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2024年度 銀行総資産 世界ランキングTOP10|日本はランクインしているか?

みなさんは銀行の世界ランキングを見たことはありますか?

最近では銀行の海外進出が当たり前のようになっていて、日本国内にいても、海外の銀行を目にすることもあるのではないかと思います。

また中には海外の銀行口座を持っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

インターネットのおかげもあり、世界の金融機関が身近なものとなっているという側面もあるかと思います。

銀行といっても、それぞれ経営方針が違い、投資に力を入れている銀行から、個人に力を入れている銀行などさまざま。

素人は投資に積極的な銀行が資産額が大きいように思いがちですが、そうとは限りません。

今回は2024年度の銀行総資産世界ランキングTOP10をご紹介!

上位にランクインしているのはどこの国の銀行?また日本のあのメガバンクは入っているのか注目してみましょう。

2024年度 銀行総資産 世界ランキング TOP10|日本はランクインしているのか?

今回ご紹介するランキングの中には、日本の三大メガバンクの一つ、三菱UFJフィナンシャル・グループが入っています。

三菱UFJフィナンシャル・グループは国内最大規模なので、当然といえば当然かもしれません。残りの二つ、みずほファイナンシャルグループと三井住友ファイナンシャルグループは、残念ながらトップ10には入っていませんでした。

ところがもう一つ日本を代表する銀行としてゆうちょ銀行の存在も忘れてはいけません。

今回はTOP10入りしていませんが、なんとTOP20に入っていました。ゆうちょ銀行が上位に入っているとは、意外な結果ですね。

今回は世界ランキングということで、世界の金融市場をリードする銀行が名を連ねます。それでは早速世界ランキングを見てみましょう。

10位:ウェルズ・ファーゴ(アメリカ)

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世界ランキング10位のウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo & Co.)は本社がカリフォルニア州サンフランシスコ。

西海岸を中心に運営している銀行で、全米最大の支店数をもつ銀行です。

ウェルズ・ファーゴの詳細について

アメリカを代表する金融機関の一つとして、巨額の資産を持つことで有名です。

アメリカの大手銀行が投資部門に力を入れる一方、リテール部門を中心に業績を伸ばしてきた銀行。総資産額は日本円で約210兆3700億円。

ウェルズ・ファーゴの公式サイト

9位:バンク・オブ・アメリカ(アメリカ)

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世界ランキング9位のバンク・オブ・アメリカ(Bank of America Corporation)の本社はノースカロライナ州のシャーロット市。

よくアメリカの中央銀行と間違えられるが、中央銀行ではありません

ちなみにアメリカの中央銀行は「Federal Reserve Board」(連邦準備制度理事会)と呼ばれ、通称FRBと呼ばれています。

日本の日銀のように、「銀行」という名称がつかない中央銀行というのは、珍しいですね。

バンク・オブ・アメリカの詳細について

ネーションズバンクがバンクアメリカを合併したことによってできた巨大銀行です。2009年にはメリルリンチをグループ傘下におさめ、全米最大の金融機関になっています。総資産額は日本円で約238兆7100億円。

バンク・オブ・アメリカの公式サイト

8位:BNPパリバ(フランス)

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世界ランキング8位のBNPパリバ(BNP Paribas S.A.)は、ヨーロッパで総資産額最大の巨大銀行です。

本社はパリ9区。2000年にパリ国立銀行とパリバが合併して誕生しました。

BNPパリバの詳細について

世界87カ国に拠点を持ち、フランス国内だけでも2,000を超える支店があります。

顧客数・取引会社においてもヨーロッパ最大の金融機関としてヨーロッパ経済を支えています。総資産額は日本円で約238兆7100億円。

BNPパリバの公式サイト

7位:HSBC(イギリス)

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世界ランキング7位のHSBCは、イギリスで最大の銀行として、本社をロンドンのカナリー・ワーフに置いています。

もともとは、香港で設立された香港上海銀行から引き継がれてできたのがHSBCです。

HSBCの詳細について

イギリスだけでなく、香港を中心としたアジアでも経営を行う銀行。世界87か国に進出しています。

香港では香港ドルの発券銀行でした。総資産額は日本円で約258兆3300億円。

HSBCの公式サイト

6位:JPモルガン・チェース(アメリカ)

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世界ランキング6位のJPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.)は本社ニューヨーク州。

JPモルガン・チェース銀行(JPMorgan Chase Bank, N.A.)、JPモルガン(J.P. Morgan)などを傘下に入れています。

JPモルガン・チェースの詳細について

JPモルガン・チェース銀行では法人を対象とした商業業務を、一方JPモルガンでは投資業務をそれぞれが担う形で経営されています。

ヘッジファンドは全米最大規模です。総資産額は日本円で約271兆4100億円。

JPモルガン・チェースの公式サイト

5位:三菱UFJフィナンシャル・グループ(日本)

