シェアハウス投資向け融資だけではない、スルガ銀行の審査提出書類の不正問題

シェアハウス問題において、そのほとんどの融資を行っていたスルガ銀行へ金融庁の立ち入り検査に入ったところ、他の中古マンション投資向けの融資でも同様の改ざんが発覚。

スルガ銀行へ提出された購入者の「預金通帳」「源泉徴収票」など審査書類において、仲介を担当した不動産業者らによって預金残高や年収の水増しなどの不正が常態化していたようです。

不動産業者の書類改ざんは常態化?

スマートデイズが運営するシェアハウス「かぼちゃの馬車」のサブリース賃料の支払いが1月に停止されました。シェアハウスの購入者らは収入がなくなり銀行への返済に行き詰まったことが大問題に。

シェアハウス投資はの融資はスルガ銀行の横浜にある支店でほとんどが行われており、その融資の多くで融資条件に見合うように審査書類の改ざんされていることが発覚。

同行の役員が関与している疑いがあるとのことで金融庁が緊急立ち入り検査を実施しました。

その過程で同行が得意としている地方の中古マンション投資でも、同様の審査書類の改ざんが見られたことが問題視されています。

不正の内容とは

スルガ銀行では、他の銀行が融資を行わない地方の中古一棟RCマンションへの融資を積極的に行っています。

全国各地で多くの不動産業者がこの融資を使って高属性のサラリーマンや医師らに物件を販売。

1棟あたり1億~2億円台の物件に対して、スルガ銀行は物件価格の約9割を金利は4%前後、30年から35年で融資しているケースが多いです。

不動産業者は、顧客から預かった預金通帳や源泉徴収票をスルガ銀行の融資条件に合うように改ざんする不正を行い、通常審査が通らない顧客が融資を受けることに

 

他にも、スルガ銀行では通常物件価格の9割しか融資が出ない為、

不動産業者は銀行提出用に実際の不動産価格より高い価格の売買契約書を作成する「書き上げ」といった改ざんで物件価格と同額の融資を引き出すケースや入居者の賃料を改ざんし家賃収入を多く見せるケースもあります。

スルガ銀行の関与は

実際に多くの不動産業者が審査書類の改ざんを行っており、スルガ銀行の審査体制を問題視され、行員の関与が疑われています。

スルガ銀行は、地方の中古一棟RCマンション投資向け融資について「個人の資産形成の一つとして取り組んでいるが、特別に注力した事実はない」とし、不正については、「業者による賃料改ざんにより融資が実行されたことは遺憾で、一層のチェックを徹底していく」とコメントしており、現時点では行員の関与はないとしています。

朝日新聞 2018年4月17日:中古マンション投資でも不正続発 スルガ銀融資に絡み

https://digital.asahi.com/articles/ASL4D3VGDL4DUUPI001.html?rm=452#Continuation

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