多駅まで行き、そこからは在来線に乗りかえが必要です。
佐賀県のおすすめ観光地3選を紹介!
3位:虹の松原
佐賀県を訪れたら、ぜひ虹の松原まで足を運んでください。
ここは唐津湾の海岸沿いに、長さ約4.5kmに渡り100万本以上のクロマツが茂っています。
松原といえば、三保の松原、気比の松原があり、ここ虹の松原を合わせて、日本3大松原と呼ばれ、国の名勝地となっています。
2位:吉野ヶ里歴史公園
歴史の教科書でお馴染みの吉野ケ里遺跡は、こちら佐賀県にあります。
弥生時代の遺跡として、国の特別史跡にも指定されています。
弥生時代の人々の暮らしを見ることができ、当時のものを復元展示したものも多くあり、見ごたえ十分。
高床住居も見れるので、ぜひシャッターにおさめておきたいですね。
1位:嬉野温泉
九州にはたくさんの温泉がありますが、佐賀県の嬉野温泉は江戸時代に栄えた宿場町として、長い歴史のある温泉。
こちらはナトリウムが多く含まれる泉質で、日本三大美肌の湯ともいわれています。
こちらの温泉に入ると、お肌がツルツルになるとあり、女性にも大人気の温泉ですよ。
3. 佐賀県の家賃の相場とおすすめの不動産投資エリア
佐賀県の家賃の相場とおすすめのエリア
佐賀県で不動産投資をする場合は、佐賀市と鳥栖市がおすすめです。
いずれも佐賀県内の中心部にあたり、人口も多いエリアなので、賃貸経営に向いているでしょう。
このエリアのワンルームの平均的家賃相場は、5万円台となっています。
また3LDKの場合では、10万円前後となっています。
佐賀県の家賃の相場とおすすめの駅
佐賀県でおすすめの駅は、佐賀駅・鳥栖駅・鍋島駅などです。
このエリアのワンルームの平均的家賃相場は、5万円台で、3LDKの場合では、9万円から10万円程度となっています。
4. 佐賀県で不動産投資をする時の注意点と今後の見通しについて
佐賀県で不動産投資する時の注意ポイント
佐賀県で不動産投資をしようとする場合は、どこの銀行でローンを組むかというのが大きなポイントになるでしょう。
メガバンク・地方銀行・信用組合など、数ある金融機関の中から一番良い条件のところを利用しなければなりません。
これは佐賀県に特化した話ではありませんが、いくら優良物件であっても銀行によって評価が異なるので、最適なところを見つけましょう。
佐賀県の今後の見通し
少子高齢化が進むと予想される
佐賀県の少子高齢化は全国的に見て、かなりのハイペースで進行しています。とくに少子化よりも高齢化が早く進んでいます。
また若者の流出はかなり超過しており、進学や就職を迎える若者は、かなりの割合で佐賀県を離れているのが深刻な問題になっています。
これは男女を問わず顕著な傾向が見られます。
とくに若者が就職にあたり佐賀県を離れていく理由の一つに、県内の大卒者の就職先が足りていないことが大きな原因となっています。
圧倒的に大卒の就職先割合が低いので、若者の転出超過を防げない根本的な問題となっています。
一方で、少子化については全国的に見ると低下率がゆるやかになっています。
しかし若者の転出超過が続く傾向からみると、少子化についても後を追い今後増加していく可能性も十分あるでしょう。
佐賀県で不動産投資をする場合は、人口の集中しているところがおすすめです。
現在は空き家率は低いが今後拡大することが予想される
佐賀県の空き家率は、今のところまだそれほど高くはありません。
しかしこれから人口減少が進んでいくと、当然土地や建物の需要も低くなっていくので、空き家率も高くなっていくのではないかと思われます。
そのため空き家対策というのは、佐賀県にとって重要な課題となっていくでしょう。
これからの新たなまちづくりとして市街化を進めていくのではなく、現存する空き家や空き地をいかに活用していくかという視点で、町づくりをすすめていく必要があるでしょう。
特に公共交通などの交通インフラの整備は急務で、地域に合ったものへと変えていくことが、空き家率の改善にも繋がっていきます。
町全体から取り組んでいく事が重要でしょう。
高齢者が増える事により社会保障費の増額が著しい
先ほどもご説明した通り、佐賀県の高齢化は全国平均を上回るペースで増加しています。
すると介護保険や高齢者医療保険の給付も増えていくので、行政における社会保障費負担が増加していきます。
こうした高齢者の社会保障費をまかなう若年層が、佐賀県では流出していることを考えると、行政のひずみは進行していくと言わざるをえないでしょう。
また佐賀県に限った話ではありませんが、非正規雇用率も高く、また生活保護世帯も増加をたどっています。
雇用環境の改善などの取り組みも行っていかなければならないでしょう。
佐賀県の取り組み
こうした問題に対する佐賀県の取り組みとして期待したいのは、雇用環境の改善でしょう。
若者の流出を防ぎ、社会保障費を支えてもらうためにも、できるだけ多くの正規雇用で働ける環境が必要です。
若者はもちろんですが、子育て中の女性、障害のある方、高齢者なども含めて、さまざまな人が就業できるようなまちづくりを進めていく事が急務ではないでしょうか。
そういうまちづくりが進んでいけば、不動産投資も期待できますね。
5. 安く不動産を手に入れられるのが佐賀県!
佐賀県は九州の小さな地方都市ではありますが、博多にも比較的近く空港もあるので、交通の利便性は良いエリアです。
また佐賀県は不動産取得価格が全国的に見て安いというのは、不動産投資においては大きなメリットになるでしょう。
人口減少問題は深刻な問題ではありますが、今後行政の取り組みが進んでいけば、人気のある佐賀市や鳥栖市での賃貸経営は魅力的ではないでしょうか。
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