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世界ランキング5位の三菱UFJフィナンシャル・グループ(Mitsubishi UFJ Financial Group, Inc. 、略称: MUFG)は、日本国内最大規模の金融機関

3大メガバンクをリードする巨大金融グループとして、海外にも積極的に進出しています。

三菱UFJフィナンシャル・グループの詳細について

三菱UFJフィナンシャル・グループは、三菱UFJ銀行・三菱UFJ信託銀行・三菱UFJ証券ホールディングス・三菱UFJリース・三菱UFJニコスがグループ経営の主軸となっています。

総資産額は日本円で約282兆3100億円。2024年4月に「三菱東京UFJ銀行」が「三菱UFJ銀行」に名称変更しています。

三菱UFJフィナンシャル・グループの公式サイト

4位:中国銀行(中国)

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世界ランキング4位の中国銀行(Bank of China)は、本社が北京市にある中国国内で3番目の規模

よく中国の中央銀行と間違えられますが、中国の中央銀行は中国人民銀行です。

中国銀行の詳細について

中国銀行は日本でも東京や大阪を中心に、支店をもっています。

中国の四大国有銀行として事業展開しています。ちなみに日本の銀行にも中国銀行というのがありますが、別会社です。総資産額は日本円で約283兆4000億円。

中国銀行の公式サイト

3位:中国農業銀行(中国)

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世界ランキング3位の中国農業銀行(Agricultural Bank of China Ltd.)は、本社が北京市。

中国全土に支店をおき、さらに全国31の省、大連、青島などには直轄の銀行をもっています。

中国農業銀行の詳細について

中国全土に店舗を広げ、支店数は中国最大

また海外進出も活発で、東京・ニューヨーク・シンガポーをはじめ、多くの支店を設置。こちらも中国の四大国有銀行の一つ。総資産額は日本円で約307兆3800億円。

中国農業銀行の公式サイト

2位:中国建設銀行(中国)

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世界ランキング2位の中国建設銀行(China Construction Bank)は、中国国内に38の分行、さらに支店数は2万店舗以上、ATMは1万台以上を展開する巨大銀行で、中国の四大国有銀行の一つ。

中国建設銀行の詳細について

1954年に中国人民建設銀行として設立され、その後は国の政策部分を除き商業部門を専門とする現行の銀行へと変わりました。

四大国有銀行としては、初めて香港証券取引所に上場しています。総資産額は日本円で約329兆1800億円。

中国建設銀行の公式サイト

1位:中国工商銀行(中国)

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堂々の世界ランキング1位は、中国工商銀行(Industrial and Commercial Bank of China Limited)。

本社は北京市で、略称はICBC。中国の四大国有銀行のトップです。

中国工商銀行の詳細について

中国工商銀行の総資産額は日本円で約378兆2300億円、営業益は約6,000億人民元で、世界最大の銀行です。

1984年に設立され、国内外の支店数は、17,000店舗超。ATM設置台数は約2万台、従業員は、42万人以上と、なにもかもが桁違いとなっています。

中国工商銀行の公式サイト

世界総資産ランキングで日本がTOP10入り!上位は中国の銀行が占めている!

今回の世界ランキングはいかがでしたか。

中国の銀行が上位を独占していたのは、予想通りでしたか?

中国はアメリカやヨーロッパの名だたる銀行をおさえて、圧倒的な資産額を抱えチャイナマネーの威力を見せつけているようです。

今回6位にランクインしたアメリカのJPモルガン・チェースと、1位の中国工商銀行を比較すると、約100兆円もの差があるというのは驚きですよね。

 

しかし一方で、中国といえば経済成長の減速の懸念が払拭されていません。

実際にGDPを見ても明らかで、経済成長率の鈍化に目が行きます。

中国国内では不良債権も増えているので、銀行は引き締めを余儀なくされるでしょう。

それでも中国の銀行の収入は世界トップレベル。今後日本や欧米の銀行が追い抜かすのか、それともこのまま差が開き続けるのか、ますます金融市場に注目です。

また日本の三菱UFJフィナンシャル・グループが5位に入っているというのは大躍進ですね。

アメリカのJPモルガンをもおさえて上位に入っているのはすごいです。

日本の銀行は再編がすすみ、メガバンクを始め続々銀行の経営統合が進んでいます。

この流れで、三菱UFJフィナンシャル・グループといったメガバンクがさらに大きくなる可能性もありそうで、日本国内の銀行業界にも目が離せません。

 

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